仕事に子育てに、忙しい毎日を送るアクティブ世代の私たちが、世にあふれるショップやブランドをすべてチェックすることは到底無理!
そこで今回は、間違いのないお買い物が叶う最新ブランド名鑑を大特集。話題のリアルショップから、心強い味方のコスパブランドまで、今、買うべきブランドとアイテムを徹底リサーチしました。
カジュアル派のおしゃれをもっと楽しく、そして、無駄なく効率的にラクチンに! 今回は、高山都さんのお買い物術をたっぷりとお届けします!!
目次
誰よりもポジティブにパワフルに! おしゃれを積極的に楽しむカジュアル名人の人気モデル、高山都さん。彼女のお買い物セオリーと愛用ブランドには、すぐにでもまねしたいおしゃれのヒントがたくさん詰まっています!
気になるトレンドはコスパのいいCITENで買う
「これまではオンラインショップとポップアップでしか手に入らなかったシテン。この春に待望の実店舗がオープンして、より身近なブランドになりました。
成功も失敗も、これまでにたくさんのお買い物経験を積んだ今思うのは、トレンドアイテムこそ、やっぱり挑戦しやすい価格で手に入れたいということ。
そして、〝私のサイズはコレ〞と決めつけず、メンズ含めてさまざまなサイズ感にトライすると、トレンド服だからこそ叶う新しいおしゃれの発見があるということです。買いやすい価格の旬アイテムが豊富に揃うシテンは、その理想形!
流行を牽引するユナイテッドアローズが母体というところも、シテンのトレンド服を信頼している理由のひとつです」
News!
初の実店舗がららぽーと立川立飛など3店舗オープン!
この春、立川立飛店、湘南平塚店、海老名店と、関東地区のららぽーとに3店舗をオープン。
「このトレンド感とクオリティで、8000円台はうれしいですよね。華やかなきれい色にも思いきってトライできます。コスパのいいアイテムだって、できればちゃんと試着したいもの。メンズ服もとびきりおしゃれなので、早速、夫と一緒にお買い物に行きたいです!」(高山都さん)
Miyako’s select
1.
メッシュバッグ
「おしゃれな人が持っているのをよく見かけるキャッチーなロゴ入りバッグ。夏にぴったりのメッシュ素材を発見!」(高山都さん)
2.
メンズシャツ
「オーバーサイズを楽しめるメンズシャツは、夫とシェアしちゃいます」(高山都さん)
3.
タンクトップとキャミソールワンピ
「コスパがいいのに素材がしっかりしているのがシテンの魅力。タンクトップもキャミワンピもヘビロテできそうです」 (高山都さん)
長く愛用したいベーシックはOblada【オブラダ】とANATOMICA【アナトミカ】で買う
「おしゃれの〝核〞になってくれるベーシック名品には、多少値が張っても、投資する価値があると思っています。
今回選んだ、オブラダのダブルジャケットやアナトミカのデニムには、流行やシーズンに左右されない普遍性がありますし、合わせる服次第であらゆるテイストに染まってくれるから、実は着こなしの幅が広い。
丁寧に扱えば本当に長く愛せる服になってくれるので、プライドを持って物作りをしている確かなブランドから、一つ一つ確実に選びたいなと思うんです。
サイズのチョイスもトレンドアイテムとは一転、挑戦よりも〝保守〞の姿勢が強くなります。自分の体がきれいに見えるサイズを着ることが、ベーシック服選びには大切だなと思っています」
「シンゾーン時代から大好きだった染谷真太郎さんが手がけるオブラダ。このジャケットは3サイズ展開で、さまざまな体型の人に似合う一点です。
アナトミカの〝マリリンデニム〞は、マリリン・モンローが愛したパンツがデザインモチーフ。ウエスト位置とヒップラインが絶妙で、ぺたんこ靴でもスタイルアップが叶います」(高山都さん)
大人が照れずに着られるフェミニンはScye【サイ】とChaos【カオス】で買う
「30代に入ったくらいの頃、しばらく甘い服をお休みしていた時期があったんです。20代までと違って、どこかしっくりこないというか、照れくさいというか。
それから数年ほどかけて、自分なりに見つけた正解が、〝シャープな甘さ〞を持つブランドのフェミニン服を着るということ。メンズライクなベーシック服を得意とするサイのレースブラウスはまさにその代表格。
凛とした女性像が根底に流れるカオスのワンピースも、シャープな甘さのアイコン的存在です。
カジュアルアイテムやタフな服と一緒に着こなすテクニックも身につけました。それ以降はフェミニン服への苦手意識もなくなり、今では私のワードローブになくてはならないアイテムになっています」
「LEEの撮影で一目惚れしたレースブラウスは、胸元に縦に入ったピンタックディテールが、シャープな甘さの決め手。ほどよく肉厚な素材を選ぶのも、大人が失敗しないフェミニンブラウス選びのポイントかなと思います」(高山都さん)
「ずっと欲しかった定番ワンピースを、今年、思いきって購入しました。アルパカとリネンを混紡したヴィンテージライクな素材感と鋭角にあいたVネックが、このワンピの最大の魅力。カップ付きのキャミを忍ばせて一枚で着たり、あえてタンクトップを覗かせたり。タートルを着れば、シーズンレスで楽しめる一枚です」(高山都さん)
買い物好きだからこそ、その〝理由〞を大切にしたいもの。フェチ買い、シェア買い、記念日買い……etc.
