カジュアル名品、地味色アイテム、ミニボトム…
【2024冬】30、40代のコーデ79選!最旬アイテムの着こなし方
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高山 都
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浅見れいな
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高垣麗子
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竹下玲奈
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高橋美帆
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徳永千夏
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優木まおみ
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LEE編集部
2024.02.07
長く愛せる「カジュアル名品」や、大人気の「地味色アイテム」など、LEE世代は旬のアイテムをどう着こなす?
LEE1・2月合併号から最新のコーディネートをまとめてご紹介します!
- Index
ずっと愛せる、それでいて新鮮
殿堂入り「カジュアル名品2024」発表します!
“一生もの”と呼べるカジュアル名品の中でも、今また新鮮に向き合える、〝旬のカジュアル名品〞をピックアップ。
私たちが求めるおしゃれの要望をすべて叶えてくれる、魔法のようなアイテムをお届けします!
Casual Masterpiece
01
Barbourのワックスド コート
個性と普遍が共存する、一生もののユニセックスアウター
乗馬用に開発されたコートを、街着としても着用しやすいロング丈にアレンジした「バーレー」。パンツスタイルにはもちろんのこと、スカートとも相性がよく、数あるバブアーのアウターの中でも女性が着こなしやすい一着です。いつものスニーカーコーデを格上げする本格派のたたずまいは、唯一無二の名品アウターの証。
Casual Masterpiece
02
’47のベースボールキャップ
デイリースタイルを盛り上げるカジュアル派のパートナー
ブランドを代表する定番「’47 CLEAN UP」は、ウォッシュド加工をかけた浅めのクラウンとカーブしたつばが目印。ベースボールキャップの枠を超え、デイリーカジュアルの相棒として、確固たる地位を確立しています。ボストン・レッドソックスの「B」ロゴは、一番人気のイニシャルです。
Casual Masterpiece
03
UNIQLOのデニムパンツ
こなれ感が瞬時に手に入る、メンズデニムを味方につけて
着る人の体型を選ばないストレートシルエットを採用したメンズデニムは、女性にもぜひおすすめしたい一本。体のラインを拾わないゆったりサイズを選んで裾をロールアップすれば、こなれた印象が瞬時に手に入ります。
Casual Masterpiece
04
L.L.Beanのグローサリー・トート
ポテンシャルは無限大。用途多様なバッグを毎日の相棒に
柔らかなキャンバス生地、たっぷりとした容量、持ち手の絶妙な長さなど。シンプルながらも計算されたディテールの虜に。
Casual Masterpiece
05
New Balanceのスニーカー
レトロっぽさが今っぽい! 極上の履き心地を誇る名品靴
レトロコートブームに乗って、今、人気を集めているのが「BB550」モデル。1980年代にリリースされたバスケットボールシューズを復刻。快適な履き心地と洗練の色使いが、スニーカー好きの心をとらえています。
Casual Masterpiece
06
SAINT JAMESのボーダー
着込むほどに増す味わいも、名品ボーダーの魅力のひとつ
ノルマンディーの漁師が着ていた、長袖のボートネックを原型に作られた「ウェッソン」。目のしっかりとした地厚の素材は、洗濯機でガンガン洗える丈夫さが魅力。着込むほどに、肌に心地よくなじんでいく経年変化も、この名品を愛用する楽しみのひとつです。
Staff Credit
撮影/谷田政史(CaNN) ヘア&メイク/中山友恵 スタイリスト/徳原文子 モデル/竹下玲奈 取材・文/磯部安伽
【甘口カジュアル派】石上美津江さん&
【辛口カジュアル派】兵藤千尋さん
人気スタイリストの
「ジャパン名品ってすごい!」
LEEスタイリスト陣きっての、〝職人派〞〝ベーシック好き〞のふたり。甘派と辛派という大きな違いがありつつも、軸となるアイテムが〝かぶりがち〞という現象を編集部がキャッチ。
共通点は、物作りにこだわりのある〝ジャパン名品〞。コーディネート対決で、その理由を紐解きます!
甘派・辛派の2大「共通名品」コーディネート対決!
Japanese Masterpiece
01
CIOTAのGジャン
岡山に本拠を構える、縫製工場・生地製造販売会社が立ち上げたアパレルブランド「シオタ」。服作りの全工程を自社で行うという徹底ぶりが、おしゃれ好きの心をつかんでいます。
特にデニム作りには定評があり、ヴィンテージジャケットをベースに、セルビッジデニムで仕上げたGジャンは、男女問わず人気が高いアイテムのひとつ。
サイズは34〜46の7展開。今回、石上さんはサイズ36、兵藤さんはサイズ44を、それぞれチョイス。
甘派
+チュールスカートで甘辛ミックス。モノトーン配色で都会的なムードを意識して
by Ishigami
甘いスタイリングにぴったりの、ザ・ベーシックなGジャン。こだわり抜いた色みにも感服します
石上美津江さん
「Gジャンと相性のいいチュールスカートを合わせて、王道の甘辛ミックスコーデを作りました。都会的に見せるために、あえて色使いを抑えたモノトーン配色に」(石上さん)
辛派
オーバーサイズのGジャンを軸に、旬のレイヤードコーデを楽しみます
by Hyodo
シオタのデニムへのこだわりは、半端じゃない。
まさに大人のためのGジャンって、こういうこと
兵藤千尋さん
「Gジャンを主役にこの時期ならではのレイヤードを楽しみたくて、これでもかというくらい重ね着をしました(笑)。子どもっぽく見えないように、石上さんと同じく、私も色みを抑えた配色に」(兵藤さん)
