【SNSで話題! 料理好き高校生”ピョンちゃんの息子”さん】1000円以内の夕食づくりで気がついたこととは?
2022.06.25
食べたいものを決め、材料を揃えて、効率よく手順を考える。いつも当たり前にこなしているけれど、これってけっこう高度な作業かも。実は料理には、子どもに身につけてほしい能力を伸ばすポイントがたくさん!
今回は、SNSで話題の料理好き高校生・ピョンちゃんの息子さんに、料理が好きになったきっかけやメリットを伺いました。
教えてくれたのは?
ピョンちゃんの息子さん
中3の春から料理を始め、メキメキ腕を上げていく。今も不定期で続ける料理は、母・ピョンちゃんさんのツイッターアカウントで時折、アップされている。
●Twitter:miramania56
SNSで話題の高校生に聞きました
どうやってこんなに料理上手になったんですか?
SNSには、自然体で料理を楽しむ子どもたちの姿が。話題の高校生は、こんなふうに料理と向き合っています。
一汁二菜が基本です。夕飯作りはおまかせ!
毎日続けることで、食材選びや調理法の幅が広がっていきました
コロナ自粛期間中だった中3の春。母であるピョンちゃんさんは、ヒマそうな息子に夕飯作りを丸投げ。ルールはたんぱく質1種と汁ものはマスト、予算は1日1000円で週7000円。残った分はお小遣いに! そうして始まった、男子の料理ライフ。
「断る理由も特になくて…。小さい頃から、母とお菓子を作ることもあったし、小学校3年生でごはんを炊くくらいのことはしていたから、まあ、やれるかな?と」(ピョンちゃんの息子さん)
初日から、エビのパスタ、サラダ、スープという、おしゃれメニューが登場。“残った分はお小遣い”がモチベーションとなり、日を追うごとにやりくり上手に。
「キャベツなんかは、カット状態で買うよりも、丸ごと買ったほうが安い。それを、炒める、煮る、生のままなど、展開していけばいい。初めのうちは、レシピ本を見ながら作っていたけれど、慣れてくれば、冷蔵庫の在庫からメニューを考えられるようになりました」(ピョンちゃんの息子さん)
初期には1時間かかっていた夕飯作りも(それでも十分早い)、今では30分あれば、主菜と副菜、汁ものを仕上げるまでに。ちなみに最近は、家庭料理の枠を超えて、本格ラーメン作りにも挑戦。
「作ってみると材料費も手間もけっこうかかって。ラーメンが大好きで安く食べたいんですけど、『こんなに手間がかかるんだから、お店では1000円超えるよな』とも考えられるように。料理を始めてから、そういうことにも気づけるようにはなったかなと思います」(ピョンちゃんの息子さん)
栄養面とコスパを考えた献立は、参考になります
ピョンちゃんの息子さんの日々の献立
予算が足りないときに頼るのは、もやし。「みそ汁の具に、炒め物にと活躍」(ピョンちゃんの息子さん)
記念すべき、作り始めて100日目のメニューはしょうが焼き、にんじんサラダにポテト
自家製ラーメン。煮干しを大量に使う、原価は度外視!? 本気の一杯。ほかに豚骨スープにも挑戦
他にも「子どもが料理好きだと、いいことあります」を公開中!
次回は、「どうやってこんなに料理上手になったんですか? SNSで話題の高校生『Soyonさん』編」をご紹介。詳しい内容は2022年LEE2月号(1/7発売)に掲載中です。
取材・文/福山雅美
2021年12月1日から2022年5月31日まで、LEEwebで反響の大きかった記事を再配信します。(初公開日 2022年1月23日)
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