都さんのお買い物ストーリーとアイテムにクローズアップ!
01.
【フェチ買い】
oblektのオーバーオール
ブランドアイコンにまで成長した自慢の一着
「私は自他ともに認めるオーバーオールフェチ。4年ほど前には、オブレクトとのコラボまで作ってしまい、今ではブランドのシグネチャー的アイテムに成長してくれました。
その後、素材を替えて何タイプか登場していますが、初代をアップデートしたこのデニム素材が、個人的にはイチ押し。158㎝の私にも170㎝のプレス担当者にも似合ってしまうという、オールマイティなサイジングも自慢のひとつです」(高山都さん)
02.
【リピート買い】
THE SHINZONEのパックT
オールシーズン着られる名脇役がこれ!
「下着感覚で年中着ているのがシンゾーンのパックT。衿元がしっかりしているので、レイヤードコーデからチラリと見せても、野暮ったくならないのがお気に入りのポイントです。
ほどよい厚みがあるから、一枚で着たときも心許なくなりません。白Tって、どうしても黄ばむもの。清潔感を保つためにも、定期的に買い替えるようにしています」(高山都さん)
03.
【まねっこ買い】
COMME des GARÇONSのバックパック
おしゃれな男の子の持ち物からインスパイア
「知り合いの男性編集さんが持っているのを見て、青山のショップに買いに行ったバックパック。一見、どこのブランドかもわからないくらいのなんてことないデザインなんですが、さすがギャルソン! たくさん荷物を入れても、逆に小荷物でクシュッと持ってもビシッと決めてくれるんです。1泊旅行くらいなら、これで行っちゃいます」(高山都さん)
04.
【一石二鳥買い】
New Balanceの「990」スニーカー
ランニングもできちゃう頼りになるパートナー
「あらためて見てみると、私が持っているスニーカーの大半がスポーツメーカーの定番。普段使いはもちろんのこと、旅先で急にランニングがしたくなったときにも兼用できちゃうから、実はすごく便利なんです。
夫に影響を受けて購入したニューバランスの990。昨年末のパリ旅行にも連れていき、一緒にランニングも楽しみました」(高山都さん)
05.
【記念日買い】
Cartierの「サントス デュモン」
40歳の記念に出会った、ヴィンテージの一生もの時計
「ユニセックスなサイズ感と派手すぎない佇まいに惹かれて、40歳の記念に購入したヴィンテージのサントス デュモン。
ここぞというシーンだけでなく、デイリーにつけても嫌味のない雰囲気が、とても気に入っています。この時計と一緒に、大切に時を刻んでいきたいと思います」(高山都さん)
06.
【シェア買い】
LEMAIREのクロワッサンバッグ
シェア使いにもペア使いにもぴったり!
「1年くらい迷いに迷って手に入れたルメールのクロワッサンバッグ。夫とシェアできるかなと思いラージサイズも購入し、昨年のパリ旅行ではスリ対策も兼ね、このスモールサイズと一緒にふたりで持ち歩いていました。それが大正解!
夫もすっかり気に入って、その後、ブラックのラージを購入。どれもシェアバッグとしてデイリーに活躍しています。ブランドが主張しすぎないデザインも、シェアしやすいポイントです」(高山都さん)
07.
【年中買い】
ne Quittez pasのプリントワンピース
都会でもリゾートでも、年中愛用しています!
「こんなに可愛いのに、自宅で洗えてお手入れもラクチン! 都会にもリゾートにもぴったり合うのが、ヌキテパのプリントワンピの魅力です。レイヤードすれば真冬にも着用できるから、本当に年中、愛用しています」(高山都さん)
次回は、「“何か変えたい”にきく! 『最旬リアルショップ』Curensology編」をご紹介。
撮影/東 京祐(人物) 魚地武大(TENT)(物) ヘア&メイク/中山友恵 スタイリスト/松村純子 モデル/高山 都 取材・文/磯部安伽
こちらは2023年LEE6月号(5/6発売)「カジュアル派は今、『どこで何買う?』最新ブランド名鑑2023」に掲載の記事です。
※商品価格は消費税込みの総額表示(掲載当時)です。
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おしゃれも暮らしも自分らしく!
1983年の創刊以来、「心地よいおしゃれと暮らし」を提案してきたLEE。
仕事や子育て、家事に慌ただしい日々でも、LEEを手に取れば“好き”と“共感”が詰まっていて、一日の終わりにホッとできる。
そんな存在でありたいと思っています。
ファッション、ビューティ、インテリア、料理、そして読者の本音や時代を切り取る読み物……。
今読者が求めている情報に寄り添い、LEE、LEEweb、通販のLEEマルシェが一体となって、毎日をポジティブな気分で過ごせる企画をお届けします!
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