Japanese Masterpiece
02
Obladaのトラウザー
「シンゾーン」を立ち上げたディレクターの染谷真太郎氏が、2021年に設立したショップ「シンチ」。そのオリジナルブランドである「オブラダ」は、ヴィンテージデニムなどをデザインソースとして、現代的にブラッシュアップしたデニムやパンツを展開。〝デザインから縫製までをメイドインジャパンにする〞というコンセプトのもとで、妥協のない物作りをしています。
メンズのドレスパンツ工場で縫製したウール素材のパンツは、腰ばきでもスタイルよく見える工夫をパターンに盛り込んだ一本です。
甘派
甘いアイテムを大人にしてくれる名品パンツ。カジュアル派にはネイビーがおすすめです
by Ishigami
真太郎さんのファンで、常に追いかけています(笑)。彼が作るパンツを、絶対的に信頼しています
石上美津江さん
「マニッシュなパンツにカジュアルな甘さを足したくて、デニム素材のフリルブラウスをコーディネート。パールやかごバッグなど、小物使いはフレンチテイストを意識しました。
今回はプチヒールのパンプスを合わせましたが、スニーカーでもバレエシューズでも、どんな靴とも合うのがこのパンツのすごさ。カジュアル派のパンツとして、ネイビーという選択は素敵だと思います」(石上さん)
辛派
ハンサムなパンツに、可愛げやツヤを添えて。仕上げに、遊び心のある小物を加えます
by Hyodo
メンズライクでハンサムなパンツ。でも決して、コンサバじゃない。カジュアル派のための名品です
兵藤千尋さん
「パンツ自体がハンサムなので、もこもこしたケーブルニットを合わせて可愛げをプラスしました。今シーズンのマイブームであるシャカシャカしたナイロンアウターはウールパンツとの相性もよく、コーディネートに適度なツヤを足してくれます。
仕上げにキャップとチェックのストールを加え、辛口のカジュアルコーデに大人の遊び心を添えてみました」(兵藤さん)
Staff Credit
撮影/金谷章平(人物) 魚地武大(TENT)(物) ヘア&メイク/桑野泰成(ilumini.) スタイリスト/石上美津江 兵藤千尋 モデル/浅見れいな 取材・文/磯部安伽
モノトーンで大人の甘さを
石上さんが選ぶ3大「甘名品」
甘辛ミックスを得意とする石上さんが選ぶ名品は、普遍性と鮮度のバランスがとれた逸品揃い。この季節にぴったりな、鉄板コーデも参考に。
Masterpiece of Ishigami
01
eb.a.gosのかごバッグ
かご素材×黒レザーの特徴的なコンビが、名品たるゆえんです
石上美津江さん
個人的にも長年愛用するエバゴス。ミックスコーデには欠かせません
「プライベートでもかれこれ10年以上愛用している、黒レザーとのコンビ。私の甘辛ミックスには欠かせない一点です。〝冬のかご〞という感覚が大好きで、チェックのコートを主役にしたトラッドスタイルに合わせてみました。
エバゴスのバッグはアフターケアも充実。定期的にメンテナンスをして、大切に大切に使っています」(石上美津江さん)
Masterpiece of Ishigami
02
crinkle crinkle crinkleのレースブラウス
今季で2シーズン目の新しいブランド。大人の甘さが叶います
石上美津江さん
甘ブラウスを新ブランドでアップデート。鉄板スタイルに新鮮さを呼び込んで
「春夏は白、秋冬は黒と、レースのブラウスが一枚あると本当に便利です。レースブラウス×ベイカーパンツの組み合わせは、マイ定番のひとつ。
好きなスタイルは変わらないので、ブラウスをアップデートすることで、新鮮さを楽しむようにしています」(石上美津江さん)
Masterpiece of Ishigami
03
Hériterのギャザースカート
どこかモード感のある甘さが秀逸。冬素材とのミックスを楽しんで
石上美津江さん
モードな白スカートをワントーンで。優しげなエクリュが気分です
「エリテはお店がないので、セレクトショップで見かけるたびに、必ずチェックしています。コットンのギャザースカートと冬素材とのミックス感がたまらなく好き。
今季は真っ白というよりも、やわらかいエクリュトーンが気分です。セント ジェームスのカットソーを合わせて、シャープな空気感を加えました」(石上美津江さん)
究極のベーシックを厳選
兵藤さんが選ぶ3大「辛名品」
長く使えるベーシックアイテムを知り尽くす兵藤さん。メンズライクな辛口名品にさりげない女性らしさを添えた、やわらかいムードの着こなしに注目。
Masterpiece of Hyodo
01
YLÈVEのカーゴパンツ
上品なベージュと万能のシルエットが、名品カーゴの証
兵藤千尋さん
貴重な上品ベージュのカーゴを、アーストーンで優しげに着こなして
「カーゴパンツといえばカーキが多い中、この一本は上品なベージュが本当に素敵。アースカラーで、全身を優しげにまとめて」(兵藤千尋さん)
Masterpiece of Hyodo
02
HYKEのスウェット
あらゆるスウェットを着てきた中で、超優秀と呼べる一枚です
兵藤千尋さん
ミリタリーを得意とするブランドの英知を集結した名品スウェット
「ニット代わりに着られる、シックなムードを持つハイクのスウェット。ブラウジングしやすい裾やへたらない袖口など、シンプルながらもディテールが超優秀。シャツワンピを合わせて、今季らしいトラッドに」(兵藤千尋さん)
Masterpiece of Hyodo
03
ATONのトートバッグ
主役として使えるトートバッグ。今季はツヤのあるナイロン素材で
兵藤千尋さん
存在感たっぷりのナイロントートが、冬コーデに抜け感をプラス
「毎シーズン、必ずチェックするエイトンのトートバッグ。今季の素材はナイロン。冬のマットな着こなしに、大人っぽいツヤ感を加えてくれます」(兵藤千尋さん)
Staff Credit
撮影/金谷章平(人物) 魚地武大(TENT)(物) ヘア&メイク/桑野泰成(ilumini.) スタイリスト/兵藤千尋 モデル/浅見れいな 取材・文/磯部安伽
理論派エディター磯部安伽さんが提案
おしゃれが決まる
「名品ワードローブの整え方」
名品ワードローブの着回し力検証
名品アイテムで、着回しを実践! 少数精鋭のワードローブを引き立てるカジュアル名品小物も登場。〝名品の底力〞を実感して!
