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冬こそ電気代下げられます!

【節電の悩み】ここに電気代がかかっています!

「うちの電気代が高いのはなぜ?」電気代が高い原因を節約アドバイザーに聞きました

2023.10.23

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ライターTが丸山さんに切実に聞きたい!

うちの電気代が高いの、どこがダメですか?

取材を進めるうち、節電意識が不足していると気がついたライターT。節約アドバイザーの丸山晴美さんにズバリ、ダメ出しをいただきました!

丸山晴美さん

教えてくれたのは

丸山晴美さん

節約アドバイザー・ファイナンシャルプランナー

26歳で500万円以上を貯めてマンションを購入。その節約術がマネー誌で話題となり、節約アドバイザーとして独立。真冬でも服装などの工夫で、ほぼエアコンなしの生活を実践。

ここに電気代がかかっています!

ひと晩じゅうつけっぱなしの、オイルヒーターとスチーム式加湿器

冬の寝室は就寝時から朝までオイルヒーターで温め、スチーム式加湿器も併用している

寝入る前だけなど、ポイントを絞った使い方を

子どもの風邪予防にと、冬の寝室は就寝時から朝までオイルヒーターで温め、スチーム式加湿器も併用しているのですが……。

「消費電力の多い2つの家電は、寝る前だけなど、メリハリのある使い方を工夫して。寒さ対策をするなら、ネックウォーマーもおすすめですよ」(丸山さん)

つけっぱなしの給湯パネル

24時間365日、給湯パネルを「入」のままにしていいた

給湯器は待機電力だけで、年間約2172円かかる!

24時間365日、給湯パネルを「入」のままにしていいたT。

「一般的な給湯器の待機時消費電力は入の状態で約7〜8W。待機電力のみで年間約2172円もの電気代がかかっていることになります」(丸山さん)



ほぼ毎日使う浴室乾燥

浴室乾燥は、浴室全体にドライヤーの強の熱風を送り続けている状態

ドライヤーの「強」を使っているようなもの…

浴室乾燥は、浴室全体にドライヤーの強の熱風を送り続けている状態で、エアコンか、それ以上の電力消費をしています。

「晴れた日は外干しをしたり、真冬は室内干しをして室内の湿度を上げたり、洗濯物の干し方を少し見直すことで、電気代は確実に節約できますよ!」(丸山さん)

1年中オンになっている温水便座

1年を通して、つけっぱなしになっていたトイレのパネル

便座や洗浄水を、温め続ける電力は必要?

1年を通して、つけっぱなしになっていたトイレのパネル。

「トイレを使う時間はごくわずかなのに、温水洗浄便座は1日中水を温め続けています。また、ふたが開けっぱなしだと年間でおよそ1080円かかっていることに。わが家は電源をオフにし、便座シートを貼っていますが、十分快適です」(丸山さん)

北側の窓に取り付けているウッドブラインド

ウッドブラインドはインテリア性が高い反面、どうしても断熱性は低くなります

北側は断熱性の高い、カーテンやスクリーンを

「ウッドブラインドはインテリア性が高い反面、どうしても断熱性は低くなります。特に北側の窓には、断熱性を重視した遮光カーテンや、空気の層で保温性を高めるハニカム構造のロールスクリーンを」と丸山さん。

「ウッドブラインドを生かすなら、将来的に窓やサッシを断熱性の高いものにリノベするのも一案です」(丸山さん)

ここはこのままでもOK!

家電のコンセントを差したまま


使わないプラグは抜いたほうがいいはず……と思いつつ、面倒でやっていなかった

抜く手間をかけるほど、節電効果はなし!

使わないプラグは抜いたほうがいいはず……と思いつつ、面倒でやっていなかったライターT。

「最近の家電は性能が高いので、待機電力はほんのわずか。抜き差しする手間の割に節電効率は低いので、差しっぱなしでOK。それよりも暖房費削減に力を注ぐほうが効率がいいです」(丸山さん)

※電気料金は、全国家庭電気製品公正取引協議会「電気料金目安単位」から1kWhあたり31円として計算

丸山晴美さん 伸び代だらけのTさん、冬はできることから節電に挑戦を!

Staff Credit

取材・原文/田中理恵
こちらは2023年LEE11月号(10/6発売)「冬こそ電気代下げられます!」に掲載の記事です。

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