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LIFE

もっと気軽に、日常を「短歌」に

【日常を「短歌」に】始める人が続出!OURHOME Emiさんが「短歌」を作る理由とは?

2023.08.09

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残しておきたい感情の揺れを三十一文字で もっと気軽に、日常を「短歌」に

日常に「短歌」を

今、「短歌」が注目を集めています。

LEE編集部まわりでも始めている方が続出! 今回は、OURHOME主宰 Emiさんにその魅力を語っていただきました。

PROFILE

OURHOME主宰 Emiさん

短歌を始めました OURHOME主宰 Emiさん

「家族の〝ちょうどいい〞暮らし」をコンセプトに、情報発信やオリジナル商品の販売を行う。最新情報はInstagramでチェック。最新刊『暮らす働く、もっと明るいほうへ。』(大和書房)も好評発売中。

Instagram:emi.ourhome
Twitter:ourhome305
公式サイト:https://ourhome305.com

Emiさんの短歌

三角巾きゅっと結んだ13歳
涙でかすむ親子丼かな

学校行事のひとつで職業体験に行った、中2の娘。希望先の丼屋さんで、チャキチャキと働き、テーブルをふきお茶を出していました。

「立派な戦力ですよ!」というお店の方の話と、娘の働く姿に、見に行った私は思わず涙。頼んだ親子丼は、うれし涙の味でした。

感情を深掘りすることで、新たな心の居場所作りに!

俳句を作り続けた祖母。書くことの尊さを知り短歌へ挑戦!

自身のVoicy(音声メディア)チャンネルで、短歌について話したEmiさん。きっかけは、「TV番組で短歌の特集を見たこと」と言いますが、こんな体験も関係していたそう。

「亡き祖母が、40年近く俳句を作っていました。その作品を一冊の本の形にまとめたら、私の受験のこと、孫たちの誕生や成長など、折々の感情が綴られていて。こんな素敵な記録の残し方があるのかと、感銘を受けたんです。

ただ、俳句は難しそうだしと、忙しさもあって10年近くそのままに。そんな頃に10代~20代の方や子育て世代が、自分が感じたことを短歌にしているニュースを目にして。私も始めるぞ! と、その日にひとつ作りました」(Emiさん)

もともと、自分の心の動きや、日々の気づきをマイノートに書いているEmiさん。今は短歌も書き留めているそう。

「文字数にとらわれすぎず、印象に残ったことをキーワードのように書き出しています。うれしかったこと、幸せな感覚を深掘りするような感じで言葉を考えていますね。まとまった歌になっていないものも、たくさんあるのですが」(Emiさん)

それでも今、Emiさんは、マイノートと短歌作りとの、相性のよさを感じつつあるのだとか!

「過去のマイノートの文章も素材になります。物事を端的にまとめる力もつくと思いますし、忙しい日々の中で、新たな心の居場所を作れそうな気がします」(Emiさん)


次回は「もっと気軽に、日常を『短歌』に 浜島直子さん編」をご紹介。

※今特集の短歌の表記は、デザイン上の都合により、行を分けて掲載しています。

イラストレーション/酒井真織  取材・文/石井絵里

こちらは2023年LEE8.9月合併号(7/7発売)「もっと気軽に、日常を『短歌』に」に掲載の記事です。

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