益々絶好調な最近の神尾さんの多忙ぶり
最近の活躍、すご過ぎませんか!? というほど、観る作品、聞く作品に登場している神尾楓珠さん。しかも、面白い作品ばかり。実は私、数ある前クールのドラマの中でもダントツ、「17才の帝国」にドハマりしておりました。いやぁ、本当に面白かったですよね!? 昨年末の深夜ドラマ「顔だけ先生」も何気にメチャクチャ好きで、神尾さんに毎回ウルウルさせられていたんです。数の多さだけでなく面白い作品への出演が目立つ神尾さんが、今年何本目かの主演映画『恋は光』でも、またまた魅せてくれています!
1999年1月21日生まれ、東京都出身。15年、24時間テレビドラマスペシャル「母さん、俺は大丈夫」(NTV)で俳優デビュー。映画『兄に愛されすぎて困ってます』(17)でスクリーンデビュー。ドラマ「3年A組 -今から皆さんは、人質です-」(19) 、映画『うちの執事が言うことには』(19)などで注目される。最近の主な作品に、映画『彼女が好きなものは』(21)、『親密な他人』(22)、『20歳のソウル』(22)、ドラマ「17才の帝国」(22)、「先生のおとりよせ」(22)、「青野くんに触りたいから死にたい」(22)など。『HiGH&LOW THE WORST X(クロス)』が公開待機中。
──特に最近の出演作は、面白い作品ばかりが揃っていますが、どんな風に作品選びをしていますか。そろそろ、こだわりが出てきたのでは?
「いえ、完全にマネージャー任せで、作品選びについて僕はノータッチです。事務所が面白い作品を選んでくれている、という感じですかね」
──では、今回の『恋の光』も事務所の方が?
「はい。マネージャーが持ってきてくれて、“文学男子”という今までやったことのない役だったので、これは挑戦してみたいな、と思いました」
『恋は光』ってこんな映画
秋★枝の同名コミックを、『殺さない彼と死なない彼女』の小林啓一が監督・脚本で実写映画化。“恋する女性がキラキラ光って視える”特異体質の大学生・西条(神尾楓珠)は、キラキラを避けるように恋愛とは無縁の生活を送ってきた。ところが偶然、読書日記を拾ってしまい、「恋というものを知りたい」という文学少女・東雲(平祐奈)に一目惚れ。同じ大学に通う幼なじみ、北代(西野七瀬)の力を借りて、東雲と恋の定義について語り合う交換日記を始めることに成功する。ところが実は、北代は西条にずっと片想いしており、複雑な心境で2人を見守っていた。一方、恋人がいる男性ばかりを好きになる宿木(馬場ふみか)が、西条に猛アプローチしはじめ……。
──恋した女の子がキラキラ輝いて視えるという設定からして、よくある“キラキラ映画”かと思ったら、小林監督の前作『殺さない彼と死なない彼女』と同様、異色の恋愛映画として、非常に噛み応えのある面白い作品でした!
「そうなんです。タイトルだけ聞くとキラキラした青春映画というイメージが強いのですが、蓋を開けてみると、中身はちょっと難しいというか、独特な言葉がたくさん並んでいて。でも、その言葉が的を射ているというか、“確かにな…”と思わされるようなセリフがたくさんあるんです。初めて台本を読んだ時も、実際に演じている時も、その独特な感じがとても楽しかったです。もちろん4人とも、キラキラしていると思いますが、ちょっと角度が違うんですよね」
──監督からは、どんな映画にしたいとか、最初に何かお話がありましたか?
「あった気がするのですが、実はコロナの影響で撮影が1年延期したため、昔過ぎて何も覚えていないんです(笑)。むしろ1度すべてを忘れました。そして他の作品にズッポリと浸っていて、タイミングが来た時にまた本作に向き合った感じです」
──どんな風に撮影に入っていきましたか。監督は、俳優にお任せするタイプ、それともカッチリ演出を付けるタイプでしたか?
「お任せという感じではなく、“こうして欲しい”とハッキリと言ってくれる監督でした。ホン読み(出演者みんなで脚本を声に出して読む)の時は、ほとんど何も掴めていない状態でしたが、監督が“あ、それだ!”と言ってくれて。でも、自分で西条という役を掴んでいなかったので、“え、どれだ!?”と(笑)。“今、俺はどうやったんだろう!? ”って考えていたりして(笑)。でもリハーサルをしっかりやっていただいたお陰で、現場には西条という役を作れてから入れました。監督がやりたいことを僕らの演技に落とし込むため、色々試行錯誤される方だったので、それが結果的にいいところに行きついてくれたらいいな、と思いながらやっていました。初日のファーストカットが、映画前半の東雲さん(平)と北代(西野)と西条(神尾)3人のシーンだったのですが、そこで関係性が出来たのも大きかったです」
メガネが西条役へのスイッチになった
──先ほど“文学青年”という発言がありましたが、西条に対して、神尾さんはどんな印象を持ちましたか?
