創刊40周年特別連載
＼LEEスター先輩の／

笑顔の素 ─「あの頃」

手作り連載などセンスアップ記事が人気を集め、LEE読者の憧れの存在として活躍してくれた渡辺満里奈さん。当時のお話を聞きました。

30代・40代は、“種まき”の時期。50代で楽しむための準備期間だと思って

Marina Watanabe

Marina’s History

「あの頃」の笑顔の素

手作り連載では、撮影前に“宿題”が。子育てから離れて裁縫や編み物に向かう時間が、ひとときの癒しでした

Marina Watanabe

かわいい娘さんを
＼激写するオフショット／

撮影用の作品を毎月手作り。真骨頂はニットのソックス！

長年にわたり連載を担当し、等身大でありながらセンス抜群のライフスタイルがLEE読者の憧れの的だった渡辺満里奈さん。特に連載「nuuamu手帖」では、撮影用の作品を満里奈さんが実際に手作りしていたそう（！）で、毎月の宿題に四苦八苦しながら取り組んでくれていたと言います。

Memories of
満里奈さん＆LEE

登場当初はファッション特集や
＼　　　映画連載で活躍　　　／

巻頭ファッション特集を飾ったことも。パーマヘアがレア！（’00年2月号）

イチ押し映画を紹介する連載は約70回も続いた（’00年2月号）。

「手作りはもともと好きで、結婚して落ち着いたタイミングでミシンを買って洋服を作ったり、編み物もナイロンたわしから始めてハマりました。連載を始めてさらにいろいろな縫い方、編み方を学んだのですが……そんなにベテランというわけではないのに、毎回のお題が本当に難しくて。編み込みのニットキャップは、恐らく私の編み方がゆるくて想定よりも大きく仕上がってしまったし、クロスステッチは目の数え方を間違えて細かく縫ったので、大変な作業に（笑）。

中でも、私が編み物の真骨頂だと思っているのが、最終回で作ったソックス。手芸屋さんの友達に『これを編み図を見るだけで編むのは至難の業だ』と言われたほどだったのですが、仕上がったときは本当にうれしかった！　こうして当時のエピソードをパッと話せるほど、どの作品にも思い入れがあるし、この連載を見返すと感慨深いものがありますね。大変なこともありましたけど、撮影に間に合わせなければ！と育児の合間に手作りする時間をあえて作って。裁縫や編み物に取り組むことが、癒しにもなっていました」

＼書籍化もした大人気の手作り連載／

ハンドメイド全般の連載「てづくり手帖」から、縫い物・編み物に特化した「nuuamu手帖」（’10年3月号）へと約3年間も続き、

人気を集めた連載は、2011年に書籍化も。

連載は二度の出産を経て続き、まだ小さなお子さんとともに撮影に行くことも多々。

「ハウススタジオでの撮影に息子を連れていき、スタッフみんなにかわいがられて育ててもらいました。夫と息子と3人でハワイロケにも行きましたね。」

海外ロケも多数！
＼ハワイでは家族で撮影／

貴重な家族ショットを披露してくれた「ハワイゆるり旅」（’09年7月号）。

ブルックリン、香港、京都など旅特集も多数（’11年1月号）。

「娘とは、1歳になる少し前に一緒にブルックリンへ。娘は長時間の飛行機が初めてだったので不安もありつつ、かわいい時期にいいロケーションでたくさん撮影できて。ハンドメイドをテーマにした取材もとても興味深くて、充実していました。どの撮影も記憶に残っているし、本当に思い出深いです」

＼娘さんも一緒にブルックリン取材へ／

第2子出産からの復帰後まもなく、ハンドメイドをテーマにブルックリン出張へ（’11年1月号）。毎月の手作り連載の撮影同様に、幼かった娘さんが同行しての取材だったのも、よい思い出だそう。

夫婦対談で円満の秘訣を
＼　教えてくれました　／

夫である名倉潤さんとの仲よしの秘訣を公開（’17年1月号）。

連載「母と娘のストーリー」ではお母さんとの対談も（’13年6月号）。

後半につづく

Cover History
表紙登場は過去11回！

Profile

『ひるおび！』（TBS系）の隔週月曜、ラジオ『オールナイトニッポン MUSIC10』（ニッポン放送）の木曜にレギュラー出演中。出演映画『OUT』が、11月17日（金）全国劇場公開。
シンガーの野宮真貴さん、モデルの松本孝美さんとともに、『大人の女史会』を結成し、「50代からの人生を楽しもう！」を合言葉に、更年期の経験や向き合い方などを発信する活動もしている。

Instagram：funnyfacefunny
X：marina_w1970
公式サイト：https://www.marina-watanabe.com