#60/レコルト
「自動調理ポット」
自動調理鍋と言えば、導入したいキッチン家電の人気ナンバー1。ずいぶんたくさんのアイテムが登場していますが、2月に発売されたレコルトの「自動調理ポット」は他とはちょっと違うスリムなポット型。しかも濃厚なエビのビスクがおまかせで出来てしまう実力派なのです。ほかにも多彩な調理ができる「自動調理ポット」の魅力をご紹介します。
目次
「ソイ&スープブレンダー」の上位モデルだけれど、かなり優秀
こちらのコラムでも以前に紹介したことのあるレコルトの「ソイ&スープブレンダー」を覚えていらっしゃいますか? 実は今回の「自動調理ポット」は、2年ほど前に加熱しながら刻んで攪拌できるヒーター内蔵のブレンダーとして発売されたこの「ソイ&スープブレンダー」の上位モデルなのです。
本体サイズは幅(直径)16.5mm×奥行12.0mmと一回り大きくなった程度という感じですが、容量が350mlと約2人分だったものを約600mlとぐんとアップ し、調理のバリエーションや使い勝手などをブラッシュアップさせています。高速でパワフルな回転が可能なDCモーターを新たに採用しているため、大きくなったのに本体重量は軽くなっているのだから、すごいでしょう?
味は本格派。「エビのビスク」が桜エビで作れます
「自動調理ポット」のイチオシメニューは、何と言っても「エビのビスク」。スープ専門店でも人気のエビのビスクを25~30分ほどで仕上げてしまうのです。牛乳やトマトの水煮、玉ねぎ、バター、粉チーズに加え、メインのエビは乾燥の桜エビを使うことで殻の旨みも引き出し、さらに4枚刃による攪拌でなめらかな舌触りの“ごちそうスープ”が完成します 。
水分に続いてやわらかい食材から順に入れ、最後にバターや粉チーズ、桜エビを入れたら、ふたをしてPOTAGE&PASTEモードに合わせ、あとは待つだけでOK。
実は何を隠そう私は小さいころから桜エビが苦手だったのですが(普通のエビは大好きです)、このレシピで一気に好きになりました。あの、ゴソゴソした舌触りが苦手だったのに、パワフルな回転で本当になめらかなポタージュができるのだから素晴らしいですよね。
弱った胃腸にやさしいお粥もお手の物
先日、ミラノに取材に行ってきたのですが、大変充実した日々だったにも関わらず、3年ぶりの海外渡航はどうも体への負担は大きかったようで、帰国後の体調が今一つ優れません。ロシア上空を飛べないため、往復ともにドバイ経由だったこともあり、以前に比べて長時間&トランジットも長くて。それでも元気いっぱいに帰ってきたのに、家に着いたとたんにへなへなとしてしまいました。
そんな疲れた胃腸を労わるためにはお粥が一番! ということで、お粥を作ることにしました。お粥は2人前で水400ml、生米100g、あとは種を取った梅干しを2個。塩こぶがあればよかったけれどアトリエにはなかったので、買っておいたしらす干しを後でのせることにしました。
作り方は水→生米→梅干しの順に入れてSOUP&OKAYUモードで約30分。とろりとしたお粥が出来上がりました。もう少しサラッとしたお粥にしたい場合はお米の量を少し減らしてもいいかもしれません。このあたりは体調や好みに応じて調節すればいいので簡単ですね。
出来立てのお粥は胃にやさしくて、熱々で体に染み込むような感じがします。これさえあれば、レトルトのお粥を買い置きしなくても、簡単に失敗なく作れるので安心だなあと思います。使ったあとのお手入れもお水を少し入れて、CLEANモードをオンにすると刃のまわりに付いた粘度の高いお米の残りもきれいになるのがいいですよね 。
キーマカレーやスムージー、豆乳もこれ一台でOK
「自動調理ポット」では、ほかにも前モデル同様、大豆と水で豆乳が作れるほか、玉ねぎ、ゴボウ、合いびき肉などを使ったキーマカレーもお手軽&美味! ヒーターを使わないJUICE(&CLEAN)モードでは冷たいスムージーも作れます。
とにかく置き場所を取らないので、プラスワンのキッチン家電として取り入れやすいのがうれしいのです 。朝のスムージーからパンのお供のスープ、夜のご馳走スープやカレーまで一日中大活躍すること請け合いです。
製品DATA
- ブランド:レコルト
- 商品名:「自動調理ポット」
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