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LIFE

私のウェルネスを探して/ゆりやんレトリィバァさんインタビュー後編

【ゆりやんレトリィバァさん】ノーファンデで輝く肌、自分の顔で好きな眉毛を活かすメイクで“じぶんBIG LOVE!”

  • LEE編集部

2024.12.08

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ゆりやんレトリィバァさん

引き続き、ゆりやんレトリィバァさんにお話を聞きます。ゆりやんさんの撮影は取材後の集英社会議室と街中で行われました。日頃のトレーニングの成果もあり、筋肉を使う姿勢や難しい体勢も楽々とこなすゆりやんさん。軽やかでチャーミングな体の動きと愛嬌たっぷりの表情、そしてつやつやの肌。心身の健やかさが伝わってくる時間でした。

後半では、ゆりやんさんが主演を務めた配信ドラマNetflixシリーズ「極悪女王」の後日談や役作りの裏側について、また自身の恋愛観や結婚観、大切にしている美しさのあり方についてお話を聞きます。(この記事は全2回の第2回目です。第1回を読む

「極悪女王」でダンプ松本さんを演じるため40kg増量。でも健康診断と血液検査はいつも異常なしのA判定

ゆりやんさんはダンプ松本さんを演じるために体重を40kg増量しました。その時の苦労は最新著書『じぶんBIG LOVE!♡♡♡〜ゆりやん体づくり本〜』(集英社)でも紹介しています。プロレスラーとして体幹を鍛え、筋肉をつけながら体重を増やす。オーディションに合格してから撮影に臨むまでの2年間、じっくり体づくりを行いました。

「2年かけて減らした体重をまた増やして体も大きくしていく。できるだろうかと心配でしたが、トレーナーの岡部友さんにサポートしてもらいプログラムを作ってもらって取り組みました。運動なしで体を大きくするのは辛いけど、プロレスラーのようにトレーニングしながら体を大きくする。その作業がとても楽しみでした。

ゆりやんレトリィバァさん

配信元のNetflixさんがサポートに入ってくれ、毎月健康診断と血液検査がありましたが検査結果はいつも異常なしのA判定。体が大きくなっていくことが楽しかったし、もっと強くなりたい! みたいな気持ちにもなりました」

ダンプ松本さんが直々に指導してくれたおかげもあってか、日に日に“ダンプ度”がアップ

トレーニングは、劇中にも登場した女子プロレスラー長与千種さんが代表を務める女子プロレス団体『Marvelous』(マーベラス)が全面サポート。またダンプ松本さんが直々に指導してくれたおかげもあってか、日に日に“ダンプ度”はアップしていったそうです。

「毎日部活みたいな感じで通って、マーベラスの方に教えてもらいました。ダンプさんも撮影場所に来て“遠慮しないで、怖くやるんだよ”と教えてくれたんですが、竹刀で人を叩くことってやったことがないから難しいんですよ(笑)。

ゆりやんレトリィバァさん

まずはここを竹刀で叩いて次はこっちに行って、みたいな段取りで覚えていったんですが、そのうちどんどん自分からやれるようになりました。“ここにある椅子、蹴っちゃいますか?”“この机、のけちゃいますか?”と。どんどん楽しくなってきました。しまいには楽屋とか劇場で挨拶しない子がいたら“おおーい! 挨拶せんかい!”ってどやしたり、ソファを持ち上げたりもして(笑)。凄いですよね」

演じながら感じていた“ダンプ松本さんと自分が重なる”という不思議な感覚

演じながら感じていたのは“ダンプ松本さんと自分が重なる”という不思議な感覚でした。それは演じていた時より、現在の方が色濃く残っていると言います。

「見た人からも“ダンプさんを見てゆりやんさんを見ている感じがした”と言われて、“確かに!”と思ったんです。ダンプさんが周りの仲間から置いていかれて劣等感を感じていた感覚、外からは“順風満帆”と思われていても自分の中では納得できずなりたい自分になれていなかった。みんながどんどん進んでいるのに、自分はどんどん置いていかれている。

ゆりやんレトリィバァさん

アンチとか否定的なコメントに対して“ほっとけ!”“見とけや!”って思ってることもそうで、レベルは違えどダンプさんと私の状況が同じなんです。そんな気持ちは撮影が終わってからより一層強くなりましたし、ダンプさんを演じたことで“自分ってこんな人間なんだ”と改めて強く感じました」



