FASHION

はまじのおしゃれへのラブレター♡

新たなデニムとの付き合い方が見えてきました

【浜島直子さん連載】vol.4「頼りにしてます! “普通じゃない”デニム」

  • 浜島直子

2025.03.02

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Hamaji’s Love Letter

はまじのおしゃれへのラブレター♡

vol.

4

「頼りにしてます! “普通じゃない”デニム」

子育てベースだったおしゃれも一段落し、ママとしての生活も第2ステージに入ったはまじ。再び、“自分軸メイン”のおしゃれを楽しめるようになった今、新たなデニムとの付き合い方が見えてきました。

Brand: HAIKURE

今、一番頼りにしているのが、ハイウエストで大胆なほど太いデニム。昔デニムに求めていた“細見え”とは真逆のシルエットですが、むしろ大人の体は、この太さにこそ身を委ねていいんじゃないかな。

Hamaji

浜島直子さんのパンツ¥44000/ショールーム ロイト(ハイクル)のコーデ
パンツ¥44000/ショールーム ロイト(ハイクル) シャツ¥59400/プラージュ ルミネ有楽町店(ドメル) 帽子¥7920/シンチ(オブラダ) イヤリング¥33000・リング(右手)¥35200・リング(左手人さし指)¥35200/ブランイリス トーキョー(ブランイリス) ベルト¥17050/メイデン・カンパニー(トリーレザー) リュック¥23100/ジャック・オブ・オール・トレーズ(アコック) 靴¥59400/ピモンテ(ネブローニ)

「旬のデニムをはいたら終わり、にしないことも大人には大切だと思います。タイ付きのとびきりおしゃれなシャツを着て、ベルトを締めて、小物やアクセサリーを散らして。なんならパンプスだって履いちゃう! ちゃんとデニムに、“おめかし”をしてあげて、お出かけ仕様にするんです。ちなみに左腕にあしらったのはブラウンのファーストール……でなはく、愛犬のピコちゃんです(笑)」(浜島直子さん)

Brand: LANCER × Brand: CIOTA

キラッと光るアクセをつけたり、フリルブラウスで甘さを加えたり。性別のないデニムに、女らしさのトッピングをする。今の私とデニムは、この距離感がちょうどいいんです。

Hamaji

浜島直子さんのシャツ¥15400/ジャーナル スタンダード レリューム ルミネ新宿店(ランサー) パンツ¥27500/シオタのコーデ
シャツ¥15400/ジャーナル スタンダード レリューム ルミネ新宿店(ランサー) パンツ¥27500/シオタ ブラウス¥61600/トゥジュー 代官山ストア(トゥジュー) ネックレス¥30800・ブローチ(馬)¥9680・(ホースシュー)¥9680・(タイガー)¥10780/ピモンテ 腕時計¥29700/シチズンお客様時計相談室(シチズン キー) ベルト¥18700/グラストンベリーショールーム(エムエフサドラリー) スカーフ¥8800/ビューカリック&フロリック(ソイル) バッグ¥10450/プラージュ ルミネ有楽町店(プラージュ) 靴¥64900/ネブローニ 靴下/スタイリスト私物

「白Tとデニムだけというシンプルな着こなしがかっこいいと思っていた時期もありましたが、今の私にはそれはとても難しい。デニムがユニセックスなだけに、冗談抜きで、性別がわからなくなっちゃうんです(笑)。アクセサリーの輝きやフェミニンアイテムの甘さを借りて、普段よりも女らしさを心がけるようにしています」(浜島直子さん)

Brand: HYKE

“ベーシックがかっこいい!”と信じていたデニムですが、今は、“クセほど頼りになる”がデニム選びのキャッチフレーズ。パフスリーブのGジャンはその象徴。だまされたと思って着てみてほしい!