Style
01
クラシカルな着こなしで、名品トレンチの魅力と可能性を堪能!
トレンチコートの長所のひとつは、着方をアレンジできるところ。今季なら衿元のボタンを留めたクラシカルな仕上げが素敵。前をガッと開けてベルトをキュッと締める女っぽい着こなしとは、まったく違ったムードが手に入ります。
袖口と裾から柄ワンピをチラリとのぞかせて、シネマティックなスタイルを楽しんで
トレンチコートと柄ワンピの相性のよさと言ったら! カジュアル派でよかったなと思える瞬間です
by Isobe
Style
02
白T×白パンツの夏の鉄板コンビを、+カーデで冬へとつなぐ
夏の定番コンビ、白T×白パンツの上にカーディガンをはおっただけ。たちまち冬の装いへとおしゃれがつながります。
ふわもこ素材ときれい色というのがおしゃれ感のポイント。この上にトレンチコートをはおって、さらにロゴスウェットを肩かけしてもOK。名品ワードローブの着回し力、恐るべし(笑)!
無駄を削ぎ落としたシンプルな組み合わせこそ、服が持つ実力が反映されるものです。丁寧に厳選したカジュアル名品でなら、存在感のある着こなしが叶います
by Isobe
Style
03
着るだけで様になる、シーズンレス服の柄ワンピ。小物合わせも楽しんで
着るだけで絵になるというのが、柄ワンピースの最大の魅力です。合わせる小物次第で着こなしのイメージが変わることはもちろん、パンツやシャツなどと違い、流行のシルエットがない。生地の劣化さえ気にかければ、まさに一生もの。気に入った一枚を見つけたら、迷わず手に入れるのが正解だと思っています
この柄ワンピ×サイドゴアブーツという組み合わせは、カジュアル派の鉄板スタイル。ですが、いつもお世話になっているワンピースに敬意を込めて、時にはここ一番のヒール靴を履いて、お出かけしてみるのはいかがでしょう? ワンピースも家族も、きっと喜んでくれるはず!
by Isobe
Style
04
生真面目なトレンチと不真面目なロゴスウェット。このミックス感がたまらない!
本質が真面目なトレンチコートに茶目っ気たっぷりのロゴスウェットが加わった化学反応ほど、印象的な着こなしはありません。
今シーズンらしさを目指すなら、ロゴスウェットの衿元から白Tをチラリとのぞかせて、さらにネックレスを重ねづけ。トレンドのトッピングが、カジュアル名品にときめきを加味します
『それどこの?』と人から聞かれる服や小物は、やはり本物なのだと思います。ひとつひとつに力があって、それでいて、着る人になじんでいる。だから、周囲は聞かずにはいられない。今回ご紹介したカジュアル名品たちは、きっとそんな存在になってくれる。そう信じています!
by Isobe
Style
05
レイヤード自在のカジュアル名品があれば、毎日がクリエイティブ!
カジュアル名品、全部着ちゃった! それがこの着こなしのテーマです。
トレンチだってすんなり似合うし、おしゃれ上級者なら、ロゴスウェットの下に柄ワンピースをレイヤードして、裾から白パンツをのぞかせるのもいい。着回しと聞くと、実用面が先立ちますが、実はこんなにもクリエイティブなんです
白パンツのまとめ力、白Tの脇役力、ロゴスウェットの遊び心、きれい色カーデの華やかさを、存分に堪能できる着こなしが誕生。今回の6着を参考に、あなたらしい名品ワードローブを見つけてほしいなと思っています
by Isobe
Staff Credit
撮影/東 京祐 ヘア&メイク/森 ユキオ(ROI) スタイリスト/石上美津江 モデル/高垣麗子 取材・文/磯部安伽
ママスタイリスト&エディターが愛用
冬のママを救う「防寒名品」リスト
屋外でのアクティビティや毎日の送迎など、ママの冬は本当に寒い。そこで、ママスタイリスト&エディターにアンケートを敢行。保温力と使い勝手を両立し、さらにおしゃれ心も満たす最強の「防寒名品」が出そろいました!
Scene:@土手
強い北風が吹く中、サッカーの試合を応援
息子のサッカーの試合の日は、冷たい風が吹きつける土手で何時間も立ちっぱなし! 着膨れ知らずのレイヤードですっきり、完全防寒!
アウターの下に仕込むインナーダウンは、太ももが隠れるロング丈が真冬の応援コーデの最適解。乾燥しがちな冬の素肌に優しいカシミヤ混の薄手タートルも、何よりの必需品です。底冷え知らずの厚底ハイカットスニーカーにレッグウォーマーを重ねて、足元まで入念にケア。
Scene:@送り迎え
キンと冷える冬の空気を切って、自転車をこぐ!
冬だからといってさぼれないのが、自転車での保育園への送り迎え。前後の予定だってあるし、できればおしゃれも諦めたくない!
足さばきのいい短丈アウターをベースに、どう防寒するかが勝負の送り迎え。トレンドのボアベストと脱ぎ履きしやすいボアシューズを軸に、ニット帽やビッグストールで風対策は万全。
Scene:@学校
体育館での行事に出席。意外と底冷えが厳しい…!
カジュアルすぎは場違いとはいえ、体育館では防寒がマスト。きれい見えするスカートスタイルで、暖かさを手にして!
コートを着っぱなしというわけにもいかないのが学校シーン。ジャケット見えするインナーダウンは、アウターを脱いだときのきれいめ印象に差がつきます。首と手首を守るストールとリストウォーマーは、カシミヤ素材の上質感できちんと感を狙って。
Scene:@公園
思いきり遊びたいから、動きやすさも譲れない!
