FASHION

大人の夏カジュアルはもっと自由でいいんです!

夏は「ビーチサンダル、かごバッグでいいじゃない!」福田麻琴さんの大人のシンプルコーデ2選

2023.07.30

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これからは、〝自分の心地よさ〞のためにおしゃれしよう スタイリスト福田麻琴さんの夏だもの、ラクしたっていいじゃない!

福田麻琴さん 夏のシンプルコーデ

おしゃれの気力もアイデアも枯れがちなこの時期、お悩み解決の名手・福田さんが提案するのは無理せず心地よさを第一に考えた服選び。

今回は、私服をベースにしたリアルコーデとともに、ラクも素敵も諦めない、大人のシンプルベーシックな小物使いをご紹介します。

TIPS01痛いヒールサンダルを我慢して履くよりも
ちょっとしたお出かけも、ビーチサンダルでいいじゃない!

福田麻琴さん ●one-piece:Whim Gazette ●knit:HAUNT ●bag:Aeta ●hat:KIJIMA TAKAYUKI ●earrings:no brand ●sandals:HOKA

福田麻琴さん ●one-piece:Whim Gazette ●knit:HAUNT ●bag:Aeta ●hat:KIJIMA TAKAYUKI ●earrings:no brand ●sandals:HOKA

「普通のビーチサンダルより頑丈で、長時間のお出かけでも足が痛くなりにくい点が優秀! 今旬の厚底×都会的なアッパーデザインが、少しきれいめな装いにも合わせやすいため、幅広いシーンで重宝しています」(福田麻琴さん)

厚いミッドソールが足を優しく受け止め、ランニングなどの疲れを休息させてくれるホカのリカバリーサンダル。ホールド力のある太めストラップの裏には、靴ずれしにくいようジャージー素材を配する気遣いも。まさに大人向きの一足。

one-piece:Whim Gazette
knit:HAUNT
bag:Aeta
hat:KIJIMA TAKAYUKI
earrings:no brand
sandals:HOKA

福田麻琴さん 01.¥10450/エスケーパーズオンライン(ウーフォス) 02.¥6930/デッカーズジャパン(テバ) 03. ¥5500/ドウシシャ(フィットフロップ) 04.¥2750/シードコーポレーション(イパネマ) 05.¥8690/マイカ アンド ディール 恵比寿店(ペイズ)

01.¥10450/エスケーパーズオンライン(ウーフォス) 02.¥6930/デッカーズジャパン(テバ) 03.¥5500/ドウシシャ(フィットフロップ) 04.¥2750/シードコーポレーション(イパネマ) 05.¥8690/マイカ アンド ディール 恵比寿店(ペイズ)

「この夏ブームのリカバリー系のミッドソールサンダルは、さまざまなブランドから登場していて選択肢も豊富。03のフィットフロップは韓国の新進ブランドとのことで、注目しています。気軽に履けるビーチサンダルは、今年買うならペールピンクやブラウンなどのニュアンスカラーがおすすめ。白やベージュなどのボトムに大人っぽくなじんで、スタイリングも洒落て見えること間違いなし」(福田麻琴さん)

Makoto’s Comment

「最近あらためて実感しているのが、心地よいおしゃれには足元の快適さが欠かせないということ。そのため、春、秋、冬のお出かけはもっぱらフラットシューズ、そして夏は『足に優しいサンダル』を愛用するように。

中でも気に入っているのが、リカバリーサンダル。クッションソールが脚の疲れを癒し、むくみにくくしてくれる優れものです。

私は家用とお出かけ用、2足用意して、四六時中このサンダルと一緒。かつてはコンフォート系というと〝ザ・健康サンダル〞という感じだったけれど、最近はデザインも洒落ているから、こんなふうにワンピースのハズしに取り入れるのも素敵。

快適で、しかも可愛いなんて最高! こういう名品を駆使して、ファッション性とラクさ、どちらも両立したいものです。」(福田麻琴さん)

TiPS02〝好き〞を貫けば、それが自分のスタイルになる!
どんなシーンも、かごバッグでいいじゃない!

