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カタログ請求、展示販売会、店舗試着……

【2度目のラン活振り返り】土屋鞄、グリローズ、池田屋を候補に進めた、わが家のスケジュール

  • 藤本こずみ

2024.05.24

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2025年度入学・娘のランドセル購入までの記録

来年入学予定のお子さんがいらっしゃるみなさん、もうランドセルは決まりましたか?

わが家では、先日、娘のランドセルを購入しました。現在、小学校4年生の兄と幼稚園年長さんの妹のいるわが家にとっては、4年ぶり2度目となった“ラン活”。今回は、その日々を振り返り、娘のランドセルが決まるまでや、兄妹のランドセル選びを通して感じたことなどをまとめてみたいと思います!

ラン活いつから始める?

まずは、今回の娘のラン活を、ざっと振り返ってみます。

1月末:3社にカタログ請求
2月上旬:カタログが届き、娘と検討スタート
2月下旬:1社目・店舗で試着
3月上旬:2社目・展示販売会で試着

3月中:娘とカタログや動画を見て、気持ちを固める
3月末:同日に3社の店舗を巡り、試着→決定&購入!

年々、スケジュールが前倒しになっていると言われるラン活。こうして見てみると、早めに動き、スムーズに決められたような気がしますが、それは多分2度目だから。

4年前、息子のラン活をしたのは2020年。そう、コロナが猛威を振るい始めた頃だったんです。突然、幼稚園が休みになって、友達との情報交換も難しくなり、ランドセルを見に行くどころか、外出することすら大変に……。そんな中での初めてのラン活は、かなりミニマムなものになりました。ただ、それでも息子の場合はシンプル&機能性重視派だったので、お気に入りのランドセルに出合うことができたんです。でも、娘は普段からお出かけ前に何度も洋服を着替える、こだわり派。「これは時間がかかるかも!?」と、早めに動く作戦を立てました。

ラン活を早めに進めるメリット

1月末頃から、ママ友さんとの間で「もうすぐラン活が始まるね」という話題が出るように。娘も、お友達に聞いたらしく「ランドセル買いに行くの?」と言い出しました。そこで、早速カタログを請求。このタイミングで申し込んでおくと、2025年入学用ランドセルのラインナップ発表とほぼ同時にカタログを手にすることができてよかったです。

ランドセル カタログ

カタログを見てイメージを膨らませたら、次はお店へ。ここで注意したいのが、お店によっては、完全予約制だったり店舗数が限られていたりする可能性があること。特に週末の予約は、すぐに埋まってしまう場合も。私も、うっかり予約開始日を過ぎてしまい、1社目はキャンセル待ちをしてなんとか枠を確保。2社目は、来店予約が取れず、展示販売会で試着をすることになりました。

1回目では決めきれない、でも何度も試着しにいくこともできない。そこで、「できれば2回目の試着で決めたい!」と、候補3社のお店を一度に巡る日を設定することに。その日までは、娘とカタログや動画を見たり、百貨店のランドセル売り場などもチェックしてみたり。考える時間を取ったことで娘の気持ちが固まったようだったので、うまく予約が取れた3月末に、購入に踏み切ることができました!

わが家の場合は、早めのラン活終了となりましたが、そのメリットは、なんといっても売り切れなどを気にせず全ラインナップの中から好きなものを選べること。そのほか、早期購入特典などがある場合はそれもゲットできること、親も心に余裕ができること(笑)、もうれしいポイント。デメリットを挙げるなら、入学までに約1年あるので、「娘の気が変わったらどうしよう!?」という不安がよぎること、でしょうか。ちなみに、5月下旬現在、人気のランドセルには完売したものもあるよう。急いで購入することはないけれど、動向のチェックだけはしておくと安心かもしれませんね。



候補は、土屋鞄製造所、グリローズ、池田屋

そんな娘のランドセルの候補は、土屋鞄製造所(以下、土屋鞄)、グリローズ(grirose)、池田屋。土屋鞄と池田屋は、息子の時にも検討していたお店。息子は池田屋で選び、現在も愛用中なのですが、土屋鞄も上質で素敵だった! グリローズは、そんな土屋鞄が展開するブランドで、娘が好きそうな世界観ということもあり、今回初めて見てみることに。

ランドセル カタログ一覧

結局、娘のラン活では、カタログ請求をしたのも店舗で試着をしたのもこの3社。わが家の場合は、あまりいろいろ見てしまうと迷って決められなくなりそうだったので、最初から3社くらいに絞っておいてちょうどよかったかも

ほかに私個人が気になったものといえば、池田屋、モンベル、ファミリアなどのリュックタイプや軽量タイプ。娘本人がTHEランドセルタイプに憧れていたため、わが家では候補には入らずでしたが、一度持ってみたところ、その軽さにびっくり! 今はこんな選択肢もあるのね、と目から鱗でした。

いよいよお店で試着!