汚れが気にならないスポーティな着こなしに暖かさと動きやすさを備えた名品をプラス。注目の旬小物でおしゃれ感も抜かりなく!
公園遊びの相棒、スウェットとナイロンアウターの間に仕込んだのはコンパクトなインナーダウン。流行のバラクラバで、おしゃれにも気を配って。
Staff Credit
撮影/小嶋洋平(人物) 魚地武大(TENT)(物) ヘア&メイク/TOMIE スタイリスト/徳永千夏 モデル/優木まおみ 取材・文/磯部安伽 撮影協力/AWABEES
重くならない&暗くならない、あか抜けヒントが満載!
「地味色でも素敵」な人の真冬SNAP!
大人にふさわしい落ち着きと品格を持つ地味色は、 どの色同士を組み合わせてもこなれて見えるのが魅力。手持ち服ですぐにトライできると話題沸騰の〝地味色コーデ〞をさらに磨き上げるコツとは?
LEEが誇るおしゃれ賢者たちの着こなしから学びます!
大人気モデル 高山 都さん登場!「可愛い地味色」達人の冬ワードローブ
フレンチやトラッドなどをベースにしながら、常に新しいエッセンスを取り入れ、自身のおしゃれ哲学を進化させ続けている高山都さんも、実は大の地味色好き。そんな都さんに、ベーシックカラーだけでも無難に見えず、〝大人可愛く〞着映える秘訣を教えていただきました!
Style
01
ボーイッシュな黒のオールインワンを白ソックス×ヒールでレディ仕上げに
Miyako’s Comment
ベロアのベレー帽、モヘアのカーディガン、型押しツヤレザーのバッグと、同じ黒でも異素材をMIXすることで、スタイリングを立体的にブラッシュアップ。
おでこを出し、足元には靴下で白をさすひと手間で、地味色コーデののっぺり見えを回避するとともに、フェミニンな大人の可愛げを補いました
高山都さん
●ALL-in-one:Oblada
●Cardigan:ADAM ET ROPÉ
●Beret:KIJIMA TAKAYUKI
●Bag:J&M DAVIDSON
●Shoes:Gianvito Rossi
Style
02
マニッシュなブラックのセットアップはロックTで遊び心たっぷりに着るのが気分
Miyako’s Comment
かっちり度の高い黒のパンツスーツは、古着のロックTを入れ、デイリーに寄せて着るのが最近の定番。白スニーカーやシルバーアクセも、黒の持つ辛さや迫力をやわらげるほどよい〝抜け〞に
高山都さん
●Jacket&Pants:MM6 Maison Margiela
●Shoes:NIKE
●T-shirt:vintage
●Bag:J&M DAVIDSON
Style
03
目を引くシルエットのワンピースで高揚感のあるグレーを満喫!
Miyako’s Comment
明るい色のパーティファッションだと落ち着かないお年頃(笑)。結婚式の二次会やちょっといいレストランに出かけるときは、色のトーンは抑えつつ、シルエットに華のあるアイテムで非日常を楽しみます。
グレーのメルトンワンピも、透ける白ニットを重ねればクリーンかつ軽やか。仕上げのひと盛りにシルバーのツヤ感をピリッときかせて
高山都さん
●One-piece:ATON
●Jacket:HYKE
●Knit:TICCA
●Bag:J&M DAVIDSON
●Shoes:Gianvito Rossi
Style
04
甘くなりすぎない黒のチュールに大人の可愛げを託して
Miyako’s Comment
トレンドアイテムに挑戦するときこそ、安心の黒に頼ります。ロンT+デニムのシンプルコーデも、チュールビスチェ&エナメルシューズでロマンティックな黒を投入すると、たちまち今っぽいフレンチスタイルが完成
高山都さん
●Bustier:Chika Kisada
●T-shirt:BODHI
●Pants:chimala
●Bag:eb.a.gos
●Shoes:Pretty Ballerinas
Style
05
最旬のスリーピースもブラウンチェックなら柔和&きちんと見え
Miyako’s Comment
ともすればフェミニンになりすぎるビスチェやタイトスカートも、王道トラッドなブラウンチェックだと、品よくきちんと見えて、お仕事シーンにも重宝。
しかも柄がさし色代わりになり、地味にまとまりすぎないから、難しいテクニック抜きで着映えが叶うんです。インナーはコントラストがつきすぎず、優しげに見えるベージュのカットソーをチョイス
高山都さん
●Jacket、Bustier、Skirt:C.S.G
●Tops:AURALEE
●Shoes:SANDERS
Staff Credit
撮影/魚地武大(TENT)(物) 須藤敬一(人物) ヘア&メイク/鈴木智香(A.K.A.) モデル/高山 都 スタイリング協力/高橋美帆 取材・文/栗田瑞穂
LEEweb連載
「おやこどもコーデ」も大人気
スタイリスト 徳永千夏さん&高橋美帆さん登場!
ママシーンこそ「地味色」が便利です!
園や学校行事で、公園で、ママ友との集まりで…浮かずに感じよく装いたいときも、やっぱり頼りになるのは〝地味色〞。同世代スタイリスト2人が実践する、ほどよくきれいめでママとしての実用性にも即した地味色コーデを、シーン別にご紹介!
@School
学校公開から保護者会まで対応
ちょい辛派
小学校の就学前健診は“やわらかグレー”で好感度高めに
Miho
上下グレーの迫力をやわらげる、ゆるパンツと淡色カーデで話しかけやすい気さくなママを目指して
高橋美帆さん
●Pants:SEA
●Jacket:BABYLONE
●Cardigan:TICCA
●Turtle knit:HOUSE OF LOTUS
●Bag:PIENI
●Shoes:Paraboot
ちょい甘派
品よく盛れる白スカート&チェックで保護者会でも目を引くママを演出
Chinatsu
おしゃれして学校に行くと娘たちが喜んでくれるので、場になじむ品のよさに加えて、可愛げも意識したコーデを
徳永千夏さん
●Stole:TWEEDMILL
●Jacket:HOUSE OF LOTUS
●Gray tops:Armor-lux
●Turtle T-shirt:three dots
●Skirt:journal standard luxe
●Chain bag:MAGLOW
●Shoes:PIMENTÉ
@Park
汚れが目立ちにくいので公園ハシゴも余裕!