「ちょっと古風な感覚を持っている人なのかな、と。喋り方や趣味も古風というか、少し不器用な感じもしました。最初のスケジュール通りだったら、他の作品との兼ね合いで髪が長いままでしたが、一年延期になったことで、丁度その前に撮ったドラマで髪を切ったので、結果、原作に近いビジュアルになってくれて、むしろ良かったです」
──やはりビジュアルは大きなヒントとして、役を掴みやすくしてくれますよね。
「今回は、そこからメチャクチャ(ヒントを)もらいました。特に、眼鏡が役に入りやすくする一つの装置となってくれました。眼鏡を掛けるとスイッチが入るというか、声や喋り方も、違和感なく西条君になれる感じでした」
──眼鏡をツと指で引き上げる仕草など、ちょっと神経質的な感じや焦ってる感じがあって良かったですが、仕草にも色々とこだわりましたか?
「台本に“眼鏡を手で持ち上げる”と書いてあるからそうしただけではありますが、その動きにどういう意味を持たせるかについては、監督と話し合いながらやっていきました。このタイミングでその仕草をする意味は何なのか、とか、そう動くとこういう意味が出るんじゃないか、というような話は結構した覚えがあります」
──西条君の“喋り方”ですが、セリフの言い回しも少し特殊というか、論理的でありつつ、どこか文学的でもありました。苦労されましたか?
「言い慣れてない感じが出てしまうとマズいので、“昔からずっとそんな喋り方をしていた”ようになれるよう、色々と考えました。いつもはセリフを覚える際は、実際に声に出すことはあまりないのですが、今回は一つ一つ、ちゃんと口に出してセリフを言って覚えていきました。そうすると口の筋肉とか、言い回しが口に馴染んで来るような気がして……。言い回しだけでなく、声の出し方も少し変えたので、最初は少し苦労しました」
──声の出し方自体を変えていたのですね!
「西条は、普段の僕より少し低くて太めの声で喋っています。その声に慣れるまでは、毎回喋るたびにちょっと違っちゃったりして(笑)、それを修正しながらやっていく感じで、安定させるまでは少し難しかったです。現場にはちゃんと西条の声を見つけて、安定した状態で入ったつもりでしたが、一度、全く思ったように出来なかったこともありました。相手のキャラクターとの関係性が出来ていないときだったのですが、後から監督が“やっぱり、あの時は違ったと思うんだよね”と言ってくれて。“実は僕もしっくり来ていなかったんです”と、後日、撮り直してもらったんです。そのお陰で、全編を通してちゃんと一貫した西条になったと思います」
すべて緻密に組み立てられた小林啓一ワールド
──リハーサルのお陰で役を掴めた、という話がありましたが、例えば小林監督はどんな風に役を掴ませてくれたのでしょう? かなりカッチリとリハーサルされました?
「はい、こんな風にちゃんとリハーサルをやる現場は、かなり久々でした。監督は、タイミングやテンポを非常に見ていて、独特な感覚を持っている方だな、と感じました。セリフで感情を表現するのではなく、“間”で表現して欲しい、と言われて。セリフで説明しないよう、最初は感情を抜いて棒読みでやってみて、と言われて。最初はその指示にみんな驚き、分からなくてピリついた人もいましたが(笑)、“間”で感情が分かると言われて、確かにそうだなぁ、と思いました。“間”というか、セリフとセリフの間の“読点”というか、いわゆる“……”の溜めの時間に対する見極めを、監督は非常に考えていました」
──若者たちのワイワイ楽しそうな場面や、恋を巡る感情の吐露的な場面も、すべて緻密に組み立てられていたのですか?
「本当にその通りです。今回は、アドリブも全くなかった……うん、一つもないくらいでした。小林監督は、すごい計算される方で、すべてが緻密に構築されています」
──神尾さんご自身は、いつも感覚的に役に入っていくのか、それとも考えて分析して役にアプローチするのかなど、どんな感じですか?
「僕は感覚だけでは出来ないタイプだと思うので、現場に入る前は脚本を読みこんで、色々とちゃんと考えるようにしています。その上で、芯となるものだけを現場に持ち込むようにしています。演じるキャラクターの性質の中で、一番大切なのは何か、ということを考え、それだけを持って現場に行く感じです。今回の西条でいうと、“文学が好きな青年”ということだけでホン読みに行きました」
──それから、西条君の気持ちを一通りなぞってみて現場に入る?
