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ジャニーズWEST小瀧望さん主演『ザ・ビューティフル・ゲーム』取材会レポート【伸びやかな歌声でミュージカル初挑戦!】

2023.01.20

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ロンドンミュージカル界の巨匠、サー・アンドリュー・ロイド=ウェバーが作曲を手がける大ヒットミュージカル『ザ・ビューティフル・ゲーム』。ジャニーズWESTの小瀧望さんが、ミュージカル初出演&初主演で、サッカーに青春をかけ、運命に翻弄される主人公を演じることで話題に。日生劇場で17日~26日まで、梅田芸術劇場で24日~13日まで上演される今作の、フォトコール&取材会の様子をお届けします!

小瀧望さん舞台「ザ・ビューティフル・ゲーム」フォトコール1

初めてとは思えない!? 小瀧さんの伸びやかな歌声が印象的

小瀧望さん舞台「ザ・ビューティフル・ゲーム」フォトコール2

’20年の主演舞台『エレファント・マン』では難役を見事に演じきり、近年、俳優としても目覚ましい活躍を続ける小瀧さん。今回演じるのは、北アイルランドの武力闘争が激化する中、プロサッカー選手になることを夢見る主人公、ジョン・ケリー。ロイド=ウェバーのサウンドに合わせて、序盤から伸びやかな歌声を披露! 特に、サッカーの試合を歌とダンスで表現するナンバーでは、チームメイトたちとステージ上を躍動します。後半では、逆らうことができない運命と戦い、苦悩する姿も……。小瀧さんの豊かな表現力は、作品の見どころのひとつです。

小瀧望さん舞台「ザ・ビューティフル・ゲーム」フォトコール2

ジョン・ケリーの恋人メアリー役は、抜群の歌唱力で数多くのヒット作に出演する木下晴香さんが好演。その他、ジョン・ケリーやメアリーの仲間を演じるのは、ミュージカル界で活躍を続ける若手実力派俳優たち。揃って歌声を披露するシーンは圧巻の一言でした!

歌の稽古は4カ月前から! サッカーシーンは大久保嘉人さんが監修

フォトコール後には取材会が開かれ、小瀧さん、木下さん、サッカーチームの監督で若者たちを見守るオドネル神父を演じる益岡徹さん、上演台本・演出を担当した瀬戸山美咲さんが登壇しました。

小瀧望さん舞台「ザ・ビューティフル・ゲーム」取材会1

ミュージカル初出演については「30歳手前ぐらいでミュージカルができたらいいなと思っていたんですけど、予想より早かった。でも挑戦できるのはありがたいこと。共演者の皆さんにおんぶに抱っこで、本当に助けられています。みんなに追いつきたいと思って頑張っています」と謙虚に意気込みを語った小瀧さん。

歌の稽古は昨年の9月から始めたそうで、特に力を入れたと言います。「海外のボイストレーナーさんとリモートでつないで教えてもらいました。あごをリラックスさせて、力を抜いてとアドバイスが。ジャニーズWESTではロックを歌うことが多く、のどを鳴らす歌い方をしてしまうので、クセを取るのが大変でした」と、その奮闘ぶりを明かしました。

小瀧望さん舞台「ザ・ビューティフル・ゲーム」取材会2

また、サッカーシーンの監修は、サッカー元日本代表の大久保嘉人さんが務めました。サッカー経験者でもある小瀧さんは「男性出演者だけが集まって、大久保さんにサッカーしているところを見てもらう機会があって、本当に感動しました。かつての自分に『いつか大久保さんに見てもらえるぞ!』と言ってあげたい」と興奮冷めやらぬ様子。実際に舞台を鑑賞した大久保さんから、あたたかい言葉をかけてもらったそう。

小瀧望さん舞台「ザ・ビューティフル・ゲーム」取材会3

上演台本・演出を担当した瀬戸山さんも、今作で舞台演出に初挑戦。「お互い初めてなんです。瀬戸山さんの初ミュージカルの汚点になりたくない(笑)」という小瀧さんの言葉を受けて、瀬戸山さんも「こちらこそ、小瀧さんの初ミュージカルをしっかり成立させなければと。本当に素敵なキャストの皆さんが揃った、エネルギッシュな作品になっていると思います」とコメント。キャスト、スタッフの息の合ったやりとりを見せてくれました。

最後に、作品への熱い思いを語った小瀧さん。「時代は違っても、争い、分断など他人事とは思えない話ばかり。若いエネルギー、生命力、他にも見てくれた方に何かを感じてもらえるように頑張って演じたい」という言葉で、取材会は締めくくられました!


撮影:伊藤奈穂実 取材・文:野々山 幸(TAPE)

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