福田麻琴さん すべて/スタイリスト私物 ●blouse&skirt:HOUSE OF LOTUS ●basket:KANEKO KOBO

すべて/スタイリスト私物

ダンガリー素材を使った涼しげなレーススカートとブラウスのセットアップに、味のある和のかごを合わせて。

「山ぶどうやクルミの蔓を使った、日本の古きよきかごが気になる近頃。以前はおばあちゃんが持つものと思っていたけれど、自分も大人になり余裕が出てきたのか、さらりと持てるように。

フェミニンなスカートスタイルには、レザーのかっちりバッグより、かごを合わせるほうが、ほどよく抜けのある着こなしが叶います」(福田麻琴さん)

blouse&skirt:HOUSE OF LOTUS
basket:KANEKO KOBO

01.スタイリスト私物/加根古工房 02.スタイリスト私物/ハンドメイド 03.(カバー付き)¥32000・06.¥32000/ヒツキ 04.¥20900・05.¥16500・07.¥25300・08.¥12100/フリーカンパニー(フリーストアベジタル) 09.¥84700/エバゴス

01.スタイリスト私物/加根古工房 02.スタイリスト私物/ハンドメイド 03.(カバー付き)¥32000・06.¥32000/ヒツキ 04.¥20900・05.¥16500・07.¥25300・08.¥12100/フリーカンパニー(フリーストアベジタル) 09.¥84700/エバゴス

「そのまま持っても可愛いけれど、ハンドルにスカーフを巻いたりと、自由自在にアレンジがきくのがかごバッグのいいところ。

ヒツキの丸いバスケットは、上にかぶせる布蓋をつけ替えることができるので、秋冬になったら温かみのある素材にチェンジして楽しむことも。

きれいめ感をかごにも求める人は、レザーとのコンビを選んで。ちなみに、02の山ぶどうのかごと、前回の記事で持っているナンタケットバスケットは、渾身の自作です!」(福田麻琴さん)

Makoto’s Comment

「もともとはジェーン・バーキンに憧れて持つようになったかごバッグ。今では季節やシーン問わず、マイベーシックに欠かせないものとなり、自分で編んでしまうまでに! 私にとっては単なる小物ではなく、一緒に年を重ねていける友達のような存在になりつつあります。

以前はバーキンが愛した籐バスケットばかり持っていましたが、最近は山ぶどうやクルミ、ナンタケットバスケットまで…そのバリエは無限に広がり、もはやかご屋が開けそう!(笑)

服によってバッグを替えるのもいいけれど、どんな服装にもかごを持つことで、〝スタイルのある人〞と印象づけられる利点も。好きなものを身につけることが、おしゃれを心から楽しむ一番の方法だと思います」(福田麻琴さん)

教えてくれたのは?

スタイリスト 福田麻琴さん

『私たちに「今」似合う服』(大和書房) 福田麻琴さん

1978年生まれ。文化服装学院卒。ショップスタッフ、スタイリストアシスタントを経て、25歳で独立。仏留学の経験を生かした小粋なカジュアルを得意とする。10歳の男の子の母。

初エッセイ『私たちに「今」似合う服』(大和書房)が好評発売中。LEEweb連載「おしゃれって何さ!?」では、最近ポッドキャストもスタート。

Instagram:makoto087



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次回は、「人気スタイリストの最愛アイテム『石上美津江さんの週7ワンピース』編」をご紹介。

撮影/渡辺謙太郎 ヘア&メイク/川村友子 スタイリスト/福田麻琴 取材・文/栗田瑞穂

こちらは2023年LEE8・9月合併号(7/7発売)「大人の夏カジュアルはもっと自由でいいんです!」に掲載の記事です。
※商品価格は消費税込みの総額表示(掲載当時)です。

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