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私の脳内図

今活躍する人の“頭の中”に迫る!

【藤本美貴さんインタビュー】今日を全力で生きて、気絶するように寝る毎日です

2024.03.13

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マルチタスク時代の頭の中は忙しい!

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家事、子育て、仕事など同時進行で考えるべきことが多い30代・40代。何を優先して考えて、タスクや情報を処理しているの? 今活躍する人の“頭の中”に迫る新連載がスタート。初回は藤本美貴さんが登場!

藤本美貴さん

先々の心配や後悔は考えない。今日を全力で生きて、気絶するように寝る毎日です

藤本美貴さん
カーディガン¥40700・スカート¥48400/オットデザイン(ルーム エイト ブラック) ピアス¥19800/リューク タンクトップ/スタイリスト私物

ふじもと・みき●1985年2月26日、北海道滝川市生まれ。歌手としてデビュー後、現在は3児のママタレントとしても活躍。『夫が寝たあとに』(テレビ朝日系)、『中居正広の金曜日のスマイルたちへ』(TBS系)などにレギュラー出演中。自身のことを赤裸々に語るYouTube「ハロー!ミキティ」も好評。

Instagram:mikittyfujimoto
公式サイト:https://www.just-pro.jp/talent/actor-talent-model/fujimoto_miki/

公式YouTubeチャンネル「ハロー!ミキティ」

公式YouTubeチャンネル「ハロー!ミキティ」の人生相談も話題。的確かつ愛のある回答が大人気で、視聴者のお悩みが殺到中!

藤本美貴さんの脳内図

頭の中のメインは、家族と仕事のスケジュール調整。そこを整えればあとは“今”に全力投球するだけ

藤本美貴さん IN MY BRAIN… スケジュール管理 仕事 家族

「家事や仕事など“今すべきこと”に集中するべく、第一に考えているのはスケジュールを整えること。休暇など先の楽しみを実現するためにも、できるときにできることを前に進めて。夫もそれに協力してくれていて、毎日予定をすり合わせ&可能なときは積極的に家事も。時間が合えば平日ランチに行ったり、夜中まで語ったりと、友達のようないい関係です」

藤本美貴さん

バラエティ番組への出演やYouTubeでの人生相談が人気を集め、仕事と3人の子どもたちの子育てを両立している藤本美貴さん。多忙な日々、頭の中を占めていることは?と聞くと「家族と仕事のスケジュール調整がほとんどですね」ときっぱり。

「3人の子どもたちの学校や習い事の予定がそれぞれ異なるので、把握するだけでも大変で。仕事が終わったらお迎えに行って、翌日の予定を確認して『私は朝が早いから保育園の送りをお願いね』と夫とすり合わせて……ということの繰り返し。その隙のどこで家事ができるかな、買い物に行けるかなと、ほかの用事をはめ込んでいく感じです。今日は朝の仕事がなかったので洗濯機を2回まわしてきたし、逆に帰りが遅い日は夜遅くに掃除機をかけることもあります。この後も、仕事の合間に一度帰宅して息子の髪を私が切る予定なんです!

やれるときにやれることをどんどん進めるために、頭をフル回転させています。自分の時間はほとんどないのですが、朝やお風呂に入りながらの15分だけ、動画配信で韓国ドラマを見てリフレッシュ。周りの人に『2人いるの?』と言われるほど、人の倍くらい動き回っているので、毎日充電を使い切って、気絶するように寝ています(笑)」

考え方のベースにあるのは“今”だけに目を向けるということ。

「例えば、仕事のことを前もって考えておくことはほぼなくて。特にバラエティ番組などは共演者とのやりとりがすべてだから、その場で集中して全力で臨みます。大丈夫かなと心配することにあまり意味はないなと思うんですよね。うまくいかなくても、終わったことを後悔することもないです。将来の目標を立てることもないけど、少し先の具体的な楽しみについては、いつも頭の片隅にありますね。『冬の間にスノボに行きたい』と思ったら、そのために今何をすべきか逆算。だから悩む暇なんてないんですよね! 子どもたちにも『週末に出かけたいなら、先にテスト勉強をやっておこう』などとよく話しています」

とはいえ、それぞれ4歳差でフェーズの異なる3人の育児は大変なのでは?

「子どもたちに合わせようという意識があまりないので、大変とは感じないですね。3歳の子のお迎えなど、必要なことにはもちろん対応するけれど、話すことや接し方はみんな同じ。年齢関係なく自分のことは自分で決めさせて、気乗りしないようでも家事にはしっかり参加してもらう。子ども扱いはしていないですね。学校の持ち物も自己申告制で、子どもたちが覚えていなかったら忘れ物をしているし、朝の準備が遅ければ遅刻しそうになることも。

親が学校のことをきっちりさせなきゃ、時間を守らせなきゃと先回りしすぎないでいいんじゃないかなと、私は思っていて。お母さんだから我慢しようとも思わないので、子どもたちがテレビをつけていても『次はママの番ね』とアニメをドラマに変えちゃったりもします(笑)」

最近では息子さんが思春期に突入し、関係性に変化も。

「部屋にこもるのかと思ったら、けっこう話すタイプの思春期で(笑)。思いどおりにならないことをママや周りのせいだと言いたかったりして、複雑なんだなと感じます。1~2時間話しても結論が出ないことが多いので、最近は『15分だけね!』と時間を決めて話を聞くことに。結局は、息子自身が考えないと解決できないことなので、ほどよく距離を取って付き合っていければと思っています」

お子さんのことや日々のことは、夜の時間に夫婦の会話で共有を。

「夫は私のYouTubeの編集をしてくれることもあるのでその作業をしながら、私は残った家事などをしながら話していると止まらなくて、気づいたら夜中の2時なんてことも! そういう意味では、夫のこともけっこう頭の中を占めているのかもしれません(笑)」


Staff Credit

撮影/森脇裕介 ヘア&メイク/太田年哉(maroonbrand) スタイリスト/JURIKA.A イラストレーション/オザキエミ 取材・原文/野々山 幸(TAPE)
こちらは2024年LEE4月号(3/7発売)「私の脳内図」に掲載の記事です。
※商品価格は消費税込みの総額表示(掲載当時)です。

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