ちょい辛派
全力で子どもと遊びたいから脱ぎ着の楽なグレーベストを重ね着
Miho
子どもたちと公園で遊ぶときは、動きやすいうえに温度調節もしやすい『ロンT+ベスト+アウター』の3枚重ねが鉄板。異素材を重ねることで、手をかけたスタイリングに見えるところも気に入っています。
厚手ベストとのレイヤードがもっさり見えないよう、衿元とスニーカーのソールで〝少量の白〞をきかせたのがポイント。
どうしてもメンズライクな印象になってしまうため、仕上げにパールピアスでちょっぴり甘さと可愛げをプラスしました
高橋美帆さん
Mama
●Vest:ADAWAS
●Jacket:LENO
●Long T-shirt&Pants:Oblada
●Cap:Marmot
●Bag:TEMBEA
●Shoes:New Balance
Kid
●Jacket:TAION × B:MING
●T-shirt:MARKEY’S
●Pants:CIAOPANIC TYPY
●Shoes:CONVERSE
ちょい甘派
ベージュをきかせた旬レイヤードで公園後のお出かけにも自信が持てる!
Chinatsu
冬の公園の見守りタイムには、着脱しやすいカーデや防寒&撥水アウターが必須。そのままカフェや買い物に出かけることも多いので、カーキグラデにベージュをバランスよく取り入れた着こなしで、おしゃれ感も抜かりなく!
徳永千夏さん
●Cut and sewn:Plage
●Cardigan:B:MING by BEAMS
●Coat:PLAIN PEOPLE
●Pants:Chaos
●Bag:BANANA REPUBLIC
●Shoes:PIMENTÉ
@Home Party
ママ友宅へ子連れで集合!
ちょい辛派
ニュアンスグレーのパンツセットなら親しみやすいドレスアップが叶う!
Miho
いつもとは違う装いを楽しみたいパーティシーン。とはいえ、そのまま公園に行くことも〝子連れあるある〞のため、パンツのセットアップが最適解!
クールになりすぎないよう、グレーでも明るめトーンを選び、ニットやかごバッグでやわらかさを補って
高橋美帆さん
●Shirt&Pants:SAYAKA DAVIS
●Cardigan:SLOANE × Demi-Luxe BEAMS
●Basket:eb.a.gos
●Shoes:NEBULONI E.
ちょい甘派
率先してお手伝いできるよう〝コンフォートなネイビー〟を選択
Chinatsu
自分らしいロゴTやラクちんウエストゴムスカートも、端正なネイビーベースならきれいめに仕上がるので頼っています
徳永千夏さん
●Skirt:Curensology
●Coat:OPAQUE.CLIP
●T-shirt:THE PAUSE
●Stole:Johnstons of Elgin
●Bag:VASIC
●Shoes:DIANA
Staff Credit
撮影/芹澤信次(人物) 魚地武大(TENT)(物) ヘア&メイク/桑野泰成(ilumini.) スタイリスト・モデル/徳永千夏 高橋美帆、新 取材・文/栗田瑞穂 撮影協力/tokyobike
きれいめ派・BEAMSプレス 目黒越子さんが選ぶ
冬中活躍! 3枚の「地味色コート」
過去2回のルポ特集も大人気! 〝地味色マスター〞目黒越子さんが、今季ヘビロテする3枚のコートの着こなしを公開。
目黒さん流のスタイルよく着映える上品な地味色コーデには、コートを冬中楽しみ尽くすためのヒントが満載です。
Item
01
CINOHのノーカラーコート
上品コートを味方に大人リラクシーなミニ丈コーデを満喫!
軽快なミニ丈ニットワンピ×ロングブーツも、このコート一枚で即大人顔に。すっきりしたノーカラー&ボタンレスだから、ボリュームのあるハイネックとも相性抜群です
目黒越子さん
●Coat:CINOH
●One-piece:Demi-Luxe BEAMS “.M line”
●Bag:Demi-Luxe BEAMS
●Shoes:CAMINANDO
Item
02
Demi-Luxe BEAMSの スタンドカラーボアコート
定番のタイトスカートにゆるっとはおれば旬度もバランスも格段にアップ
暖かくて動きやすい冬の休日コーデ。オーバーサイズコート×Iラインのニットスカートは、着やせ効果大の黄金コンビです。スポーティと女性らしさのMIX感も今の気分
目黒越子さん
●Coat:Demi-Luxe BEAMS
●Tops:AK+1
●Skirt:Demi-Luxe BEAMS “.M line”
●Bag:Pilgrim Surf+Supply
●Shoes:CONVERSE
Item
03
AK+1の シャギーロングコート
異なる素材を掛け合わせてシンプルなきれいめコーデに奥行きをプラス
毛足長めのシャギーコートに光沢のあるIラインスカートを合わせて、メリハリと旬感を。中を淡いオフ白でまとめると、色の対比で驚くほどほっそり見えるんです
目黒越子さん
●Coat:AK+1
●Knit:Demi-Luxe BEAMS
●Skirt:Demi-Luxe BEAMS“.M line”
●Bag:MARY AL TERNA
●Shoes:CAMINANDO
Staff Credit
撮影/魚地武大(TENT)(物) 須藤敬一(人物) ヘア&メイク/沼田真実(ilumini.) 取材・文/榎本洋子(TENT) 撮影協力/平賀緋奈子
LEEキャラクター&LEE100人隊の
「私たちも地味色派!」全国SNAP
本誌で地味色特集を重ねる中、編集部には「実は私も〝地味色派〞なんです!」の声が続々!
