大人も子どもも、やっぱり本が好き♡
積読(つんどく)解消アイデアも! 年末年始にオススメの「本」
年末年始や冬の長い夜に、じっくり読みたい本。パパママリーズの“積読(つんどく)”状態にある本や、子どもたちにオススメの本など、オールジャンルをピックアップ!
可愛いイラスト入りで、楽しく読める児童文庫たち
ライフネタマニア
編集マロミ
5歳次女の保育園の参観日、園児に交じって「はないちもんめ」でハッスル。一方、9歳長女は家の前で毎週末、竹馬を練習中。懐かしい遊び、親も楽しい!
娘2人とも漫画が大好物! ですが、小3長女はみらい文庫、青い鳥文庫、つばさ文庫の3社の児童文庫で活字にも親しむように。可愛い絵が入っているから名作にも挑戦しやすいよう。数冊ストックしておいて、電車移動のときなどに渡すことも。
新年はどんな思い出を作ろうか、ワクワクさせてくれる一冊
生粋のカジュアル派
編集カゲモン
絵本を借りた日はいつも、4歳長男と2歳次男が「僕のを先に読んで!」「まめ(だめ)! こっち!」と大ゲンカ。母は同時に2冊読み聞かせるワザを習得しました。
子どもが生まれてから「教育費や将来の備え」にとらわれていたけど「子どもたちとの思い出づくりに投資できるのは今だけ」と気付かされた『DIE WITH ZERO』。年末年始に読み直し「2024年に家族でやりたいことリスト」を作ろうと計画中。
実家でダラダラ過ごしながら、本に没頭する年越し、最高!
LEEwebも担当
ライターたかみー
平日19時半、小3息子と夕飯の材料を買いにスーパーへ。「何食べたい? レトルトカレーは?」と息子に聞くと、「一汁三菜がいい」との無慈悲な返答……。
京極夏彦先生の『鵼の碑』は一気読みしたく、休みの夜に。中3甥の愛読書『鏡の中の物理学』、小3息子のイチ押し『リマ・トゥジュ・リマ・トゥジュ・トゥジュ』も年末年始に。読みそびれていた舞台の原作も、この機会に読破を目指します。
ノンフィクション本は夫と感想を言い合うのが習慣
EC好きファッション担当
編集やまみ
焼きそば&炒飯を作れるようになった小5息子。仕事が終わらない母の近くでキッチンに立ち、6歳娘の分も作って一緒に食べているのを見て、感謝の涙。
旧知の編集者が作った『怪物に出会った日 井上尚弥と闘うということ』は、ボクシングに詳しくない私でも胸が熱くなった一冊。『続 窓ぎわのトットちゃん』はいつか子どもにも読んでほしい。優しくて深い徹子さんの言葉がしみ入ります。
ジャケ買い小説&理系本、年末こそ読む!
暮らし担当パパ
編集ぷーすけ
5歳息子と3歳娘が習ってきた『秘伝ラーメン体操』が可愛すぎて、何回もリクエストしてます。Apple Musicで曲を探したら、勝俣州和さんも歌ってる!
地元のナイスな書店でジャケ買いした(ジャケ買い楽しい~)翻訳小説『サワー・ハート』、ド文系でやってきたけど、これからはSTEAM(ざっくり言うと理系とアートの知識のこと)だ!と意気込んで買った『LIFE SCIENCE』、この年末こそ!
自分用の本はスキマ時間に、読めるようにKindleにスタンバイ
LEEマルシェ班
編集まっきー
朝からコテで髪を巻こうと頑張っている小4娘。「それ食べたいんだけど〜」「公園で滑り台したいんだけど〜」と語尾が長い2歳息子。家にギャルが2人いる!?
モデル高山都さんから高峰秀子さんの本が面白いと聞き、『女優にあるまじき高峰秀子』をKindleにDL。また小4娘の冬休み用にと購入した『長い冬休み』『ライオンと魔女』。私も同じ本を読んで感想を言い合う約束だが、まだ読めてない母(汗)。
\今月はこの3人でトーク/
マロミ
カゲモン
たかみー
たかみー 親になって以降、一冊を読破する集中力を失い、“積読(つんどく)”状態の本がたまる一方。年末年始に読むぞ~!
マロミ そのあるある、わかるなぁ。子どもの寝かしつけで寝落ちしちゃって、読書時間を捻出できないのがここ数年の悩みだった! でも最近、スマホ用のKindleも使い始めたら、通勤中など移動時間も活用できるようになって、読書量が増えたよ。
たかみー スマホでネットサーフィンする時間を読書にあてるんですね。
カゲモン 私もネット書店でかなりの冊数を買ってますけど、寝る前に読む本は紙がオススメ。以前は寝る前にスマホをいじっていたせいか寝つきが悪かったのですが、紙の本に替えたらぐっすり眠れるようになった気がします。
たかみー 寝る前はどんな本を?
カゲモン 最近読んでいるのは資産形成の本。難しくてほどよく眠くなるという意味でも、おやすみ前向き(笑)。
マロミ 夜は難しいほうが好都合ってことね(笑)。『DIE WITH ZERO』も話題のマネー本だよね?
カゲモン はい。思い出作りに投資しておけば、その記憶の“配当”で心豊かな人生になる、というようなことが書かれていて。旅行や好きなことにお金を使いたい私の背中を押してくれる内容(笑)。いよいよ新NISAが始まる2024年の幕開けですし、年末年始は資産形成関連の本を読んで気を引き締めつつも、こちらでゆるめてバランスをとろうと目論んでます。
たかみー ナイスタイミング。確かに節約の本ばかり読んでると、お金を使うことに罪悪感がわいちゃいますね。
マロミ 年末年始に読む本、私は『源氏物語』の角田光代さん訳をチョイス。1月には紫式部が主人公の大河ドラマが始まるしね。装丁のおしゃれさにも惹かれて、文庫版を買いました。
たかみー こちらもよきタイミング!
マロミ ほかには川上未映子さんの『黄色い家』とか西加奈子さんの『夜が明ける』とか、女性作家さんの本が好き。
カゲモン 短編より長編派ですか?
マロミ 短編も好きだけど、最初の数編を読んで満足しちゃうことが多くて、続きが超気になる長編のほうが意外に読破できるという逆説が。私だけ!?
たかみー 長い分、まとまった時間が欲しくなりますけどね。分厚さがうれしい京極夏彦さんの『鵼の碑』は、年末年始の楽しみにとっておいてます(笑)。あとは息子や甥、姪がハマった本も買ってあるので、時間があるときに読もうかと。パパママとしては、子どもの読書も気になるところ。選び方のルールはあります?
カゲモン わが家、図書館に行ったら4歳と2歳の息子たちに30冊ほどの絵本を借りてます。長男用に4〜5歳向けの本を15冊、次男用に電車の本を数冊、あとは英語の本。ジャンルを決めちゃうと本選びも意外とラクですよ。
マロミ 小3と年中の娘は新しい本には食いつくから、よく書店に行って自分で選ばせてるよ。小3の娘は動物が大好きなので、『シートン動物記』みたいな興味を持ちそうな名作を本棚に置いておくと読む! あとはシリーズものもさりげなく渡したり。
たかみー シリーズ本、1巻を買うと、2巻以降をせがまれますよね。マロミ家の本棚にある本、買ってみます!
Staff Credit
取材・文/高見澤恵美
こちらは2024年LEE1・2月合併号(12/7発売)「神保町パパママリーズ」に掲載の記事です。
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