「いえ、事前に脳内ではやっていかないですね。それは基本、現場でやることです。芯となるキャラクター像だけ思い浮かべて行って、そのキャラクターならどう動くか、みたいなことを現場で感じたり考えたりしてやっていく感じです」
──そんな中で、ちょっと苦労したとか、頑張ったシーンなど、“ここにも注目して!”という何気ないシーンを教えてください。
「釣りのシーンです。釣りシーンは2つあるのですが、特に1つ目の方。北代と川で立って釣りをしているのですが、台詞を喋りながら釣れた鮎をキャッチしなくなければならなくて、何気にそれが一番難しかった(笑)。またロケーションが最高で、すごく気持ちのいいシーンなんです。この映画は、ロケーションがすべて素晴らしくて。全編に美しい映像が流れているので、その背景にも注目して欲しいです。原作の舞台は愛媛ですが、延期したことで岡山に舞台を移したのですが、メチャクチャいいところでした。岡山って“太陽の町”と言われていて、全国で最も降水量が少ないんですよ。基本いつも晴れていて、路面電車が走る街も美しくて、最高でした!」
神尾流・恋の定義
──劇中で“恋、それ自体はとても美しいはずなのに、成就させようと足掻くと様々な問題を引き起こし厄介で面倒で、時に人と争わねばならなくなる”というセリフをはじめ、とても印象に残るセリフが多いと同時に、なるほど、と納得させられますよね。
「確かに本作の中で、恋については色々と考えさせられました。“恋とは本能と学習からなる感情”という言葉もそうですし、チラシにもある“(恋とは)誰しもが語れるが、誰しもが正しく語れないものである”という言葉も、そうだよな、と思いました。恋なんて人それぞれだよなと思いつつ、なるほど、というセリフが多々ありました」
──劇中では、文学少女の東雲(平祐奈)、幼なじみの北代(西野七瀬)、略奪愛しか燃えない宿木(馬場ふみか)という3人の女性の間で西条君は揺れますが、神尾さん的には3人の女性をどう思いますか? 好み度100をマックスとして教えてください。
「東雲さんは、めちゃくちゃピュアすぎてちょっと怖い。あんなにピュアなまま恋愛を知っちゃったら、ぐ~っと入り込んじゃうというか、スゴそうですよね(笑)。僕自身は、東雲さんを好きになることはあまりない気がするけれど、映画を観るととても魅力的なので、50くらい可能性はあるな、と。怖いけど、純粋過ぎて守りたくなるかもしれない」
「北代はサバサバしていて、でも同時にすごく健気な印象が強い。東雲との恋を応援したり、自分は身を引こうとしたり。大人だな、とも思います。僕の好みでいうと70~80ですね」
「宿木は、うわ~、難しい(笑)。でも一番等身大というか、主張をハッキリ言う感じやモノの考え方など、すごく今どきの大学生っぽい感じがします。でも、僕はあまり気の強い人が好きではないので、好み度30くらい」
──23年生きて来た中での恋愛経験を踏まえ、さらに本作を経た今、恋とは何でしょう? 恋について定義をするなら?
「え~、難しいですよ! でもシンプルに“好き”という気持ちの延長線上にあるもの、だと思います。ただ、単なる好意なのか恋なのか、ラブなのか単なるライクなのか、それが分からないことって多いですよね!? 自分の気持ちは分かりますが、相手がどっちなのかが判別できないことがあるのが、ちょっと面倒。だから僕は、それを分かりやすくするために、自分から好きって告白するタイプです。伝えた後、相手が判断しやすいかな、と思うのでそうしています」
──潔い男気系の神尾さんですが、本作が“文科系哲学恋愛映画”と銘打たれているように、自分を何系何男と表現するなら?
「僕は理系が全くできないので、とりあえず文科系ですね。でも無趣味なので、文科系無趣味な人(笑)!? 文系のインドア派アニメ学科、とか。ゲームも自粛期間中にメチャクチャはまりましたが、今はやらないようにしています。数少ない趣味としては、アニメを見ることと、音楽を聴くことくらい」
──ゲームと言えば、まったくゲームをやらない少年時代を過ごしたそうですが、それってかなり珍しいですよね。友達は絶対にゲームしていましたよね!?
「僕は、ひたすら外でサッカーをしているような少年でした。それがいつの間にかインドア派になっちゃったわけですが(笑)。元々はメッチャ外で過ごす人でした。みんながゲームをしていても、その横で、一人でボールを蹴っているような子でした。ゲームにもちょいちょい触れてはいましたが、別にやりたいとも思わなかったし、このゲームが欲しいとか全くなかったです」
現場の裏話を直撃!
──共演者3人、西野七瀬さん、平祐奈さん、馬場ふみかさんとは、現場でどのように過ごされましたか?
