Vol. #
98

1~3月は、冷蔵庫の新製品ラッシュを迎える時期。そろそろ新しい冷蔵庫が欲しいなと考えている方にとって、選り取り見取りなのです。そんな中、展示会で見かけて「これはいい!」と惚れ込んだのが、アクアのDELIE+(デリエプラス)シリーズ。2024年12月17日発売の新モデルです。幅が約60cmとスリムな4ドアタイプで置きやすいサイズ感と、フラグシップモデルのTXシリーズに搭載されている魅力的な機能が満載の“今の暮らしにちょうどいい”一台です。
「INTERIOR FIT」をコンセプトにしたシームレスな外観デザインが素敵
今回ご紹介するアクアのデリエプラスシリーズは、何より、上質さのあるデザインが目を引きます。「INTERIOR FIT」をデザインコンセプトにしたというだけあって、ハンドルレスや角のラウンド加工、ガラスや鋼板素材を採用した周囲と調和するインテリア性の高さが秀逸なのです。幅は約60cmなので設置性もよく、容量は約430L~460Lまでの4機種がラインアップされています。

最上位モデルとなるAQR-VZA45Rは、アクアの冷蔵庫のフラグシップモデルとなるTXシリーズに採用されている、LEDステータスバーが搭載されていて、人感センサーで人の動きを感知し、冷蔵庫に近づくと冷蔵室と野菜室の間の光が運転状況を知らせてくれます。7つのステータスカラーがあり、冷蔵庫が閉じた状態でも冷蔵庫の状況が一目で分かるのが便利なのです。
また、冷蔵室の奥には背面パネルLED照明が搭載されていて、天面のLEDと共に庫内の食品を包み込むように照らすので、奥に入っているものもくっきりと見やすく、何より扉を開けた瞬間に心躍る気分になるところが素敵だなと思います。


冷蔵室から野菜室の様子が見えるから、献立が立てやすい!
他のメーカーの冷蔵庫にはない機能の1つとして、「見える野菜室」も便利で魅力的です。これは冷蔵室の底面が強化ガラス仕様になっていて、野菜室を引き出さなくても、中に入っている野菜が見えるというもの。だから、チルドルームの肉や魚を取り出しながら、一緒に残り野菜をチェックして、献立が立てやすいというわけ。


そうそう、このチルドルームが端から端までの全幅仕様なので大きなパックものも入れやすく、奥には除菌・脱臭効果のあるDEO FRESHフィルターが搭載されているのもいいですよね。チルドルームの上にも引き出しがあって、ここは「ベジチルド」と呼ばれ、チーズや練り物のほか、使いかけの野菜も保存できる便利な小部屋。


ドアポケットには、卵パックをそのままでも収納でき、ケースを倒せば卵を出してセットできる「卵皿」があり、その奥にはチューブスタンドまで。100均で整理収納グッズを購入しなくても、使いやすく整理できる工夫がいっぱいでうれしくなります。

発芽や変色を抑える野菜室や、霜がつきにくい冷凍室も◎
野菜室には、北海道電力が開発したLED利用技術を冷蔵庫に応用した鮮度保持ツインLEDによって、じゃがいもの発芽を抑えたり、変色しやすい野菜や果物を長期間色鮮やかに保ったりできるのもアクアの冷蔵庫ならでは。野菜室の高さが立ったまま取り出すのにちょうどいい位置なのもポイントが高いなと思います。
デリエプラスシリーズは4ドアで、下2段が冷凍室になっています。2段合わせると買い物かご約 2.2 個分が入る大容量。上段の冷凍室の左側が氷の作り置きや買ってきた氷用のアイストレイになっていますが、これは取り外し可能なので、氷が不要の場合は、大きな冷凍室として使うことも可能です。
また、アクアの特許技術「おいシールド冷凍」で、ひき肉などにも霜がつきにくく、ドリップ抑制機能もあるほか、クイック冷凍コーナーでは60℃のものまで入れられるから、熱々ごはんもラップしてそのまま冷凍できます。実はここ、お弁当の粗熱取りにも便利なんですよね。
構造を見直し、真空断熱材と高性能インバーターを搭載することにより、従来モデルに比べて年間消費電力量を約5.8%以上削減したという省エネ性の高さも魅力的です。
製品DATA
- ブランド:アクア
- 商品名:DELIE Plus(デリエプラス)|冷蔵庫|アクア株式会社(AQUA)
「神原サリーの愛しの家電語り」は、毎月2回更新。次回もお楽しみに!
●Info●
公式YouTubeチャンネル「神原サリーの家電アトリエchannel」好評配信中。
















