【井筒麻三子さんのパリ暮らし】蚤の市で出会った小物の飾り方や、1枚ずつ違う柄やデザインの食器たち
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@homeLEE 私らしく建てる、心地よく暮らす
2023.07.14
LEEが憧れるライフスタイルのお手本は、いつもパリから! パリに移住したエッセイスト、ライター 井筒麻三子さんの「好き」に囲まれた暮らし〝さじ加減〟、まねしたい!
コロナ禍を経て久々に海外へ目が向く今、最新のパリから学びたい、暮らしのエッセンスをレポートします!
エッセイスト、ライター
井筒麻三子さん
Mamiko Izutsu
出版社編集部勤務を経たのち、フリーランスの編集&ライターとして活動。2014年渡仏。執筆活動と並行して、’20年からYouTube『GOROGORO KITCHEN』を開始。Instagram(mamigorota)
YouTubeチャンネル『GOROGORO KITCHEN』は現在登録者数が36万人超!
今年春、著書『GOROGORO KICHEN 心満たされるパリの暮らし』(講談社)を上梓。
「古いものほど味わい深く、長く使い続けられること。パリが教えてくれた豊かな暮らし術です」(エッセイスト、ライター井筒麻三子さん)
蚤の市で出会った好みの小物が混じり合い、唯一無二の自分らしさに
蚤の市で集めた古い燭台やポット、アートなど、井筒さんの愛するオブジェたち。2対をずらして設置した奥行きの狭い壁付け棚が、絶好のディスプレイの場になっています。
「小物を買うとき、わが家に合う?と躊躇するより、好きなモノをさらにたくさん追加することでまとまる、というのが持論です」
蚤の市で見つけたポットを中国で購入したお茶セットとまとめて。
動物モチーフなど遊び心のあるミニチュアも収集中。
こちらは男女のイラストが描かれた昔のトイレの看板! バラバラでも、棚に集めてみるとどこか共通する雰囲気が。
“色や柄”のファブリックを取り入れて、もっと遊んでいい
「色や柄に目覚めたのはクッションから。以前はなじみのいいベージュ系ばかり選んでいましたが、たまたまセールでカラフルなものにトライしてみたら、ソファまわりが楽しげに一変! お部屋に色柄を取り入れることって恐れがちだけど、意外と調和するんです」
ベッドリネンは「Simrane」(https://simrane.com)で選んだインドのもの。
「VILLA GYPSY」などのクッションがにぎやか。
キリムラグもカラフルなチョイス。ブロカントショップで入手。
お皿はセットで揃えず、1枚ずつミックスするほうが楽しい
「日本にいた頃は和の器などを複数枚セットで買うのが習慣でした。でもパリで蚤の市の古いお皿に魅了され、1枚ずつ購入したお皿を合わせて使うように。違う柄やデザインでもトーンを合わせると不思議と統一感が生まれ、食卓がパッと華やぐと気づきました」
アスパラソバージュのおひたしや人参とツナのきんぴらなど、和食もラヴィエなど洋皿に盛って。
サルグミンヌなど少しずつ集めているカップ類。
ばらばらだからこそ、食器棚からのぞく食器たちも愉しげ。
心地いいから当たり前に。ゴミを出さない“エコな暮らし”
「梱包されていない食材を必要な分だけ買う。プラスチックではなくガラス器を選ぶ。フランス人は各自ゴミを減らす工夫をするのが当然。そんなよい刺激を受けて、私も習慣に。ゴミが少ないって、とても心地いいこと。コンポストなどできることから続けています」
バッグ型で手軽な「LFCコンポスト」をベランダに置いて愛用。
空き瓶を容器として再利用したり、ミツロウラップを繰り返し使ったり。ラップはモノプリなどで購入。
次回は、【イラストレーター 下山真鈴さんのパリ暮らし】家具はバラバラになっても少しずつ集めたり、DIYしたりがパリ流。進化中のインテリアをご紹介します。
撮影/Yas 取材・原文/鈴木ひろこ
こちらは2023年8・9月合併号(7/7発売)「「好き」に囲まれたパリの暮らし」に掲載の記事です。
※商品価格は消費税込みの総額表示(2023年8・9月合併号現在)です。
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