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自由なアイデアも、リアルなヒントも!楽しすぎる「家アカ」10選

【楽しすぎるインスタ「家アカ」】大きな窓と吹き抜けが印象的な海外風の家@kmmy_home

  • @homeLEE 私らしく建てる、心地よく暮らす

2023.01.09 更新日:2023.01.12

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楽しすぎるインスタ「家アカ」KYさん( @kmmy_home)の家
自宅にいながらにして、こだわりの家づくりやインテリア、DIYの様子をザクザク見れちゃうインスタグラムの「家アカウント」が今、大盛況!
センスあふれる、LEEおすすめのアカウントを厳選してピックアップしました。

インスタアカウント_家自由なアイデアも、リアルなヒントも!
楽しすぎるインスタ「家アカ」

今回は、海外の家のようなシンプルですっきりとした家づくりが思わず目に止まるKYさん( @kmmy_home)の家をピックアップ。

海外を思わせる洗練された家

KYさん

Instagram:@kmmy_home

家づくりDATA

家族構成:夫婦、娘2人
エリア:埼玉県
間取り:3
LDK、128㎡(建築面積)
完成:2022年

Q.家づくり・部屋づくりのテーマは?

桜の借景を活かした家づくり。シンプル&ナチュラルテイストの海外にあるような洗練された家を目指してます。

Q.Instagramをアップするうえで、こだわっていること、気をつけていることは?

おもに写真のポイントですが、最初は水平と平行を意識して傾きなどがないように撮ることを意識して撮影していました。

現在は、それに加えて奥行きが出るような構図で撮れるように意識して撮影しています。

Q.家アカウントを始めて感じたメリット、デメリットは?

■メリット……家づくりまでの経過の記録と計画時のアイデアを収集するためにInstagramの家アカを始めたので、同じ時期に家づくりを計画している方とつながることができ、それぞれいろんな工夫やタイル・建具・水栓など自分で知り得なかった情報を入手することができ、計画時にとても役立ちました。完成した家に住み始めてからは、インテリア周りの小物や色の使い方などもとても参考にさせてもらっています。

■デメリット……Instagramは検索しにくいので、特定のテーマなどで探そうと思うと苦労することが多いこと。隙間時間にながめていて、素敵な家やアイデアが飛び込んできたときにキャッチするイメージで使っています。

完全自由設計で“すっきり美しい家”に!

 @kmmy_homeさん

「信頼できる工務店にお願いし、〝余計な線をなくす〞をモットーに家づくりをしました」とKYさん。建具を天井付けにしてフレームレスなドアに、窓も極力フレームレスなものを選ぶ。さらに巾木をなくす、間取りをシンプルにすることで、〝すっきり美しい家〞を実現しました。
まずは、視線をカットできる高さの壁のあるお庭に注目!
「庭の奥が緑道になっているので、緑道側の視線をカットできるような高さ(1800mm)に設定しました。予算の都合上、ブロック塀にしているため、どうしても控え壁がでてきてしまうのですが、両脇に花壇とベンチを作ることで控え壁の存在感を極力消せるようにしました。モルタルを塗ってコンクリート壁の雰囲気を出したのもこだわりです」
庭に壁があると、写真のように子どもの誕生日などに、デコレーションしやすいのもうれしいポイントなのだそう。


LDKは大きな窓と吹き抜けで景色と太陽の光を楽しめる

@kmmy_homeさん
続いて、家の中をご紹介。KYさんの家のLDK部分には、吹き抜けがありとても開放的。大人が横になっても足が伸ばせるデイベッドも設置されています。
「もともとはテレビ番組か何かで、田中律子さんの沖縄のご自宅を見た際に、デイベッドというものを初めて知り、いつか家を作るときには絶対に採用したいと思っていたんです。実際にデイベットを設置してみると、LDKでソファ以外に寛ぐことができ、大人が横になっても足が伸ばせて快適です。
少しおこもり感の出るスペースを目指して、天井などもあえて下げています。また、飾り棚を作っていて、お気に入りの小物など自分の好きなものをディスプレイできるようにしたのもポイントです」
@kmmy_homeさん
吹き抜けは4畳ほどの大きさ。しかし、あるのとないのとでは大違いだったそう。
「吹き抜けのおかげで、キッチンからも空を拝めて、日差しも部屋全体に当たって、いいところばかりです」
左側に見えるリビングにも大きな窓を設けて、外の景色を楽しみ放題。春はきれいな桜の木が見られるそうです。
@kmmy_homeさん
さらに、KYさん家のLDKは大きな窓も特長的。窓枠は、木製サッシを選択。

「白を基調とした家ですが、温かみもほしく、1階に生活の中心(LDK)をもってきていたので、そこのメインともいえる窓についてはインパクトのある大きな窓を入れたいと思い、天井付けで木製のサッシを選びました。床材に合わせてサッシの塗装も少し白っぽくしていて調和がとれるようにしました。

また、LDKから庭側のウッドデッキに空間を広く使えるように同じレベルにして窓を全開にできるようにしているところはポイントです」

子ども部屋は将来を見据えて設計

@kmmy_homeさん

子ども部屋は、ウィリアム・モリスの壁紙を部屋の両サイド一面に。将来、ふたりの娘さんが部屋を分けて間取りを変えることを想定して、壁紙は2種類を貼っているとのこと。

「モリスの壁紙は、アクセントクロスとして夫婦でそれぞれお気に入りのものを選択しました。今はひと部屋にしていますが、将来は壁を設けて部屋を分ける予定なので、それぞれの部屋で印象の変わるようにして、気に入った方を選んでもらえるようにしたいと思っています」

