地味色派にこそおすすめ!人気スタイリストが対談
2024年秋冬【3大「映えトレンド」はこれ!】キーワードは「赤色」「シアー」「キラキラ」
2024.11.08
スカート派・石上美津江さん、パンツ派・兵藤千尋さん 人気スタイリスト2人が提案
「赤」「キラキラ」「シアー」
3大「映えトレンド」でカジュアル派も華やぐ冬が来た!
この冬、おしゃれのトレンドに大きなムーブメントが起こっています。
鮮やかな赤に、輝きや透け感のある素材。そう、いわゆる〝映える〞アイテムが、オケージョンのみならず、リアルファッションの流行に躍り出たのです!
一見、カジュアル派とは縁遠そうにも思えるこの3つ。実は、私たちこそ存分に満喫できるトレンドなのです。その理由と方法を、LEEを代表する2人のスタイリストが、スカート派とパンツ派に分かれて、明快に解説します!
対談したのは?
石上美津江さん
MITSUE ISHIGAMI
スタイリスト
誰もがときめく甘口アイテムをカジュアル派らしく取り入れたコーディネートが大人気! そのセンスを生かして作るLEEマルシェのコラボ服は、〝本当に使える!〞と話題に。
兵藤千尋さん
CHIHIRO HYODO
スタイリスト
普遍的なベーシックアイテムを使った鮮度の高い着こなしは、LEEのど真ん中。365日ほぼパンツスタイルという私服コーデや、湘南ベースのおしゃれライフにも人気が集まる。
パンツ派・兵藤千尋さん/スカート派・石上美津江さん
今冬の映えトレンドは“地味好き”にこそ有効です!
石上 私と兵藤さんは、甘派のスカート派と辛派のパンツ派という違いはあっても、“普通の服を使ってどうおしゃれに見せるか”考えてコーディネートを組み立てる点では共通しているんですよね。
兵藤 はい。石上さんには勝手にシンパシーを感じさせてもらってます。特に私は仕事のスタイリングも私服コーデも、根っからの地味好き(笑)。普段なら、赤もキラキラもシアーも、積極的には手に取らないアイテムなんです。
石上 わかります! 私は赤が大好きな色なので、普段からよく使うんですが、いつもはパンツスタイルに取り入れることが多くて。スカート派という視点で提案するのが初めてだったので、大好きな赤も含めて、今回はすべてがチャレンジでした。でも思った以上にコーディネートが楽しかった!
兵藤 そうなんですよね! こんな生粋の地味派の私でも、素直に楽しいなと思いました。赤もキラキラもシアーも、軸がカジュアルだったりベーシックだったりする人のほうが、すんなり着こなせるのかも、という発見があったんです。
目指したいのは、“派手な人”じゃなくて“洒落た人”だから、地味好きにとっては、もしかしたら意外と有利なトレンドなのかもしれないと思ったんです。
石上 いいこと言う! そう、目指したいのは派手な人じゃなくて洒落た人なんですよね。私も今回は、とにかくいつも以上に、“上品”に見せることを意識しました。でも思えば、根底にベーシック軸があるから、そんなに難しく考えなくても、行きすぎや下品にはならないんですよね。
兵藤 はい、そう思います! ベーシック好きとはいえ、やっぱりトレンドのものを身につけるとワクワクしますよね。それだけで途端に今っぽく見えますし。
石上 そう、“いつもの人が、今年の人”になるんですよね。
兵藤 わかります!
石上 キラキラに関しては、私は関西人なので、本当は好きなアイテムのはずなんです(笑)。もしかするとあえて避けていたのかもと思うくらい、使ってみたら新しい発見があって、おしゃれが一気に広がった気がしています。
シアーに関して言うと、今まで気づかなかっただけで、好きで使っていたアイテムが、“実は透けてた!”という事実に私自身驚いたりして(笑)。それくらい、スカート派の私にとって身近な存在だったんです。
兵藤 スカート派に比べたら、やっぱりパンツ派にとっては、キラキラもシアーも、普段はほとんど縁のないアイテムかもしれません。手を出さなくてもおしゃれは成立するかもしれないけれど、この冬はあえてチャレンジしてみる価値はあると思いました。
石上 そう、この3つの映えトレンドが教えてくれるのは、おしゃれのワクワクと発見ですね!
兵藤 はい、私たち自身が実感したんですから、間違いないです!
石上 この冬の、「3大映えトレンド」の楽しみ方のコツを、じっくりお伝えしたいと思います!
次回は、「3大『映えトレンド』でカジュアル派も華やぐ冬が来た! スカート派・石上さんの『赤』編」をご紹介します。
Staff Credit
撮影/渡辺修身 スタイリスト/石上美津江 兵藤千尋 取材・文/磯部安伽 撮影協力/UNION WORKS GINZA
こちらは2024年12月号(11/7発売)『3大『映えトレンド』でカジュアル派も華やぐ冬が来た!』に掲載の記事です。
※商品価格は消費税込みの総額表示(2024年12月号現在)です。
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