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旅先・荷造りで活躍!旅行おすすめアイテム4選&子どもと楽しむ旅支度のコツ【駐妻ライター佐々木はる菜の 海外で見つけた「暮らしのヒント」Vol.13】

  • 佐々木はる菜

2023.07.17

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駐妻ライター佐々木はる菜の海外で見つけた「暮らしのヒント」

年3~4回子連れ旅行、必ず持って行く便利な持ち物とは?

今年の夏は久々に旅行へ!と、早くから夏休みの計画を立てていた方も多いのではないでしょうか。

私は昔から旅が好き。学生時代はバイト等でお金を貯めては友人と旅行へ行き、子どもを産んでからも赤ちゃんの頃から年3~4回は遠出しており、海外で生活するようになってからは更に旅行の機会が増えています。

マチュピチュ旅行の写真

前赴任地のブラジルも、4月に異動してきたアルゼンチンも、日本からは飛行機で30時間以上と遠すぎて気軽に一時帰国などをすることもできず…休みの度に南米内を旅行しています。先月は念願のペルー・マチュピチュへ!

以前も子連れワンオペ旅や、子どもと一緒に荷造りするコツなどを記事にさせていただきましたが、今回は私が必ず旅に持って行くおすすめアイテムをご紹介したいと思います。

また、子どもたちとの旅行がさらに楽しくなり、学びにも繋がる、旅行前のちょっとした下準備についてもお届けします。

かさばらず、何通りにも使えて、荷造りがラクになる旅行持ち物とは?

やはり、「旅の荷物はコンパクトが一番」
普段は荷物が多くなりがちなタイプの私だからこそ、かさばらず、何通りにも活用できるアイテムを重宝しています。

①旅にも便利な「HIKE HAT」

HYKEHAT ハイクハット

最近旅行の時に手放せないのがTHE NORTH FACE「HIKE HAT」
LEEでも非常に人気で昨年、海外転勤前にLEEマルシェで購入しようとした際は完売しており、その後ネットやリアル店舗など色々なお店を探し回ったことをよく覚えています。

柔らかい生地で軽いため、長い時間かぶっていても快適。しかも丸めて付属のケースに入れて持ち歩くことができる点が本当に便利!つばの広さもちょうどよく、外を歩くことも多い旅行中、耳や首後ろなどの“うっかり日焼け”防いでくれます。

HYKE HATハイクハットの内側

内側のアジャスターでサイズを微調整でき、取り外しできるあご紐も付いているので、アウトドアでも大活躍!さらに手洗い可能な点も嬉しい。
日常生活はもちろん、どの旅行にも必ず持って行く心強い存在です。

THE NORTH FACE「HIKE HAT」をLEEマルシェで買う


②手ぬぐいは、暑さ寒さ&日焼け対策にも!

カラフルな手ぬぐい

お気に入りの手ぬぐいたち。左は少しハリのある素材で、右はストールのような柔らかい生地です。

私が旅行中必ず身に着けていると言っても過言ではないのが「カラフル手ぬぐい」。以前、旅先の京都で購入して以来、もう7~8年は使い続けています。

大抵は首に巻いているのですが、暑い時は汗を吸ってくれて寒い時は防寒効果があり、更に日焼け対策にもなり、埃っぽい場所では口元を覆うことなどもできます。そして手洗いでも一晩干せばすぐ乾く点もありがたい!
また差し色効果でコーディネイトのポイントにもなり、同じような格好が続きがちな旅行中も、手ぬぐいの色を変えるだけで雰囲気が変わります。

帽子と手ぬぐいを身に着けた旅行中の服装

屋外ではHIKE HAT×首元に手ぬぐいが旅の定番スタイル。空調が強めの機内やレストランなど、屋内でも温度調整に活躍してくれます。時にハンカチ替わりにもなるので、子どもたちにも持たせています!

③荷造りをラクにする、風呂敷・ポーチ・エコバック

以前の旅記事でも書かせていただいた通り、私が子どもの頃から荷造りの際に必ず使っているのが風呂敷です。

風呂敷

昔から使っているものに加え、可愛い柄のものがあるとつい買ってしまう風呂敷たち。

パッキングのコツとして「洋服は大きく薄くたたむ」と、かさばりにくくシワになりにくいと言われていますが、呂敷は洋服の大きさに合わせて自由自在に包むことができます。更に、着替えやお土産など荷物の形状が変わったり増えたりしがちな旅先で色々と使いまわすことができ、不要になったら小さくたためるので、とっても便利!

愛用のポーチ

また持ち物はなるべく種類別や使うシーンごとに小分けにしてポーチなどに入れておくと取り出しやすく、スーツケースやリュックの隙間にも詰めることができ無駄なスペースが出にくいと思います。
私はもともとポーチ類が好きで様々な大きさや形状のものを持っていますが、その中でも10年以上愛用しているのが、無印良品の「吊るして使えるケース」。洗面所などでかけて使うことができとっても便利です。

無印良品の「吊るして使えるケース」

荷物の隙間を見つけると、クッションも兼ねて畳めるエコバックを詰めておきます。ちょっとした移動や買い物、お土産が増えてしまった時など色々なシーンでも役立ちます。

エコバック

こちらはブラジルで買ったお気に入り、カカオ豆とブロッコリーのエコバック。小さくまとまるものを何個も持って行っています。

④海外旅行編:S字フック・小ぶりボックスティッシュ・ビーサン

コンパクトにまとめた旅行用荷物

マチュピチュを訪れる際は荷物量の制限があるためこれで家族4人分。これまでの経験を総動員してコンパクトな荷造りをしました(笑)

