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もう子どもの「習い事」で疲れない!

子どものスポーツ系習い事【親の関わり方悩み3選】専門家&先輩ママがアドバイス!

2022.10.01

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親の関わりが多く、疲弊するという声が多い、スポーツ・チーム系の習い事。
どこまで、どの程度関わる、あるいは距離を置くのが正解なの?
専門家&先輩ママに、体験談や前向きなれるアドバイスをうかがいました!

特にストレスフル!?
スポーツ・チーム系の習い事。親はどこまで、どう関わるのが正解?

フリーアナウンサー、NPO法人 親子コミュニケーションラボ「おやこみゅ」代表理事
天野ひかりさん

フリーアナウンサー、NPO法人 親子コミュニケーションラボ「おやこみゅ」代表理事 天野ひかりさん

子どもの自己肯定感を育むための親子コミュニケーション力を伸ばす講座や講演を全国で開催し、これまでの受講者は5万人以上。フリーアナウンサーとしても活躍中。著書に『賢い子を育てる夫婦の会話』(あさ出版)など多数。
公式サイト:https://www.amanohikari.com/

OURHOME主宰、整理収納アドバイザー
Emiさん

OURHOME主宰、整理収納アドバイザー Emiさん

LEEでの連載をはじめ、暮らしの情報発信やオリジナル商品の販売、レッスンなど多方面で活躍。音声メディアVoicyで10分ラジオを配信中。『わたしの〝ちょうどいい〞モノ選び』(集英社)など著書は18冊。emi.ourhome
公式サイト:https://ourhome305.com/

スポーツ系の習い事と親の関わり01
チームの運営など、親はどこまで手伝うべき?

現場に付き添うのは無理でも自宅作業など、代替案で協力を

忙しいのに無理しなくてもいいと思います。ただ、自分ができない分をやってくれている人がいることを忘れず、感謝を伝えましょう。
また、現場に付き添うことは難しくても、自宅での作業ならできるなど、代替案を出したり、相談しながらできることを見つけるのもいいですね。
(天野ひかりさん)

始める前のリサーチは入念に。回数が許す限り見学・体験もして

入ったらチームの方針に合わせなければいけないので、始める前のリサーチは必須!
ネットで調べる、人に聞く、見学・体験も一度ではなく回数が許す限り参加するのがおすすめ。親のかかわりや、保護者同士の雰囲気を肌で感じると、わが家に合うかどうか判断しやすいはず。
(Emiさん)

始める前のリサーチ、先輩ママからこんな声も!

習い事先の保護者のかかわり具合は要確認。表向きはそこまでかかわらなくてもよいとされていても実際は……という場合もあるので、実際に習っている保護者などから情報収集できたら一番いい!(みっちさん)

レッスン時間で完結するかどうか。わが家は、宿題や練習など自宅でのサポートが必要だと続かないと思ったので。(Jessyさん)

大きくなったときに1人で行ける場所かどうか、交通手段はあるか。将来的に送迎しなくて済むので、実はかなり大事!(ぴかさん)

バレエの発表会費用を知らずに入会し、2人姉妹で約40万円したのでびっくり。バレエやダンスは発表会費用を事前にチェックして。(LEE100人隊No.071 わかさん)

祝日や自己都合でお休みするとき、振り替えができるかどうか。振り替え期間がその月だけなのか、3カ月ぐらい猶予があるのかも大事。月内では予定が合わず、月謝がもったいないことも。(MEE子さん)

事前のリサーチが大切!

スポーツ系の習い事と親の関わり02
厳しいコーチと子どもが合わないんです

習い事は〝何〞を習うかではなく、〝誰〞に習うかが大事

習い事は〝何〞を習うかよりも、〝誰〞に習うかがとても大事。技術だけではなく、自己肯定感も育んでくれる先生が◯。
ただコーチの厳しさについては、一生懸命なのか、感情的で子どもを傷つけるのかなど、子どもから話を聞いたり見学をして見極めて。じっくり考えて、今後続けるのかどうかを決めましょう。
(天野ひかりさん)

その習い事に求めるものがあれば、多少の割り切りも

厳しくても高いスキルが身につくなど、本人がその習い事に求めるものがあれば、わが家なら少しコーチと合わなくても割り切るかもしれません。怒号が飛んでも、習い事の時間は週1日1時間程度。褒めたり、いい声かけは親がすれば大丈夫かなと。
もちろん、子どもがつらそうであればやめるべき。
(Emiさん)



スポーツ系の習い事と親の関わり03
考え方が合わないママ友との付き合いが面倒……

考え方が合わないママ友との付き合いが面倒……

情報収集や預け合いなど、ママ友のメリットも

どうしてもママ友と合わない場合は、無理をしなくてもOK。挨拶はちゃんとして距離をおきましょう。
一方で、ママ友から学ぶこともたくさんあります。地域の園や学校、ほかの習い事の情報などママのリアルな声が参考になるし、試合や発表会を一緒に応援するなど新たないい関係を発見できるかもしれません。
(天野ひかりさん)

あくまで子どもの習い事なので割り切ってもいい

私自身はママ友と一緒にキャンプに行ったりと親しくしていますが、もしも少し違うなと感じたら、お誘いも3回に1回だけ応じるなど、適度に距離を取るかなと。
あくまで子どもの習い事で、親の習い事ではない。子どもがそこで学ぶことが多ければ、合わないママ友が多くても割り切るかもれないですね。
(Emiさん)


イラストレーション/福田玲子 取材・原文/野々山 幸(TAPE)
こちらは2022年LEE10月号(9/7発売)『もう子どもの「習い事」で疲れない!』に掲載の記事です。

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