全国のおしゃれ上手28人から届いた、この冬愛用中のリアル地味色コーデをご紹介します。
グレーは異なる質感で奥行きを
Gray
今季No.1最旬カラーは、ワントーンで堪能する人が多数! 素材を変えたり濃淡をつけることで、表情豊かな着こなしに。
明度に差をつければ単色でも単調にならない
大きな面積を占めるコートはライトグレーを選び、ワントーンでも軽やかに。年齢を重ねるうちに、色を無理にさすよりも地味色の中で合わせ方を工夫するほうが自分らしいと感じるようになりました
- Coat:JOURNAL STANDARD relume
- Knit:Oriens JOURNAL STANDARD
- Pants:GU
- Bag:MARROW
- Shoes:CONVERSE
淡グレーのニットで顔まわりに明るさは残しつつ、チャコールグレーのパンツで印象を引き締めました。冬はブーツを選びがちですが、ビジュー付きパンプスで遊び心を。薄手タイツで抜け感も意識
- Coat:ISABEL MARANT
- Knit:INSCRIRE
- Pants:AEWEN MATOPH
- Bag:HELOYSE
- Shoes:PIPPICHIC
異素材&グラデでメリハリコーデが完成
ツヤのあるワンピを取り入れたり、ニットの質感を変えたり、緩急のある着こなしを意識。グレーの中でもグラデーションを作って、明るい色が上にくるようにして重心をアップさせました
- Turtle knit:SOÉJU
- Knit:SAYAKA DAVIS
- One-piece:MICA & DEAL
- Bag:A.P.C.
- Shoes:DONALD PLINER
グレーを軸に黒のバッグ&シューズで全身を引き締めて。ニットの織り地が立体的なので、ワンツーでも簡単に決まります。ワードローブは、着回し力の高いグレー・黒・白の3色がメイン
- Knit:URBAN RESEARCH ROSSO
- Pants:UNIQLO
- Bag:CELINE
- Shoes:Maison Margiela
全身がぼやけないよう、適度に光沢のある濃グレーのパンツで引き締め効果を狙って。きれい色の小物を合わせることも多かったのですが、最近は大人っぽいグレー×ブラウンが新定番です
- Tops:three dots
- Pants:UNIQLO
- Coat:HENRIETTE STEFFENSEN
- Bag:Louis Vuitton
- Shoes:New Balance
彩度の異なるグレーのレイヤードでリズムのある着こなしに。小物はつい黒を選びがちですが、あえて白をさして、明るさと軽さを演出。髪を暗くしてから地味色が一層落ち着くようになりました
- Coat:KAYLE
- Cardigan&Pants:UNIQLO
- Bag:apart by lowrys
- Shoes:FRAY I.D
黒上手は“さし白”上手!
Black
黒を多用しているのに驚くほど軽快なコーデが大集合。その共通点は〝白をきかせた〞抜け感テクにありました。
暗く見えそうで実は苦手意識のあった黒。顔映え効果の高い白ニットや甘めのファーバッグなど、自分の得意なアイテムと合わせることでやわらかい印象になり、無理なく楽しめるように
- Knit:UNIQLO
- Skirt:coca
- Bag:PLST
- Shoes:HIRAKI
Style #
02
@神奈川県
LEE100人隊/OG Tannyさん
コットンスカートならモノトーンでもフェミニンな印象に。柄物を取り入れると単調見えを簡単に回避できるので、この日もチェックマフラーを。どれも長年愛用しているお気に入りアイテムです
- Knit:UNIQLO
- Skirt:SHIPS
- Bag:TORY BURCH
- Shoes:MACKINTOSH LONDON
地味色は、ポンチョなどのひとクセあるデザインも気負いなく取り入れやすいのが利点。白ソックスやメガネなど小物をきかせて。黒でまとめた分、メイクで色を足すのがマイブームです
- Coat&Knit:JOURNAL STANDARD relume
- Pants:GU
- Bag:A.P.C.
- Shoes:bonitas
カーディガンは毛足が長いものを、インナーはシースルー素材を選んで軽さを意識しました。エンフォルドやロエフ、ローヘンなど、地味色でもディテールが光るブランドをチェックしています
- Cardigan:Ballsey
- Tops:UNIQLO
- One-piece:ENFÖLD
- Bag:MARY AL TERNA
- Shoes:MM6 Maison Margiela
暗く見えないよう、アウターやニットのボタン、ローファーのバックルなど、密かにゴールドをちりばめました。クロップドパンツのつなぎ役にパンセレラの白い靴下をのぞかせて軽やか仕上げに
- Coat:EUCLAID
- Cardigan:vintage
- Pants:23区
- Bag:vintage
- Socks:Pantherella
- Shoes:TOD’S
このスニーカー「インスタポンプ フューリー」は白ソールで、黒コーデにほどよい抜けを補完してくれます。地味色の日はフリンジ付きのバッグなど、デザイン性のあるアイテムを取り入れるように
- Gilet:MARW UNITED ARROWS
- Knit&Pants:UNIQLO
- Bag:AYAKO BAG
- Shoes:Reebok
ネイビーは大人カジュアルに振るのが気分
Navy
色そのものにきちんと感が宿るネイビーならボーイッシュなスタイルもたちまち品よく昇華してくれます。
ボーイッシュなコーデも子どもっぽく見えない!
マニッシュなコーデを、スカーフやアクセサリーで上品に。レイヤードでも重く見えないよう、異なる素材で抜け感も。ネイビーはもちろん、ベージュやブラウンなど優しげな地味色も大好き!