階段下を収納にして、家の中をすっきりとした印象に

@kmmy_home

階段でこだわった部分は、カクカクした階段下のデザインなのだそう。

「海外の素敵な家をいろいろと見ていた時に、このデザインを見つけて真似させてもらいました。奥に子どものおもちゃなどを収納するチェストを置いています。

おもちゃなど、どうしても生活感がでてしまうものも、このスペースにとりあえず収納すると、奥にあるからかあまり目立たないため、リビングがかなりすっきりして、生活感をなくすことができるのでお気に入りです」

動線を考えたランドリールームは使いやすさ抜群

@kmmy_homeさん

ランドリールームと洗面所、お風呂、脱衣所が一直線になるように配置。

「2階に水回り関係をまとめています。また、ランドリールームでファミリークローゼットを兼ねているので、家族4人がそれぞれ1つのチェストを使って、おもだった洋服をすべてこのスペースに収納できるようにしているのもこだわりです。

IKEAで60cm幅のチェストを4つ用意し、それに合わせてランドリールームの大きさも調整しました。奥行も55cmと奥行きのあるものを選んで洗濯物をたたむなどの作業台としても活用しています」

おっくうになりがちな家事をしやすいように考えた家づくり。お見事です!

Pinterestを漁り続けた上でのこだわりが詰まったキッチン

@kmmy_homeさん

KYさんのルーバーキッチンもおしゃれ!

「最も予算のかかったキッチンはお気に入りです。ダイニング側はオークのルーバーに、キッチン側はグレージュのメラミンにしています。バッグボードもグレージュに統一して、吊り戸棚を白に切り替えているところがポイントです」

 

KYさんが家づくりで一番よく利用していたのはPinterest(ピンタレスト)。このキッチンも、Pinterestで情報を収集して参考にしたそうです。

「Pinterestでは、デイベッドやヌック、キッチンなどのテーマで検索して、アイデアボードとして保存していました。英語で検索すると、海外での事例などもかなり豊富に検索でき、関連検索などからも似たようなデザインや雰囲気の近いデザインなども検索できたためとても重宝していました」

他にも、『I’mHome』、『ML』、『CasaBRUTUS』などの住宅系の雑誌や、建築知識や住宅建築などの専門誌のようなものもよく購入。

「すてきな事例のアイデアと、それぞれどこのメーカーのものを使っているなどもわかるので参考になりました」とのこと。

家づくりは、完全自由設計の工務店に依頼したため、基本的には自由に選べ、すべての部材やモノを一から選んだというKYさん。

「スイッチはもちろん、外から見える換気扇のダクトやメーターカバー、巾木や床の見切りまで、すべて調べて気に入ったものを選んでいく作業は本当に大変でした」と苦労も話してくれました。

今後の家づくりについては、

「2022年の4月から住み始めた家は、生活感を消しつつ、暮らしやすい収納や小物をうまく取り入れていけるように、これからも意識したいです。実は主寝室はベッドもインテリアも何もない状態なので、この部屋をはやく完成させたい」そうです。

KYさん家のこれからの進化にも注目したいですね。

取材した10人に聞いた 「家アカ」づくり、ココがポイント!

家づくりやDIYをもっと楽しめて、記念にもなる「家アカ」。始める際に知っておきたい基本のポイントを教えてもらいました。

point1 家アカウントを作るメリットは?

家づくりが好きな方とつながれて、情報収集をするのに便利!

「フォロワーさんに相談できたり、豊富な知識を持っている方からアドバイスをいただけました」(asamiさん)、「家をよく整理整頓するようになりました」(asasaさん)。さらに、インスタと連動して楽天ROOMを運用中の人も多数。紹介したアイテムが売れると、条件達成で2.0%以上のポイントがもらえることも。

point2 いつからスタートすればいい?

記録に残したいと思ったら、始めるタイミングはいつでもOK

「思い出に残したいと思ったときから」(soraさん)、「最初は情報収集として。今は情報発信の場」(unon.__さん)、「DIYの記録として」(ayumiさん)、「リノベーションをしたことをきっかけに始めました。アイデアや部屋づくりなど自分も参考にしていたので、私の投稿が誰かの参考になればと思ってます」(malightmiさん)。

Point3 たくさんの人に見てもらうポイントは?

ハッシュタグを有効に使って、検索に引っかかるように工夫

「自分の投稿を代表するようなワードをハッシュタグにします」(unon.__さん)。ほかには「海外の方も見てるので、英語のハッシュタグもつけるようにしています」(kaoruさん)、「役に立つ情報をたくさん盛り込めるように考えて投稿。具体的なメーカー名をハッシュタグで入れるようにしています」(asasaさん)という工夫も。

Point4 気をつけるべきこと、注意点は?

撮り方や防犯面に注意。インスタ中心にならないことも大切

「水平と平行を意識して傾きがないように撮影」(KYさん)、「撮影時間は、日中、陽の入りがきれいなときを選ぶ。防犯面として外観はアップしない」(さくさん)と撮影時に気を配ってる人多し。「インスタ中心になってしまうと、日々の暮らしに支障をきたしてしまうので、無理のないペースでの投稿を心がけています」(yuさん)との声も。

自由なアイデアも、リアルなヒントも!楽しすぎる「家アカ」10選

取材・原文/宮平なつき
こちらは2023年LEE3月号(2/7発売)「別冊付録 @homeLEE BOOK」に掲載の記事です。
※商品価格は消費税込みの総額表示(掲載当時)です。

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「私らしく建てる、心地よく暮らす」をテーマにリビング系コンテンツを集めました。ハウジング、インテリア、DIY、家電や雑貨からLEE100人隊家づくり部ブログ、通販など盛りだくさんでお届け!

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