オーダーで、小柄な私でも手の届く食器棚を実現
【ジェゲデ真琴さんの食器棚】「少しものが増えて窮屈に感じるときは、食器の数や配置を見直して」
2024.03.20
@homeLEE
“パンパン、ごちゃっと”なストレスから解放!
「食器棚改革」で
もっと美しく、使いやすく
器使いが素敵な人の食器棚には、見た目だけでなく使い勝手もいいという点が。機能的で、収納力も落とさない食器棚とは? どんな食器棚にも生かせるヒントが満載です!
器使いが上手な人の食器棚を拝見
器に関する仕事をしているジェゲデ真琴さんは、どんなふうに食器を管理しているのでしょう? 収納のヒントを教わりました。
教えてくれたのは…
ジェゲデ真琴さん
「LuLu 縷縷」店主
住まいの1階は竹細工や漆器、生活雑貨などを扱う店舗(予約制)とガレージ、2階を主な居住スペースに。エンジニア兼バイクレーサーの夫と2人暮らし。
いつも目に入るからこそ、窮屈に感じたら見直しのタイミング
「小さい家で、身軽に暮らしたい」と希望して建てた真琴さんの家は、LDKがおよそ26㎡。設計の段階で食器棚を置くスペースはなく、必然的に壁に設ける計画に。「木工制作のトレオファニチャーワークスにオーダーして、小柄な私でも背伸びをせずに普段使いの食器の手が届くことや、8寸(約24㎝)の平皿が収まること、4〜5枚重ねても取り出しやすいことを伝えて、この形になりました。ダイニングから食器棚がいつも視界に入るので、よくも悪くも気持ちとリンクするんです。少しものが増えて窮屈に感じるときは、食器の数や配置を見直して、心にゆとりを持てる食器棚を保っています」(ジェゲデ真琴さん)
普段使いの食器は、視界の高さにまとめて
無理なく手が届く下段に、ごはん茶碗や汁椀など、普段使う食器を集約。「下の2段、特に右側によく使う食器をまとめています」(ジェゲデ真琴さん)。振り向くとテーブルがあるので、配膳の動線もばっちり。
手持ちの食器に合わせて、奥行きと高さを計画
奥行きが23㎝、1段の高さが13.5㎝、この内寸が大正解。「すべてを見渡せて、出し入れに無理がない、絶妙なサイズです。大皿は置けませんが、幅が23㎝程度のオーバル皿なら入りますよ」(ジェゲデ真琴さん)
特にお気に入りの器は、ベンチにディスプレイ
「食器はインテリアの一部。お気に入りはここに飾りつつ、ティーセットは普段使いもしています」(ジェゲデ真琴さん)
Staff Credit
撮影/米谷 享 取材・原文/田中理恵
こちらは2024年LEE4月号(3/7発売)「「食器棚改革」でもっと美しく、使いやすく」に掲載の記事です。
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