- Coat:KIJI
- Denim jacket&Pants:AURALEE
- Tops&Bag:JIL SANDER
- Scarf:vintage
- Shoes:CONVERSE
ネイビーのキルティングコートは、きれいめにもカジュアルにも合う頼れる一着。ドット柄スカートやシャギーベストなど、地味色なら甘めのデザインが取り入れやすいのもうれしいポイントです
- Coat:Traditional Weatherwear × LEE
- Gilet:BEAUTY & YOUTH
- Skirt:IÉNA
- Bag:VASIC
- Shoes:SLOBE IÉNA
カーキはきれいめに寄せるのがカギ
Khaki
ハンサムに転びすぎないよう、甘いエッセンスを加えるのがコツ。スカートやワンピースに、ツヤのある黒シューズを合わせるのがみんなの鉄板!
とろみスカートならたちまち女性らしく
淡カーキのサテンスカートを主軸に、白アイテムを合わせてソフトな雰囲気に。昔から地味色好きですが、中でもカーキはベースにもアクセントにも使えるので頼りにしています
- Gilet、Tops、Skirt:meri
メンズライクなミリタリージャケットに、光沢のあるレザープリーツスカートを合わせて今っぽく。大ぶりなゴールドバングルのメタリック感が、着こなしを一層華やかに盛り上げます
- Jacket:Spick & Span
- Shirt:ZARA
- Bangle:UNITED ARROWS
- Bag”MARROW
- Shoes:GU
カーキのアウターにニットワンピできれいめ要素を足しました。カーキを着る日は、髪にツヤを足したり赤リップを塗ったりと、ヘア&メイクでもバランスを調整。アクセはなじみのいいシルバーで
- Jacket:CDG × ALPHA INDUSTRIES
- One-piece:PHEENY
- Bag:TOGA × PORTER
- Shoes:ADAM ET ROPÉ
LEEで特集していたBEAMS目黒越子さんの地味色コーデが素敵でまねっこ! ミリタリー色の強いカーキはスカートで投入。ボウタイブラウスをデザインニットからのぞかせるのがポイントです
- Knit:UNIQLO
- Blouse:UNTITLED
- Skirt:Fredy emue
- Bag:green label relaxing
- Shoes:NATURALIZER
スカート派は着映えデザインで、 パンツ派はスタイルアップで地味見え回避!
Skirt&Pants
スナップ写真を仕分け中に見えてきたのは、〝地味色上手はボトム上手〞ということ。華やかさはスカートに、ほっそり見えはパンツに託して、軽快スタイルを楽しんでいました!
モノトーンの花柄ならシックなのに華やか
花柄ワンピをスカート風に着てみました。ニットをかぶるときは、ワンピのウエストを紐で結んできれいなラインが出るようにひと工夫。チェーンバッグのきらめきをアクセサリー感覚で添えて
- Knit:Re:EDIT
- One-piece:SLOBE IÉNA
- Hat:CA4LA
- Bag:LAURA DI MAGGIO
- Shoes:GU
ハリのあるフレアスカートをコーデのメインに。トップスをインしてショート丈アウターを合わせることで、スカートのボリューム感を引き立てて。仕上げに黒のブーツでバランスを調整しました
- Jacket:H&M
- Knit:apart by lowrys
- Skirt:upper hights
- Bag:MARROW
- Shoes:SIMPLICITÉ
黒ニットが重たく見えないよう、淡ブラウンのツヤ感スカートを。ほんのりフレアなシルエットで歩くたびに裾が揺れ、冬でも軽快な印象に。ネックレスとバングルで華やぎをプラスしました
- Knit、Skirt、Shoes:Gready Brilliant
- Necklace:GU
- Bangle:grün
- Bag:FURLA
細身パンツ×ブーツですらりと好バランスに
ALL黒の日、ベーシックなシルエットでまとめると地味になりすぎるので、Aラインの中綿コートを愛用。アウターにボリュームがある分、細身のデニムとブーツで縦のラインを強調しました
- Coat:ENFÖLD
- Pants:UNIQLO
- Bag:A.P.C.
- Shoes:SENSE OF PLACE by URBAN RESEARCH
ボリューム満点のボアマフラーで目線を上げて、脚長効果を狙って。ニューバランスのML725AKはソールに適度なボリュームがあり、スニーカーでも美バランスに決まるのがお気に入り
- Blouse、Pants、Bag、Stole:meri
- Shoes:New Balance
ショート丈ジャケットが重心アップに貢献
トップスをインして短丈ニットジャケットを肩かけすることで、簡単に重心アップ。腰高タックワイドパンツも大活躍! 地味色ならしょっちゅう着ていてもバレにくいのもうれしいポイントです(笑)
- Jacket&Shoes:GU
- Tops:PETIT BATEAU
- Pants:UNIQLO
- Bag:CELINE
Staff Credit
取材・文/古川晶子
ブーツの季節だから、挑戦しやすい!
身長155㎝エディター・伊藤真知さん責任編集
小柄さんこそ、「ミニボトム」で楽しくスタイルアップ
今季、ついにボトムにもやってきた"短丈"ブーム! 小さな体ゆえに、短め丈も無理なく楽しめる小柄さんにとって、ミニスカやショーパンといった「ミニボトム」はうれしすぎるトレンド。しかも冬場はブーツやアウターなど"素足が隠せる"心強い味方も多く、挑戦しない手はありません! そんな追い風に乗って今こそ提案したいのは、誰でも簡単にスタイルアップがかなう、大人流のミニボトム着こなし術。LEEでもおなじみ、小柄エディター・伊藤真知さんがナビゲートします。
SKIRT coordinate(スカートコーディネート)
PANTS coordinate(パンツコーディネート)
【アウター】とのバランスも大事!
