石井佳苗さん宅のダイニングルーム【愛着チェア5脚】型にはまらないセレクトと唯一無二の組み合わせ
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@homeLEE 私らしく建てる、心地よく暮らす
2023.03.21
おうちインテリアを考えるとき、やはり気になるのがリビング&ダイニング。
家族がくつろげて、わが家らしい空間にするには?どこから手を付ければいい?
スタイリスト石井佳苗さんのおすすめは「椅子」に注目すること!
これから本当に愛着を持てる椅子や家具を選びたい読者へ、石井さんの愛着チェア&選び方をお届けします。
スタイリスト石井佳苗さん
ブレのない審美眼に基づいた、インテリアへの提案で人気を集める。「カッシーナ・イクスシー」に10年間勤務し、名作と呼ばれる数々の家具の魅力に触れ、造詣を深める。本誌連載「石井佳苗の『インテリア名品』」も好評。
Instagram:kanaeishii_lc
公式サイト:https://www.kanaeishii-stylist.com/
インテリアスタイリスト歴25年で集まった
石井佳苗さん宅の【ダイニングルーム】愛着チェア5脚
椅子好きで知られるだけに、自宅には個性的な逸品ばかり!
型にはまらないセレクトと唯一無二の組み合わせこそ、石井さんらしいインテリアの核になっています。
石井佳苗さんのダイニングルーム愛着チェア
01|高さが絶妙なセヌフォ民族のスツール
「アフリカ西部のセヌフォ民族によるスツール。座面が低いので、椅子として使うことはほぼありませんが、ディスプレイ台としてずっと愛用」(石井佳苗さん)
石井佳苗さんのダイニングルーム愛着チェア
02|ほぼベッドの奥行き!?ジェルバゾーニの「ゴースト」
「トリミングのきいたカバーに惚れて2018年頃に購入。座ると脚がほぼ座面にのってしまうほどの深い奥行きで、体育座りしてくつろいでます」(石井佳苗さん)
石井佳苗さんのダイニングルーム愛着チェア
03|後ろ姿に惹かれたイタリア生まれのチェア
「イタリアのポストモダンデザイン。ダイニングチェアを探していたとき『セローテアンティークス』で見つけて即決。私にしては珍しいまとめ買い」(石井佳苗さん)
石井佳苗さんのダイニングルーム愛着チェア
04|使い込まれた教会のベンチを壁ぎわに
「ダイニングチェアが3脚お揃いなので、変化をつけるために、テイストの違うベンチを組み合わせて。アメリカの教会で使われていた古いもの」(石井佳苗さん)
石井佳苗さんのダイニングルーム愛着チェア
05|インテリアの世界に引き寄せてくれた、スーパーレジェーラ
30代で手に入れたこの一脚が原点。
「この椅子の美しさに感動したことが、当時の『カッシーナ・インターデコール』に入社するきっかけに。軽いのに圧倒的な存在感」(石井佳苗さん)
石井さん流の椅子の選び方・使い方
置く場所を考えるより先に"その一脚"に惚れ込むことが、ずっと愛用できる理由
私の椅子選びは〝好き〞が最優先。ずっと眺めていたいかどうかで選びます。
美しい椅子は置くだけでオブジェのようになるので、家のいろいろな場所で使えて、空間の味わいを深めてくれます。気分を変えたいときは、まず椅子の配置替え。それだけで驚くほど印象が変化します。
そしてわが家では、名品椅子の座り心地が来客のおもてなしにも。友人がお気に入りの椅子で思い思いにくつろぐ姿を眺めるのもうれしいのです。
撮影/宮濱祐美子 スタイリスト/石井佳苗 取材・原文/福山雅美
こちらは2023年LEE4月号(3/7発売)『LDの心地よさを決めるのは「愛着チェア」!』に掲載の記事です。
※椅子はすべて私物で、廃番となったものもあります
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