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産前・産後の暮らしの些細な変化

【小学校入学】ママに訪れる“予想外にしんどいこと″3選

  • 高見澤恵美

2023.03.30

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初めて経験する育児には心の動揺がつきもの。乳児期のみならず、幼児、児童……と子どもが成長していく過程でも、“親がしんどい瞬間”は容赦なく訪れるもので……。

帰ってきた“産前・産後の些細な変化”シリーズ、今回は子どもの小学校入学を迎える春に、母たちが感じた“想像以上にきつかったこと”に注目。

「先輩ママたちからアレコレ聞いていてある程度覚悟できていたはずだったけど、実際に経験してみるとやっぱりしんどかった〜!」と感じたことを調査。トップ3を発表します。

1:「大量の提出書類」がしんどい

イラストレーション/烏山ミライ 「大量の提出書類」がしんどい

イラストレーション/烏山ミライ

もっとも多かったのは、“紙”のしんどさ。今は学級通信もデータでもらうし、そんなに書くものもないはず……と思いきや、実際は紙の山に悩まされるケースが多いようで……。

「小学校の書類だけなら何とか書けたけど、学童の書類、入学時期にスタートした新たな習い事の書類の提出締め切りが重なり……書いても書いても終わらない地獄絵図を経験。AM3:00まで書き続けた眠れぬ夜も」

「入学前に封筒入りで渡された書類の量はそれほどでもなく、『あ、これなら年度末で仕事が忙しい3月でも何とか』とほっとしたのも束の間。入学後、追加で渡される提出書類の多さに仰天! 担任からのメッセージで何度『五月雨式に失礼します』という一文を目にしたか。もはや五月雨恐怖症です」

「書類に自宅から学校までの地図を描いたが、分かりづらかったらしく描き直しに。ネットのMAPを印刷したものを貼り付けて出してみたところ、『明日までに手描きで再提出をお願いします』と返された(泣)」

2:「平日」がしんどい

「平日」がしんどい

続いて多かったのが、何かと多忙な「平日」のしんどさへの訴え。

「入学説明会、入学式、保護者会……全部平日開催なのが地味にしんどい。仕事で休みをもらうときの『また!?』という視線がキツい。働いている母親は仕事を休んでくるのが当たり前、という状況にイライラ。公立小だし現実的にはムリだけど、夜とか土日に開催してもらえたらいいのに!!と思ってしまいます」

「入学前に用意すべきものの準備は3月に何とか終えたけど、クレヨンや算数セットなど学校でまとめて注文して配布されるもののお名前付けがしんどい! 平日の夜、下の子(保育園児)と添い寝した後に、細かいお道具にピンセットでお名前シールを延々と……。『一体いつ終わるの!?』と途方にくれた記憶が」

「双子の母。小学校と習い事関連の提出書類の量がハンパなく、ある平日の夜などはすべて書き終わったのが朝の5時。さらには学童弁当を作るミッションもあり……。職場ではほぼ使いものにならないグロッキー状態」

3:「非協力的な夫」がしんどい

ラストは、紙や平日のしんどさをひとりで抱え込むしかなかったママたちの悲痛の声。

「入学説明会に行くのも私、学用品を用意するのも私。夫は説明会でもらってきた書類に目を通すことすら、ない。これって全部私の仕事? 謎すぎる役割分担にブチ切れて放置したくなったが、泣くのは子ども……。我慢して全部自分でやり遂げました」

「夫は字が下手なので、書類書きも名前書きも私が引き受けたのですが、そのとんでもない量に驚愕。だったらお名前シール貼りくらいはしっかりやってほしいのに、不器用な夫はありえない場所にシールを貼ったりするので任せておけなくて、結局私の仕事に。第二子の入学時にまた1人でやらなきゃいけないのか……(涙)」

「1年生の最初の保護者会。夫に『どうする?』と聞いたら『仕事だから行けるわけないでしょ』と一言。何その無責任な物言い……せめて検討くらいしろ!!と。こっちだって仕事なのに、悩むのはいつも私。入学時期は、夫へのイライラが止まりませんでした」

平日夜のしんどい瞬間、「全国に同志がいる……!!」と思うと、いくばくか心が軽くなるやもしれません。

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高見澤恵美 Emi Takamizawa

LEEwebエディター・ライター

1978年、埼玉県生まれ。女性誌を中心に女性の性質や人間関係の悩みに迫り、有名無名千人超を取材。関心あるキーワードは「育児」「健康」「DIY」「観劇」など。家族は夫と4歳の息子。

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