【小柄さん】「Iライン」or「Aライン」を意識して、簡単スタイルアップ
冬のミニボトムを素敵に着こなすためには、アウターとのバランスも大事なポイント。細身のミニスカはロングコートで包んでいっそうほっそり、広がるショーパンには着丈の近いミディコートを重ねて、太もも下をすっきりと。ボトム+アウターの黄金ルールでスタイルアップを加速させて。
A.真四角ミニスカは×ロングコートでスマートなIラインに
01
ミニスカコーデ
+ロングコート
旬のグレーでおしゃれに細見え。ハイウエストで脚長も狙って
タイトなミニスカ+筒太なブーツで下半身をまっすぐ見せつつ、ロングコートでさらに縦のラインを強調しすらっとした印象に。ふわふわの毛足が目を引くシャギースカートも、トップスをインすることで腰高感がきわだちバランスアップ。
02
ミニスカコーデ
+ロングコート
同素材のベストを活用してコートの中もすらっとIラインに
ともするとなまめかしくなりがちな大人のミニスカこそ、メンズライクな素材やシックな配色で格好よく振り切るのも◎。ヘリンボーンツイードのミニはベストとセットで楽しめる旬度の高い一枚。コートを着ても脱いでもIラインをキープでき、小柄さんもぐっとスタイリッシュな印象に。
03
ミニスカコーデ
+ロングコート
ちょっときれいめにいきたい日はミニスカとコートの丈差を縮めて
素足をカバーできるという意味でも欠かせないロングコート。ただし脚の露出が少ないときは長すぎると野暮ったく見えるので、ミニスカ丈に近づけて。
B.台形ショーパンは×ミディコートでコンパクトなAラインに
04
ショーパンコーデ
+ミディコート
ショーパンの可愛さを引き締めるハンサムなブルゾンが好相性
裾広がりのショーパンには、気持ち短めのジャケットコートがかさばりにくくて好バランス。
05
ショーパンコーデ
+ミディコート
同色コートでセットアップ風に。淡色のミニも大人っぽく今どき
シャツ+ニットを重ねてインという新鮮テク。ベルトも使って上半身をよりコンパクトに。
06
ショーパンコーデ
+ミディコート
キャッチーな赤でリズムをつけて重い色に“着られない”工夫を
胸元の高い位置できかせたボーダーが、重心アップをあと押し。チラ見せくらいが大人流。
【小物】とのバランスも大事!
【小柄さん】洒落見えにきく「ひと工夫」でさらにバランスよく!
これまでの着こなしでも登場した、バランスアップにきく小物テクをご紹介。おしゃれの旬度も上がる、小柄さんに"いいもの"だけをピックアップ!
01.目を引くカラーソックスが脚長効果にもひと役
さし色としての可愛さだけでなく、黒ブーツの上に〝色〞を置くことでひざ位置が上がり、黒タイツ一色よりも脚が長く見える視覚効果が。服で近い色を拾えば、派手色だって簡単!
02.小ぶりなバッグの斜めがけで、いっそう脚長見えに
ミニスカの場合はベルトの代わりにショルダーバッグを短くかけて、腰位置を高く見せるのも効果的。スカートのはき口くらいにバッグがくるように、斜めがけするのがポイント。
\U155㎝さん向け/
【体】とのバランスも大事!
小柄さんにおすすめの人気ブランド発「イチ押し」ミニボトム
Sサイズでも大きかったり、長かったり……なかなか理想のサイズに出会えないと悩む、低身長&きゃしゃな小柄さん向けのサイズ展開をしている人気ブランドにも注目。きれい見えや洒落感にもこだわったイチ押しの4枚を試着してみました。
SSから3サイズで展開
1.DRESSTERIOR(ドレステリア)のツイードミニスカ
シックな着こなしにほどよい可愛げをもたらすツイードミニ。大人好みのブランドだけあって着丈も絶妙。
地味色コーデのアクセントに最適!着回しもききそう
SSから3サイズで展開
2.Arpege story(アルページュストーリー)のハイウエストミニスカ
ハイウエスト&後ろゴムでインしやすいのも、小柄さんにはうれしいポイント。360度スカート見えしつつ、実は中は二股に分かれたデザイン。きれいめなシーンにも臆せず使えて動きやすいと、働くママからも絶大な支持が。
きれいめなミニでGジャンの着こなしが広がりました
オンラインではXSから展開
3.GU(ジーユー)のタック入りショーパン
起毛素材にピンタックを施し、2000円台とは思えないほど〝手の込んだ〞美脚ショーパン。洗濯機洗いOKという扱いやすさも日常向き。
座っても裾が地面につかないから公園遊びにも
小柄さん専用として展開
4.ŚTRATA(エストラータ)のベルト付きショーパン
ディレクターの田中絢子さんも身長148㎝と、小柄目線ならではのリアルなトレンド服に定評のあるエストラータ。ベルト付き&縦ステッチで長め丈でもすらっと見える一枚は、ミニ初心者でも挑戦しやすいと根強い人気が。
ハリ感のある素材も大人っぽくて好み。×ボーダーも上品!
Staff Credit
撮影/遠藤優貴(人物) 魚地武大(TENT)(物) ヘア&メイク/神戸春美 スタイリスト/徳永千夏 モデル/辻元 舞 取材・原文/伊藤真知
こちらは2024年LEE1・2月合併号(12/7発売)に掲載の記事です。
※商品価格は消費税込みの総額表示(掲載当時)です。
- #スタイリストの私服拝見
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- #ADAWAS(アダワス)
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- #ASAUCE MELER(アソースメレ)
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- #ADAM ET ROPE'(アダム エ ロペ)
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- #eb.a.gos(エバゴス)
- #FABIO RUSCONI(ファビオ ルスコーニ)
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2024.10.05
おしゃれも暮らしも自分らしく!
1983年の創刊以来、「心地よいおしゃれと暮らし」を提案してきたLEE。
仕事や子育て、家事に慌ただしい日々でも、LEEを手に取れば“好き”と“共感”が詰まっていて、一日の終わりにホッとできる。
そんな存在でありたいと思っています。
ファッション、ビューティ、インテリア、料理、そして読者の本音や時代を切り取る読み物……。
今読者が求めている情報に寄り添い、LEE、LEEweb、通販のLEEマルシェが一体となって、毎日をポジティブな気分で過ごせる企画をお届けします!
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