LEE創刊40年のスペシャル企画、「@homeLEE」のコンテンツ、皆さん楽しみに読まれていると思います。充実の内容で、日々目が離せません!

@homeLEE私らしく建てる、心地よく暮らす

そして、LEE2023年3月号別冊付録、「私らしく建てる、心地よく暮らす」は、皆さんの家づくりの記事が楽しくて、何度も読んでいます！

本誌も読み応え満載!伊藤まさこさん、ヘアケアの記事、熟読しています！

わが家は、2017年の3月に完成し、築6年目を迎えるところですが、今回は、p32からのLEE100人隊「家づくり部」のQUESTIONSに添って、家づくりを振り返ってみました。

1.家づくりに関する10のQUESTIONS（前半）

Q1. 住んでいる地域、形態、間取り、広さ、設計事務所

岡山県倉敷市、戸建て2階建て、4LDK、136㎡、設計は、FOMES design

LEE2017年11月号の家特集に掲載していただきました。

Q2.家づくりのきっかけ・完成時期

子どもが生まれるタイミングで、倉敷駅近くの新築マンションを購入しました。住んで10年たったら、無垢の床にリノベーションしようと建築士さんに相談すると、かなりの金額がかかることがわかり、夫にプレゼンして、金額をプラスして、戸建て建築に踏み切りました。学区内で土地を探し、2017年3月に完成しました。

Q3.マイホームの理想やテーマは？

「ごはんを作ったり本を読んだり、身の丈に合った暮らしを楽しむための、機能的でシンプルで、お手入れもしやすい家」をテーマにしました。

具体的には、

1.高野友美さんの時計、アイアンが白い壁に映える木の家。

好きな時計が映える家がいいなとお伝えしたのと、あとは、建築士さんが作る家が素敵だったので、お願いした感じです。なので、カタログを見て、「この中のどれがよいか？」ではなく、「これとこれ、どっちがよい？こっちだよね～!」とスムーズに決まるものが多かったです。

高野友美さんの時計は、引っ越しの時に割れてしまい、こちらの時計は2代目です。

2.子どもが巣立った後も見据えて、大きすぎず、掃除がしやすい家

子どもたちが小学生になっていたこと、建築士さんのお子さんたちが、成長して家を出たタイミングだったこともあり、子育て後の暮らしを考えながら設計しました。

3.経年変化が楽しめる家

マンションでは選べなかった、無垢の床材を使うこと、洗面ボウルを陶器製にする等、劣化ではなく、変化が楽しめる素材をリクエストしました。

Q4.家づくり中、こだわったこと、労力をかけたこと。

設計中、洗面所が大きく取れず、洗濯機置き場が階段下になったのをどうにかしたくて、洗面台下にミーレの洗濯機を入れることを提案。建築士さんも一緒にミーレのお店に行き、洗濯機の見学をして導入を決めました。

ミーレを入れることで、洗面台の高さは少し高くなりましたが、階段をスケルトンにすることができ、洗面所もスッキリしたので、よかったと思います。

ミーレの洗濯機を入れたコンパクトな洗面所です。広く見せるため、お風呂はガラス張りにしました。

階段の下が洗濯機置き場だったら、イメージが全然変わっていただろうなと思います。

Q5.気に入っているところ・家づくりしてよかったと思うこと

やはり冬の薪ストーブ。暖かくて、気持ちも落ち着きます。

家づくりをする中で、夫婦でこれからの暮らし方をしっかり話せたことがよかったと思います。築6年目がもうすぐ来ますが、あの時話していた暮らしをしているなぁと思います。

2.家づくりに関する10のQUESTIONS（後半）

Q6.「私らしい」「わが家らしい」家だと思うポイント

茶室を作ったこと。4.5畳と水屋がある小さな部屋ですが、客間としても使っています。大叔母から引き継いだ道具を活かして、茶道の良さを、家で伝えられるようになるのが目標です。

昨年末に炉を開いたので、お炭のお手入れも頑張りたい！

Q7.家づくり中のトラブルや後悔は？

小さなトラブルはいろいろあるものです！ 小さな後悔としては、外との繋がりを意識して、テラスと外の仕切りを格子状で外が少し見える形にしたこと。洗面所前は、結局、ロールスクリーンを下ろしてしまうことになりました。そのうち、仕切りを閉じる方法を考えたいと思っています。

格子から入る朝日は気に入っているのですが、ロールスクリーンなしで暮らせる開放感も捨てがたい。悩ましいです。

Q8.家族との家への意見の違いは、どうすり合わせた？

夫は、マンション生活に何の不満もなかったので、とにかく実物を見てもらいたくて、建築士さんが建てた家や、建築士さんの自邸を見学させてもらい、建築士さんご夫婦が、暮らしを楽しんでいる様子も含めて、これからの暮らしのイメージを共有しました。

Q8.新居で「心地よく暮らす」ための、インテリアの工夫や気に入っている過ごし方は？

インテリアは、「飾るより整える」を心がけて、風通しよい状態を保つようにしています。

子どもたちが小中学生の頃は、一日中、皆でリビングに集まって過ごすことが多かったのですが、中高生になってからは、それぞれ見たい映画も違うので、休日昼間はそれぞれの部屋で過ごし、夕方のお茶の時間に集合するのが定番になりました。

アイラーセンのソファは、マンションの時に購入したもの。福岡のTRAMさんで購入した北欧ヴィンテージの椅子、KITAWORKSさんのコーヒーテーブルは、この家に来てから買いました。

バレンタインには、ガトーショコラナンシーを焼いて、お茶時間に食べました。

Q10.これから家づくりする人へのアドバイス

家づくりは、ハードを作るのではなく、どんな暮らしがしたいかのソフトを作るものだと思います。普段から、どんな暮らしをしたいかを、夫婦で話をしていくと、家づくりの目線が合うと思います！

そして、家を建ててから、本当の家づくり。楽しいですよ!

家の前の山帽子が紅葉中の頃。

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