LEEキッチン大賞ファイナリストの皆さんに、住み始めてから気づいた、やっておいて満足したこと、後悔していることを質問。

キッチンづくりの〝ためになるエピソード〞が満載！

●キッチン側の床を1段下げたことで、カウンターに座っている家族との目線が合い、会話も弾みます。（柴田夕華さん）

●吊り戸棚ではなく飾り棚に。
お気に入りを見せる収納にすることにより、視覚から幸せを得られます。LDKのフォーカルポイントにもなっていて、季節ごとに置くものを替えているので、四季を感じられる場所としても。（Hitomiさん）

●見せる収納と隠す収納を分けたこと。
カウンター前はお気に入りのアイテムが見えるように、背面の食器棚は扉で隠してスッキリ。（T.Hさん）

●アイランド型キッチンの隣にダイニングテーブルを並べたこと。
想像していたとおり、配膳や片付けが横方向にさっとできてスムーズです！（Kurehaさん）

●シンクの真下にゴミ箱、その右に引き出し式の水きりかごスペースを作製。
特に水きりかごが出ていないと、カウンター上がいつもスッキリするので、計画しておいたのが成功しました。（岡本久美さん）

●キッチンの前に大きな掃き出し窓を設けたこと。
好きな景色を見ながらの料理の時間は至福のときです。（yumiさん）

●コの字型キッチンにしたおかげで、配膳が楽に。 何より友人をたくさん招くときも、作りながら飲みながら会話ができるので、キッチンで孤独になりません！（菊池めぐみさん）

●コンロの換気扇を吊り戸棚に組み込んだり、冷蔵庫をリビングから見えない位置に配置したことで生活感がいい具合に抜けてくれています。（たまこさん）

●壁を珪藻土にしたことで、 におわない快適な暮らしに導いてくれました。また、作業台の高さを夫婦の身長に合わせ、90cmにし、通路幅を95cmにしたことで家族4人で調理しても狭さを感じることはありません。（平野 舞さん）

●北向きの家でしたが、キッチンの上（南側）を吹き抜けにしたことで、とても明るくなり、天井が高くなったことで部屋も広く感じます。（倉井沙耶花さん）

Too much

やりすぎた…

●吊るす収納のポールの長さを長くしすぎたことです。ポールが冷蔵庫の扉にぶつかるため、冷蔵庫のサイズに制限ができてしまって買い替えが難しくなってしまいました。（清宮瑞絵さん）

●パントリーに窓をつけましたが、食品に日が当たってしまうため不要だと感じています。なるべく食品に日が当たらないようにしていますが、収納の自由度が低めです。（Hitomiさん）

●L字型キッチンのコーナー部分に窓を設けましたが、開け閉めが大変！
毎度カウンターに上って窓を開け閉めしています…。（よしこさん）

●キッチン床は水はねが気になるので、無垢材の床はいろいろと気になることが多いことに気づきました。床はタイルにするとか、水に強い床材にするのもひとつだったかな。（rinaさん）

●食洗機はフルオープンで使い勝手はよいのですが、家族が多いのでもっと一度で洗える大容量なものにすればよかったなと思っています。 （柴田夕華さん）

●コンセントの位置や数は後で修正ができないので、 もう少しよく考えて設置すればよかったと思いました。（倉井沙耶花さん）

●キッチンは自分が思っている以上に明るいほうが使いやすいということ。 キッチンに関しては照明を少し増やすのもありかなと思います。（岩谷知加さん）

●リノベーション前から使っていた冷蔵庫の幅に合わせて壁を作ってしまい、大型の冷蔵庫に買い替えができず…。将来を見据えて、計画しておくべきでした。（小牟田 恵さん）

●パントリーは間取りで許されるなら、広めにとっておいて損はないかと。（菊池めぐみさん）

● スポンジや洗剤を置く場所など、動線や収納場所など、しっかりと考えて設計していただけばよかったかなと思います。（たまこさん）

次回は、「建築のプロ、整理収納のプロに聞きました『キッチンのレイアウト』と『暮らしやすさ』の関係って？」をご紹介します。

こちらは2023年LEE12月号（11/7発売）「みんなが幸せ 暮らしの真ん中『キッチン』ストーリー」に掲載の記事です。