Hamaji

浜島直子さんのジャケット¥50600/ボウルズ(ハイク)のコーデ
ジャケット¥50600/ボウルズ(ハイク) ワンピース¥85800/メイデンズ ショップ ウィメン(ガブリエラ コール ガーメンツ) Tシャツ¥8580/ジャーナル スタンダード ラックス 表参道店(スロッピー) コート¥75900/ヤエカ アパートメント ストア(ヤエカ) メガネ¥59400/アイシンク 渋谷パルコ(マサヒロ マルヤマ) ネックレス¥39600/フラッパーズ(シンパシー オブ ソウル スタイル) バッグ¥24200/セムインターナショナル(オウレンティ) 靴¥31900/ジー・エイチ・バス トウキョウ(ジーエイチバス) 靴下/スタイリスト私物

「昨年から、このハイクのGジャンを愛用しています。ちなみに私が選んだサイズは2。ワンピースに羽織ったり、スラックスに合わせたり、本当に頼りにしています」(浜島直子さん)



Brand: Véritécoeur

“デニムこそマメな更新が必要”という言葉をよく耳にします。そう、デニムというアイテムは本当に気が抜けない!おしゃれへのアンテナや感度を試されている気すらします。

Hamaji

浜島直子さんのオーバーオール¥35200/ヴェリテクールのコーデ
オーバーオール¥35200/ヴェリテクール シャツ¥15400/スピック&スパン ルミネ有楽町店(スピック&スパン) サングラス¥44000/アイシンク 渋谷パルコ(アヤメ) ブレスレット¥29700・バングル¥52800・リング(右手薬指)¥20900・リング(左手中指)¥14300/メイデン・カンパニー(エリッカ ニコラス ビゲイ) バッグ¥23100/ロンハーマン(ル サーディン) 靴¥51700/トヨダトレーディング プレスルーム(オートリー)

「何年か前に、とあるホワイトデニムのオーバーオールを一生着る勢いで購入しました。あんなに気に入っていたのに、実は今は全然手が伸びない。なぜだろうと思っていた疑問に、今日、答えが出ました。同じように見えるデニムのオーバーオールですら、やっぱり更新が必要なんだと。この太さ、このシルエット。今の私と今の時代に、完璧にフィットしています」(浜島直子さん)

私が10代、20代だった頃、スキニーデニムが大流行しました。ヒステリックグラマーやシマロンの、今では考えられないくらいのピッタピタのデニムをはいて、いかに小尻に、いかに美脚に見せるかに、命(大げさですが、当時は本気だった!)をかけていた記憶があります。30代になった頃には、スキニーブームはすっかりかげりを見せ、ちょうど出産が重なったこともあり、しばらくデニムから遠ざかっていたんです。そして、ふと気がついたときにはもう、“普通のデニム”が着られない時代と体になっていました。そう、今、私がデニムを選ぶ物差しは、どれだけ、“普通じゃない”か、ということ。脇役ではなく、堂々たる、“主役”であること。そんな、いい意味でクセの強い主役デニムを、ただ着るのではなく、ちゃんと手をかけてコーディネートするという、新たな付き合い方を発見したら、スキニーデニムにときめいていた頃と同じように、まっすぐに、デニムと目を合わせられるようになったんです。きっと、この先年を重ねたら、また違った付き合い方が見えてくるはず。この先も、デニムだけが持つおもしろさに、とことん付き合っていくつもりです。

Love Hamaji

浜島直子さん

浜島直子

Naoko Hamajima

モデル

1976年、北海道生まれ。18歳でモデルデビュー。雑誌や広告等で活躍を続ける。ラジオ番組のパートナーや、TV番組のコメンテーターとしても活動するほか、絵本やエッセイ本も上梓。マルチな才能を多方面で発揮する。子育てママのライフスタイルを反映した感度の高い私服スタイルが、LEE読者からの支持を集めている。今回は、最近新しく家族に迎えた愛犬のピコちゃんと一緒に撮影に参加。


Staff Credit

撮影/東 京祐 ヘア/左右田実樹 メイク/小森由貴 スタイリスト/石上美津江 モデル/浜島直子 ピコ がみ つぶ 取材・原文/磯部安伽
こちらは2024年LEE3月号(2/7発売)「はまじのおしゃれへのラブレター♡」に掲載の記事です。
※商品価格は消費税込みの総額表示(掲載当時)です。

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