「女性3人に男1人なので、最初は話し相手もいなくて窮屈な現場になるのかな、と思っていたんです。そうしたら意外に楽しくて。七瀬ちゃんはお笑い好きで、ずっとお笑いのおススメ動画を見せてもらって(笑)、メチャクチャ仲良くなりました。祐奈ちゃんとは、ちょうどオリンピックの時期だったので、一緒にオリンピック競技を観たり、オリンピックの話をしていました。馬場さんとは、さほど喋る機会はなかったのですが、サバサバしていていいな、と。みんなカラッとして気を遣う必要のない、楽しい現場でした」
──そんな現場の雰囲気の良さが、阿吽の呼吸の演技合戦になったのかもしれないですね。
「この映画には、悪い人が出てこないんです。もちろん宿木の言動に対して若干“むむ!?”と思う人もいるかもしれませんが、それでも最終的には、全てのキャラクターを好きになれると思うんです。西条はじめ4人みんな、頑張って恋について考えている姿を観ていたら、きっと不思議と自分も恋をしたくなる映画だと思います。是非、一緒に恋について考えながら、映画を楽しんで欲しいです」
神尾さんが可視化して欲しいものは?
──西条は“恋する人の光”が見えますが、神尾さんが可視化して欲しいものは?
「近くにいる人たちの機嫌が悪い、ということが見えたら嬉しいですね。そうすれば、その人に近づかないように出来るから。今は近寄らない方がいいんだな、ということが見えたらいいなって思います」
──不用意に近づいたら…みたいな失敗があったのですか?
「いや、僕は普段から人の機嫌を気にしているタイプなので、それはないです。高校時代も、友だちが機嫌悪そうだなって思ったら、全然話しかけなかったので。友達から、それが“すごくありがたかったよ。分かってくれていてありがとう”みたいなことを言われたことがあったくらいなんです。それまでは別に意識はしていなかったのですが、それからは人の様子を見るようにしているんです。思いやり、ですよ(笑)!」
──ところで、この仕事をはじめて7年。主演作が次々舞い込む今の状況を、どのように感じていますか? 仕事がなくて思い悩んだ時期など、神尾さんはなさそうですよね?
「仕事について……あんまり悩んだことはないです。焦りも感じたこともなくて。でも、仕事がなかったらなかったで、ゆっくりやろうと思うタイプなので、多分、あまり悩まなかったと思います。今は、あったらあったで頑張ろう、みたいな(笑)」
──これだけ次々と色んな作品に出演し続けていると、演じる役同士の差別化を自分の中でどうつけるかを考えたり、似たような表現にならないよう工夫するなど、何か難しさを感じることはありますか?
「今のところ、あまり問題ないです。運よく同じ時期に似たような役を演じることがないので、そこは助かっています。過去に似た役を演じたなと思っても、基本、僕は昔のことを忘れているので(笑)、問題ないというか。むしろ前に演じたことをなぞろうと思っても、覚えていないので出来ないんですよ(笑)。ただ、常にその時の感覚とは違う今の感覚でやっているので、似た役がきても問題ないように感じています」
まだまだ伸び盛り、益々の活躍が楽しみですね!
インタビュー中、笑いながら“覚えていない”“忘れちゃった”と答えることも多かった神尾さんですが、それって、むしろ逆にスゴイことかもしれない、と思わされました。努力して忘れるわけではないでしょうが、前に起きたことを引きずらない、溜めないというのは、新鮮な気持ちで次に移れるということ。素晴らしい技術と言える気がします。
そんな神尾さんの資質は、私の中で何故か「顔だけ先生」に繋がったりして。空気を読まずに思ったことや真実をズバッと言うことで、言われた生徒たちが良い方へと変えられていく、ということに。意識的なのか無意識なのか分からないけれど、本能的にすべきことを察知している人というか…。
それはさておき。映画『恋は光』、体験したことのないような新鮮な恋愛映画、大好きです。目にも耳にもとっても楽しく刺激的、かつキュンともなる本作は、きっと色んな人の生活をキラキラ輝かせてくれる気がします! 是非、ご鑑賞ください!
映画『恋は光』
22年/日本/111分/配給:ハピネットファントム・スタジオ/KADOKAWA
監督・脚本:小林啓一
原作:秋★枝
出演:神尾楓珠、西野七瀬、平祐奈、馬場ふみか、伊藤蒼ほか
©秋★枝/集英社・2022 映画「恋は光」製作委員会
6月17日(金)TOHO シネマズ日比谷ほか全国公開
撮影/菅原 有希子
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折田千鶴子 Chizuko Orita
映画ライター/映画評論家
LEE本誌でCULTURE NAVIの映画コーナー、人物インタビューを担当。Webでは「カルチャーナビアネックス」としてディープな映画人へのインタビューや対談、おススメ偏愛映画を発信中。他に雑誌、週刊誌、新聞、映画パンフレット、映画サイトなどで、作品レビューやインタビュー記事も執筆。夫、能天気な双子の息子たち(’08年生まれ)、2匹の黒猫(兄妹)と暮らす。
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