芸能界やスポーツ界で活躍するスターがノートに記録して自己実現をしていたり、ジャーナリングなどの書くメソッドが話題になったり。デジタル化が進み続ける一方で、〝書く〞行動が注目を集めています。
今回は書く習慣を持つ、OURHOME Emiさんに、そのスタイルや〝書く〞ことの効果について教えてもらいました!
お話を伺ったのは?
OURHOME主宰 Emiさん
暮らしの情報発信とオリジナル商品の企画・販売を行う。著書『わたしらしさを知る マイノートのつくりかた』(大和書房)やレッスンで、マイノートの書き方や効果を紹介。LEE読者にも実践者多数!
● Instagram:emi.ourhome
● Twitter:ourhome305
● 公式サイト:https://ourhome305.com
〝マイノート〞歴18年!
OURHOME Emiさんに聞く“書く習慣”の効果とは?
現在73冊目!
心が動いたことを、日付順に記録する“マイノート”。18年、73冊書き続けているEmiさんに、その効果を聞きました。
「一つは、客観的な視点を持てるようになること。何かトラブルが起きたときも、一度状況を書き出すと落ち着いて対処方法を考えられるんです。
反対に、調子がいいときは、図に乗らないようクールダウンすることも(笑)。私にとって“マイノート”は、常に自分と物事の間にある、心をフラットにするためのバロメーターのような存在です。
もう一つの効果は、〝好き〟に反応するアンテナが磨かれること。日々ノートに書くことを探すようになると、人の話を聞く姿勢も変わってくる。おもしろいことを見つけようとして、吸収力が上がるんですよね」(emiさん)
書くことを習慣にして続ける秘訣は?
「最初は、毎日のルーティンとセットにして〝書く仕組み〟を作るのがおすすめ。例えば、毎朝立つキッチンに、ノートを広げてペンもつけて置いておく、とか。
まずは薄いノートを選び、1冊書き終えて自信をつけるのもコツ。書くことのメリットも実感でき、『書かないともったいない!』と思えたら続くと思いますよ」(emiさん)
子どもにも、目標実現や問題解決の手段になると知ってもらいたい
息子と娘も書いてます!
中学生のお子さんたちも実践中(上)。
「私は、書くことがゴールだとは思っていなくて。子どもたちには、好きなものを見つけたり悩みを解決したりする方法の一つとして、“マイノート”というツールもある、と知ってもらえたらと思うんです。
そのために大事にしてきたのは、子どもたちが書いたものを評価しないこと。あとは、私が楽しんで書いている姿を見せてきたことも、2人に〝書く習慣〟ができた理由の一つかもしれませんね」(emiさん)
まとめ
“書く習慣”の効果は?
● 客観的な視点を持てるようになり、調子がいいときも悪いときも心をフラットな状態にできる
● ノートに書くおもしろいことを探すようになるため、〝好き〞へのアンテナが磨かれる
挫折しない! 習慣化のコツ
● 毎日のルーティンとセットにして〝書く仕組み〞を作る
● 薄いノートを1冊続けて自信をつける
● 書くことのメリットを実感すれば「書かないともったいない!」と思える
他にも「ブレない自分をつくる『書く習慣』」を公開中!
次回は「LEE100人隊が自分軸を整えているリアルノート拝見!」をご紹介。
取材・文/藤本幸授美
こちらは2023年LEE5月号(4/7発売)「ブレない自分をつくる『書く習慣』」に掲載の記事です。
※商品価格は消費税込みの総額表示(掲載当時)です。
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