インスタフォロワー22万人以上・なつこさん【戸建て賃貸のおしゃれなDIY術】

間取りや広さ、内装…。一から建てるマイホームとは違い、思いどおりにならないことも多い賃貸住まい。でも実は、賃貸でもできることはいろいろ。限られた条件の中だからこそ、新たな発見も生まれます。

今回は、インスタグラマーなつこさんの自宅をご紹介します！

教えてくれたのは？

なつこさん

インスタグラマー

賃貸でも諦めない、子育てしやすいマイホームづくりを発信。インスタグラムのフォロワー数は22万以上。初の書籍『人生はDIY』（ワニブックス）が10月16日に発売。インスタグラム

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　子どもを通わせたい学校が遠いかも、海外移住だってもしかしたら…。しばらくは自由度の高い暮らしがしたい、となつこさん。

「階下への騒音を気にせず、駐車場も出てすぐで荷物の持ち運びが楽、家の前で子どもの水遊びもできるから、賃貸でも戸建を選びました。息子がリビングでジャンプしようが叫ぼうが、おおらかな気持ちでいられるので、今の暮らしにぴったり。

設備の修理費が貸主の負担なのもありがたいです」（なつこさん）

なつこさんは、壁も棚も床も、自分好みにセンスよくDIYでアレンジをしていて、その作り方を紹介する投稿も大人気です。

「最近は張ってはがせる壁紙や敷くだけのパネル、賃貸でも使えて見た目もいい優秀なアイテムがいっぱい。

石膏ボード用のピンさえあれば、壁に絵を飾ったり植物を吊るしたりできる。賃貸だからとあきらめる必要はなく、好きなイメージを形にするのが楽しいです」（なつこさん）

100円ショップの木材で作るおもちゃ収納など、低コストながら安っぽく見えない作品も印象的。

「DIYは好きですが、面倒なのは苦手。どうしたら木材をカットしないで簡単に作れるかと、そんなことばかり考えています（笑）」（なつこさん）

キッチン奥のパントリーは、元は何もない空間。DIYツール「ラブリコ」を活用して、内装を傷つけずに棚板を造作。お気に入りのかごを並べて、印象的な収納に

ダイニングの白い壁の一角に吸音パネル「sotto」を設置。表情と雰囲気のあるコーナーに。設置方法は、木材の隙間にあるフェルト素材に細いピンを刺して壁に固定するだけ　

張ってはがせる壁紙で雰囲気を出したコーナーは、主に子どものおもちゃ収納場所に

100円ショップの棚板と角棒、L字金具と石膏ボード用のピンで壁付けのミニカー収納を設置

ミニカーを走らせる道路セットのおもちゃは片づけが大変。ホームセンターで購入した板に100円ショップの芝生を敷き、角棒の枠と取っ手を設置。

「まとめてリビングまで持ち運びできます」（なつこさん）

（上記のキッチン奥のパントリーで使用）2×4木材の両端にアジャスターの「ラブリコ」を取り付け、床と天井を傷つけずに固定。可変棚レールをつけて棚板を造作

（上記のダイニングで使用）吸音クッション材に天然木が貼られたウォールパネル「sotto」。ピンのみで壁に取り付けOK

家にも自分にも負担をかけないツールを揃える

少しでもDIYの負担を減らすために、最低限の道具があるといい、となつこさん。

「『ボッシュ』のバッテリードライバーIXO5、壁の穴が目立たない石膏ボード用のピンやフックが数種類あると便利」 （なつこさん）

次回は「『賃貸』でも、もっと自由にもっと自分らしく　百貨店勤務アパレルバイヤー 山本紗矢佳さん編」をご紹介。

こちらは2023年LEE11月号（10/6発売）「『賃貸』でも、もっと自由にもっと自分らしく暮らせます」に掲載の記事です。