さて、家族で向かった、お店での試着。息子が「黒がいい!」以上!とブレなかったのに対して、娘は案の定、濃いピンクに薄いピンク、水色にパープル……ぐるぐると色の迷宮へ(笑)。思わず「さっきのと全然違うよ!?」とツッコむ、父母兄。

でも、最近のランドセルって、本当にカラーバリエーション豊富でどれもおしゃれなんですよね。こんなにたくさんの中から好きなものを選べるなんていいなぁ。確かに私でも迷ってしまったかも、と思うほど。

女の子 ランドセル試着

そんな中、ついに娘の心をつかむランドセルが現れました!

「グリローズ」コフレパール・シュガークリームに決定!

女の子 ランドセル

グリローズのコフレパール・シュガークリームです。あんなにカラフルなものに手を伸ばしていたのに、まさかの白!

親としては「汚れが目立つんじゃない?」という心配が頭に浮かんだのですが、娘にとっては一目ぼれだったみたい。最初に試着してから最後に見に行くまでの約1か月、希望が変わらなかったので、決定となりました!

私が二度のラン活を終えて思うのは、「本人が気に入ったものが一番!」ということ。月並みですが、大好きなランドセルで元気よく学校に通ってもらえるのが何よりだな、と。

あとは、親目線でのポイントとして、

・重さ:1200g前後までが理想
・機能:大きさ、持ち手、金具、ポケットなどが使いやすいこと
・保証:6年間無料修理保証付き

といった点があったのですが、今回検討した3社のものはどれもこの条件をクリア。グリローズの場合は、土屋鞄のブランドとあって品質に安心感があった上、全シリーズ基本仕様が同じなので、「どれを選んでも大丈夫!」と娘に好きなものを選ばせてあげることができました。

息子の池田屋のランドセルを修理

実は、今回のラン活中には、もう一つ収穫が。それは、息子のランドセルの修理ができたこと。3年間使った池田屋のランドセル、こちらも品質・機能ともに素晴らしく、全体的には綺麗な状態なのですが、ベルトを止める部分の革が一部剥がれてきていたんです。

試着に行った際、店員さんに写真をお見せして相談したところ、すぐに「無料で修理できますよ!」と。その場で、劣化していた反射材もいただけました。ランドセルは、家から着払いで送るだけ。さらになんと、始業式の日を確認され、わずか数日しかなかったというのに新学年スタートに間に合わせていただけたんです……神対応に感動!

ランドセル 修理

改めて、信頼できるお店で購入してよかったと思えた出来事でした。

ランドセル 池田屋

こちらが、息子のランドセル。始業式前に、一度丁寧に拭いてみました。小学校生活も折り返し地点、ちょうど高学年になるタイミングで修理やケアができてスッキリ!

2度のラン活を終えて

こうして幕を閉じた、わが家のラン活。今思えば、子どもはウキウキ、親はソワソワ、なかなかドラマチックな体験だったなと思います。

コロナ禍での息子のラン活は、貴重なお出かけの機会。初めて見る息子のランドセル姿に、ちょっとジーンとしたこと。当時1歳だった娘まで、よちよちとランドセルに近寄っていてほっこりしたこと。

娘のラン活は、華やかさもあり気分がアップ。カラフルなランドセルたちが、とても新鮮だったこと。購入を決めてお支払いをする時は、やっぱりドキドキしたこと(笑)。1日で3店巡った最終日はさすがにハードだったけれど、無事にランドセルが決まったらホッと晴れやかな気持ちに。そのまま家族で乾杯したのもいい思い出です。

小学生

子どもたちが、相棒のランドセルと楽しい学校生活を送ってくれますように。そして、今まさにラン活中の方や、これからラン活をされる方にも、素敵なランドセルとの出合いがありますように!

check!

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藤本こずみ Kozumi Fujimoto

ライター

1979年、兵庫県生まれ。雑誌やWEBで、インタビュー、ライフスタイル、占いなどの記事を執筆。趣味は、テレビドラマ鑑賞&リラクゼーションスポット巡り。夫、長男、長女との4人暮らし。兵庫・東京の二拠点生活に挑戦中。

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