今月の注目音楽情報をお届け！

『Orbit』STUTS

つい鼻歌で歌いたくなる！　心を引っかく名トラックたち

ドラマ『大豆田とわ子と三人の元夫』の主題歌を手がけたプロデューサー、トラックメイカーSTUTS（スタッツ）の4年ぶりのアルバム。多彩なアーティストとのコラボで“いい雰囲気”を生み出すのが魅力。今作では『Expressions （feat. Daichi Yamamoto,Campanella,Ryugo Ishida,北里彰久,SANTAWORLDVIEW,NENE,仙人掌,鎮座DOPENESS）』で8人のマイクリレーに挑戦。夜、散歩しながら鼻歌で歌いたくなるような、心をやさしく引っかく名曲ぞろい。（SPACE SHOWER MUSIC）

『from JAPAN 3』Tempalay

ジャンルにとらわれない音楽を生み出し続ける3人組バンド。今作はインディーズ時代の楽曲を現在の彼らが新録音する試みの“リボーンアルバム”。ジャケットのアートワークを手がけているのは楳図かずお！　発信する楽曲やMVなど、すべて含めて独特な世界観にハマってしまう。（ワーナーミュージック）

『MUSIC, DANCE ＆ LOVE』Original Love

デビュー30周年を迎え、満を持してリリースされるオリジナルアルバム。Ovallとコラボし、生ホーンも加えた『接吻（M.D.L. Version）/ Original Love ＆ Ovall』をはじめ、彼の原点であるソウルを軸に、さらにジャンルもスタイルもバージョンアップしている様子が。11月16日発売。（ビクターエンタテインメント）

『ア・ヴェリー・バックストリート・クリスマス』バックストリート・ボーイズ

圧倒的人気を誇り続けるボーイズグループがキャリア初のクリスマスアルバムをリリース。『White Christmas』『Silent Night』というクラシックナンバーも押さえながら、新定番になりそうなオリジナルクリスマスソング『Together』『Happy Days』も届けてくれる。11月9日発売。（ワーナーミュージック）

取材・文／古川はる香
こちらは2022年LEE12月号（11/7発売）「カルチャーナビ」に掲載の記事です。