海外旅行の場合はいつも、少し丈夫なS字フック・100均などで買えるビニール素材のパックに入った小ぶりのボックスティッシュ、ビーチサンダルを持参しています。

海外のトイレって扉に荷物かけがついていなかったり、鍵が壊れていたり…そんな時にS字フックがあると、鞄かけや鍵の替わりに使うことができます。
またトイレットペーパーがない時や食事時など何かと便利なのが小ぶりのボックスティッシュ。我が家では、小さめで使いやすいダイソーのボックスティッシュを愛用しており、多めに買って海外にも持ってきています。ウェットティッシュやポケットティッシュ(南米では日本の定番の形は見かけません…)も必需品ですが、大きさと量に安心感があるので持ち歩くようにしています。
そして海外のホテルは日本の様にスリッパがない場合も多く、部屋でくつろぐ際にビーチサンダルがあると便利!濡れても大丈夫なため、お風呂上がりでも気兼ねなく使うことができます。

リッチな海外旅行の場合は必要ないかもしれませんが(笑)、地味なようで毎回旅先で大活躍してくれるこれらのアイテム、おすすめです。
ちなみに南米は、一流ホテルと呼ばれるところでも歯ブラシセットやティッシュは置かれていないことがほとんどで、日本のホスピタリティはやはり素晴らしいなと感じます。

「子どもと一緒の旅支度」で旅をもっと楽しく!

かけがえのない思い出ができる家族旅行、子どもたちと一緒に荷物を準備したり、ちょっとした下調べをしたりすると、旅がより楽しくなると感じています。

行き先を下調べ!図書館やYouTubeを活用

「下調べ」といっても簡単にできることばかり。
例えば図書館で旅行先に関する本を借りてきて一緒に読んだり、家にある地図で行き先の県や国を探して〇をつけ、ついでに周りの土地を確認したり…親子でガイドブックなどを眺めるだけでも充分だと思います。

我が家の子どもたちは小5&小3と年齢が上がってきたことに加え、今は海外に住んでおり日本ほど気軽に様々な本を手に入れられないため、YouTubeやGoogleマップなども活用しています。
例えば今回は、「動画」と聞くとつい心躍ってしまう子どもたちにマチュピチュ関連のコンテンツを探してもらい家族で視聴する、Googleマップで現在住むアルゼンチンのブエノスアイレスからマチュピチュまでの行き方をたどるなどして、私自身も旅が更に楽しみになりました。
ちなみに小5息子は、その内容をまとめて自主学習の宿題として提出しており一石二鳥!

また毎回旅行の後、飛行機や電車のチケット、パンフレットなどを貼った”旅ノート”を作るのも恒例なのですが、今回は動画で期待度が高まったせいか出発前にも「マチュピチュのしおり」という冊子を作ってくれました。

子どもたちが作った旅のしおり

旅ノートは、地図やチケット、旅行中に訪れたレストランのカードや荷物のタグなど思い思いに貼っています。ざっくりと作ってすぐ終える兄と、日記風に細かく書いていく妹、性格も出ます。

楽しいことこそ「学び」に繋がりやすい!

内容はちょっとしたことばかりですが、やはり「楽しいこと」の方が頭に残りやすいようで、繰り返すうちに子どもたちの歴史や地理好きを後押しできたのではと感じています。

ただ…もちろん子どもたちの学びに繋がればという下心(笑)はありますが、下調べも荷造りもあくまで旅行を楽しくすることが第一目的です。
旅行前といえば、親側は普段以上に忙しくなる時期。
その時々で無理なく取り組むことができ、子どもたちのワクワク感が増し、自分も負担にならず楽しめる時間になるよう意識しています。

母娘のおそろいネイル

ちなみに今回、小3娘のテンションが上がったのがおそろいの派手めネイル!
旅行時は、特別感も出るし、手元の写真を撮る機会も多く、家事をしないので剝がれにくいこともあってネイルを塗るようにしているのですが、旅行で何をしたいか話しながら母娘でネイルを塗る時間も、楽しい旅支度のひとつになりました。

子どもたちが赤ちゃんや幼児の頃は移動するだけで必死でしたが、ふたりとも成長して物理的に楽になった分、こうやって一緒に全力で旅行を楽しんでくれるのはあと何年くらいかなぁとしみじみすることも増えてきました。
長期休みは大変なことも多いですが、毎回の休みや旅行を一回一回大切にしていきたいと改めて思う今日この頃です。

皆さんの夏休みやご旅行が素晴らしいものになるよう、お祈りしています!

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佐々木はる菜 Halna Sasaki

ライター

1983年東京都生まれ。小学生兄妹の母。夫の海外転勤に伴い、ブラジル生活8か月を経て現在は家族でアルゼンチン在住。暮らし・子育てや通信社での海外ルポなど幅広く執筆中。出産離職や海外転勤など自身の経験から「女性の生き方」にまつわる発信がライフワークで著書にKindle『今こそ!フリーランスママ入門』。

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