ゆりやんレトリィバァ、映画監督デビューへ。今考えている構想をこっそり教えます

今年5月、カンヌから届いたのは“ゆりやんレトリィバァ、映画監督デビューへ”のニュースでした。主演デビューの次は映画監督デビュー。まだ準備段階だそうですが、今考えている構想をこっそりと教えてくれました。

「3年前、テレビで“次の目標は?”と聞かれた時に“映画監督をやってみたいです”と言ったのを、K2Picturesのプロデューサーさんがたまたま見ていて声をかけてくれました。今話し合いの最中で、まだ内緒のところが多いんですけど、ちょっとだけあらすじを紹介してもいいですか。

ゆりやんレトリィバァさん

時代は100年くらい前、階級の違う男女が船に居合わせて禁断の愛に落ちます。象徴的なシーンとして、船の外に出て手を広げる…というのが斬新だからやってみたくて。で、氷山に衝突して船がひっくりかえって2人がクラゲになる、みたいな話が撮れたらいいな思ってます。多分スピルバーグみたいな感じで世界公開されるはずなので、楽しみに待っていてください」

ノーファンデで輝く肌、眉毛を活かすメイク……私の顔を活かすメイクで“じぶんBIG LOVE!”

取材当日、ノーファンデで輝く肌を披露してくれたゆりやんさん。『じぶんBIG LOVE!♡♡♡〜ゆりやん体づくり本〜』に掲載された写真も全てノーファンデです。書籍の撮影も取材当日のヘアメイクも、担当したのはヘア&メイクアップアーティストの岡田知子さん。表紙の愛らしいショットは、ゆりやんさん一番のお気に入りカットが採用されました。

「岡田さんとはトレーニングを始めた頃にお仕事でお会いして、いつも楽しくて素敵にしてくれるのでずっとお願いしています。岡田さんは私の顔を活かすメイクをしてくれるんです。

ゆりやんレトリィバァさん

私は自分の眉が好きなんですが、前に別の方にメイクしたもらった時、勝手に眉をカットされたことがあって。“え! それって一方的な美の押し付けじゃん”と、すごくショックだったんです。でも岡田さんは“眉かわいいよね!”って眉を活かして仕上げてくれ、ファンデーションで隠さないところも“生っぽくていいよね!”って言ってくれて。そんなふうに自分を大事にしてくれるのが嬉しくて“じぶんBIG LOVE!”にしてくれるのが嬉しい。本で紹介している美容アイテムやケア方法も岡田さんに教えてもらったものがたくさんあります」

実は恋愛体質。自分が頑張った仕事を評価してくれる人ならより頑張れる気がするから、そういう人と好き同士になれたら一番いい

「一日で一番好きな時間は?」という質問に「好きな人から連絡が来た時」と答えてくれたゆりやんさん。実は恋愛体質でもあると言いますが、渡米により忙しくなっていく中で、仕事と恋愛の両立はどのように考えているのでしょう。

「仕事はめっちゃ頑張りたいし恋愛もしたいので、そこはあまり分けていません。仕事を頑張ってたら、恋愛もついてくると思っています。恋愛体質とは言え、相手によるのかもしれない。自分が頑張った仕事を評価してくれる人ならより頑張れる気がするから、そういう人と好き同士になれたら一番いいんですけどね。前好きだった人に“次いつ会えますか?”って聞いたら“20年くらいスケジュール空いてない”って言われたことがあって。今ならはっきりと“舐めんな!”って言ってやりますけどね(笑)。

ゆりやんレトリィバァさん

食事とトレーニングで育てた心と体のおかげで、恋愛もだいぶんポジティブになりました。相手からないがしろにされても、“こんなに頑張っているのにないがしろにされる筋合いはない”“なんで冷たい態度を取られないといけないんだ”と、正当に評価できる。そういう感覚を積み重ねることが自信をつけたり自分を大切にすることにつながっているように思います」

My wellness journey

ゆりやんレトリィバァさんに聞きました

心と体のウェルネスのためにしていること

「運動と食事です。体に良いこと、自分が目標とする体になれるような栄養や運動、トレーニングをするようにしています。あとは、好きなことや好きなものに正直になること。好きなものを好きと素直に言う気持ちが大切だと思います」

ゆりやんレトリィバァさん

インタビュー前編はこちらからお読みいただけます

Staff Credit

撮影/高村瑞穂 ヘアメイク/岡田知子 取材・文/武田由紀子

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LEE編集部 LEE Editors

1983年の創刊以来、「心地よいおしゃれと暮らし」を提案してきたLEE。
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