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40代でどんどん元気になる人はみんな運動している!

ピラティスのおかげ

動画あり【優木まおみさんの運動習慣】第2子出産後に始めたピラティスが人生のターニングポイントに!

2024.09.29

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ダイエットだけじゃない! “運”も動かせるかも!?

40代でどんどん元気になる人は、みんな運動している!

運動しなきゃな~、でも今さら……なんてモヤモヤ考えている人は、即動きだすべし! 自分に合った運動を継続することで、心身はもちろん人間関係も整い、人生が上向いた運動ストーリーをご紹介。

第2子出産後に始めたピラティスが人生のターニングポイントに!

第2子出産後に始めたピラティスが人生のターニングポイントに! 優木まおみさん

モデル・タレント

優木まおみさん(44)

1980年生まれ、佐賀県出身。テレビや雑誌への出演のほか、近年はピラティスインストラクターとしても活躍。女の子2人のママとして日々奮闘。近著は『ぐりぐりにぎにぎするだけ! 秒で美脚』(KADOKAWA)。
Instagram:yukimaomi
X:resizemaomi

『ぐりぐり にぎにぎするだけ! 秒で美脚』優木まおみさん

『ぐりぐり にぎにぎするだけ! 秒で美脚』
¥1760 KADOKAWA

自分に集中できると思考がポジティブに変わっていきます

いつも笑顔ではつらつとした印象の優木さん。周囲も元気にするそのポジティブオーラは、「ピラティスのおかげ」と言います。

「ピラティスを始めたのは、7年前に2番目の娘を産んだ後。当時は育児でいっぱいいっぱい、常に寝不足で頭が回らず、つい思考がネガティブに偏りがちに。体型はなかなか戻らないし、日々成長する娘たちを見て『それに比べて自分は衰えていくだけ』と思ってしまって……。そんな中で偶然出会ったのがピラティスでした。

続けていくうちに、動いた後の爽快感がやみつきになって。自分の体がぐんぐん変わる感覚も、ほかにはないもの。体だけではなく、マインドの面の変化も大きかったです。それまでは他人と自分を比較して、ああだこうだとモヤモヤすることも多く、当時はそんな自分を『邪(じゃ)おみ』と呼んでいたのですが(笑)、ピラティスで自分自身に没頭できる時間が持てるようになると、周りに対して余計な目がいかなくなったんです。よくない思考に陥るときって、血流が悪いことが多い。でもピラティスで血流がよくなったおかげで、自然と思考がネガティブに転ばなくなった気がします。

もうひとつ大きな変化は、時間の使い方がうまくなったこと。今、ピラティスは朝のオンラインレッスンを週3、デイタイムを週1、さらにパーソナルでも教えています。モデルやタレントの仕事のほかに事業もしていて、正直時間が足りないと思うことがありますが、ピラティスのおかげで限られた時間でも、ギュッと集中して物事に取り組めるようになりました。周りの人から『優木まおみは何人いるんだ!?』と言われるほど動き回れるのも、集中力をコントロールできているのが大きいと思います。

今44歳ですが、この先もずっと動ける体を維持していくこと、もっとピラティスの魅力を広めていくことが私の目標。そのためにやりたいこともたくさんあります。心と体の調子がよくなれば、毎日の行いや見ている景色もポジティブに。運動することで人生の価値観がまるっと変わったことに関しては、感謝しかありません」

まおみさん直伝!

姿勢改善、気持ちも上向くエクササイズ

「体を変えるには、ある程度負荷をかけることも大事!」と優木さん。“ややキツイ”くらいのペースでやってみて。

つまずかない下半身に!

ひざタッチフラミンゴ

●左右10回ずつ 3セット

股関節から足を上げ、体幹を意識して動くことで、足が上がりつまずきにくい体に。最初は動きを意識してゆっくり、慣れたら弾んでリズミカルに。同じ動きでも、ペースを変えると負荷も変わってきます

両足の先を少し開いて立ち、ひじを直角に曲げて手のひらを下に向ける。優木まおみさん

1. 両足の先を少し開いて立ち、ひじを直角に曲げて手のひらを下に向ける。背すじはまっすぐ、目線は正面に向ける。

片足ずつ、手のひらにひざ頭が触れるまでひざを上げて、下ろす。優木まおみさん

2. 片足ずつ、手のひらにひざ頭が触れるまでひざを上げて、下ろす。最初はゆっくりと、動きを確認しながら行う。

ひざを上げて、下ろす。優木まおみさん

3. 反対の足も同様に。2と3の動きを繰り返し行う。

背中を丸めるのはNG。優木まおみさん

背中を丸めると、手のほうからひざに近づいてしまい、背中や股関節に効かせられない。



背中の丸まりを改善!

オウル(ふくろう)エクササイズ

●左右10回ずつ 3セット

猫背がクセになっている人は、胸の筋肉が硬く縮こまっている可能性大。肩と肩甲骨、胸を連動させて動かす運動で、筋肉の柔軟性を取り戻しましょう。筋肉がしなやかになると、自然といい姿勢をキープしやすくなります

あぐらを組んで、両手は左右に平行に伸ばす。優木まおみさん

1. あぐらを組んで、両手は左右に平行に伸ばす。背すじをまっすぐ伸ばし、目線は正面に向ける。

右肩を前にひねり、同時に左肩を後ろにひねる。優木まおみさん

2. 右肩を前にひねり、同時に左肩を後ろにひねる。腕だけを回すのではなく、肩のつけ根から胸も一緒にひねるイメージで大きく回す。

左肩を前に、右肩を後ろにひねる。優木まおみさん

3. 次に左肩を前に、右肩を後ろにひねる。左右交互に前・後ろとリズミカルに。ひねる際に体が傾きすぎないように意識して。

Point 腕だけで回すと胸の筋肉が動かない。優木まおみさん

腕だけで回すと胸の筋肉が動かない。肩のつけ根から大きく回すことを意識して。

姿勢をまっすぐに!

ダイナソーエクササイズ

●左右10回ずつ 3セット

上半身と下半身をつなぐ腸腰筋、背骨周辺の脊柱起立筋。この2つの体幹の筋肉を鍛えると、いい姿勢が維持しやすくなります。背中が丸まっているとこれらの筋肉が刺激されないため、しっかり伸縮させて鍛えましょう

背もたれ付きの椅子を用意し、両手で背もたれを持ち、座面に右足をのせる。優木まおみさん

1. 背もたれ付きの椅子を用意し、両手で背もたれを持ち、座面に右足をのせる。このときひざがつま先より前に出ないように注意。左足は後ろにまっすぐ伸ばし、つま先をつける。

後ろに伸ばした左足のかかとを上げ・下げする。優木まおみさん

2. 1の姿勢で5秒キープしたら、後ろに伸ばした左足のかかとを上げ・下げする。上に上がるときは、前ではなく真上に上体を伸ばすイメージで。1、2を反対の足も同様に行う。

目線を下げるのはNG。優木まおみさん

目線が下がり、上ではなく前に出るように動いてしまうと、背中に効かせられない。

Staff Credit

撮影/渡辺謙太郎 ヘア&メイク/TOMIE 取材・原文/遊佐信子
こちらは2024年LEE10月号(9/6発売)「40代でどんどん元気になる人はみんな運動している!」に掲載の記事です。

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