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股関節ストレッチで冬の不調解消!

さらに効果アップ!+アルファのストレッチ

2017.02.01

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肩や首のコリ、腰痛、むくみなど、気になる「体の不調」・・・
体の中心、「股関節」の柔軟性を高めて、改善してみませんか?

股関節が硬いと、全身の不調だけでなく、体型や血液循環にも悪影響が出てきます。改善するためには、日常生活や適切なストレッチでしっかり動かすことが大切。
でも、何を、どの程度動かせばいいのか分かりませんよね。

LEE2月号では、骨格・筋肉の仕組みから、現代人に多い股関節の動かし方、それを踏まえた改善法を、NSCA認定パーソナルトレーナー、筋肉デザイナーの藤本陽平さんに教えていただきました。

最終回の本日は、基本のストレッチに加えて行いたい、効果アップの動きをお届けします。


余裕がある日に週2~3回チャレンジ!

伸ばして脚のむくみを解消
ソフト開脚

 背すじを伸ばして無理せず開脚

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脚を左右に開いて座る。無理せず痛くない程度に開けばOK。体が硬くて後ろに倒れそうになる人は、お尻の下に厚さ約10㎝のタオルやマットを敷いて。

 ひざを曲げることで骨盤が起きる

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両ひざを少し曲げて、両手を床につく。ひざを曲げることで腰と骨盤がまっすぐに起きて、骨盤からしっかり前屈ができる。同時に股関節も伸びやすく。

NG

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・背中と首が曲がっている
・腰が立っていない

 背中を丸めずにゆっくり前屈

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息を吐きながら、ゆっくり上体を前に倒した状態で、10~30秒間キープ。背中が曲がってしまうと呼吸がしにくく、股関節も伸びないので注意。

軸を意識して左右のゆがみを改善
足裏合わせ

 背すじを伸ばして足裏を合わせる

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背すじを伸ばした状態で、腰が90度になるよう壁にもたれて座る。足裏を合わせ、体に足をぐっと近づける。お尻が壁から離れないように注意して。

NG
292s4-14s

・背中が丸くなっている
・お尻が壁から離れている

 バランスが整ってまっすぐな脚に

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両手をひざの上に置き、床に向けて押す。勢いをつけるのではなく、息を吐きながら10~20秒かけてじっくりと。股関節の内側がよく伸びる。

筋肉がほぐれて歩きやすく
脚ぶんぶん

 股関節から脚を動かし、前に振る

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右手で椅子の背もたれを持つ。左手は腰に。背中は垂直にキープ。このまま上体を動かさずに、左脚を前に大きく振る。股関節を大きく動かして、腰が丸まらないように意識。

 脚の重さでぶんぶんと往復

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腰から脚が生えているイメージで、前の脚をそのまま勢いをつけて後ろへ。脚の重さでぶんぶんと10往復ほど行って。反対も同様に。骨盤まわりの筋肉がほぐれて歩きやすく!

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脚を上げすぎて腰が反っている

股関節を動かし太ももスッキリ
もも上げストレッチ

 股関節からしっかり動かして、もも上げ

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壁にお尻、背中、後頭部をつけて、かかとは3㎝ほど離して立つ。手は自然に壁に沿わせて。そのまま股関節の高さまで太ももを上げて止める。

NG

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体の軸がゆがんでいる

 太ももにほどよく負荷をかけると効果アップ

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股関節と同じ高さに上げた太ももを上下に約20回、細かく動かす。反対側の脚も同様に。太ももに張りを感じたら、無理せず一度下ろして。

NG

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ひざが曲がっている


ポイントを押さえれば確実に効果が!さっそく今日からトライしてみて。

★動画コーナー「LEEチャンネル」では、「巻き肩ケア」もご紹介中!

撮影/藤澤由加 ヘア&メイク/木下優(ロッセット)(キベッツさん分) スタイリスト/門馬ちひろ モデル/キベッツ和代(LEEキャラクター)山本 愛(’15年度LEEキャラクター)イラストレーション/きくちりえ(Softdesign) 取材・原文/野々山 幸
詳しくは2017年1/6発売LEE2月号に掲載 [最新号] 試し読み・定期購読はこちら

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