今年は3年に一度「瀬戸内国際芸術祭」が開催されるスペシャルな年。前編では直島のアートを中心にお届けしましたが、後編は、グルメやお土産などのお気に入りをご紹介します!
※ご紹介するお店は、新型コロナウイルス感染症等の影響や、町内の行事、芸術祭などで営業日、営業時間が変更する場合も。公式サイトやインスタグラムで最新情報をチェックして。
子連れにおすすめのカフェ4選
まずは、子連れでも行きやすいジェラート屋さんやコーヒースタンドなど、旅のお供に必須なカフェをピックアップ。我が家のお気に入り4軒をご紹介します。
01.
【本村エリア】直島ジェラート
「家プロジェクト」散策後の暑い日差しの下、直島港に向かう途中で涼しげな雰囲気のお店を発見!
こちらは今年の4月、オープンしたばかりの「直島ジェラート」。オーナーが厳選した素材と低温殺菌の牛乳、生クリームを使い、全て店舗内で一から作り上げるこだわりのジェラートショップです。
直島の夏みかんを使った定番の「夏みかん」や、「フレッシュミルク」の他、日替わりでさまざまなフレーバーが揃います。
ちなみにこの日オーダーしたのは、「夏みかん」と「フレッシュミルク」の2フレーバー。 「夏みかん」には手作りの夏みかんジャムが混ぜ込まれ、爽やかなジェラートのアクセントに。フレッシュミルクも私好みの濃厚さ! ミルク本来の甘さがしっかり感じられました。
その他、メニューには、直島の塩を使った「直島リンゴケーキ」や大人に嬉しい「コーヒーフロート」も。バス停のすぐそばなので、待ち時間に、海を眺めなら食べるのもいいですね。
ジェラートは、宮浦港「海の駅『なおしま』」でも販売されているので、お土産に購入してフェリーで食べるのもおすすめ。
●Instagram:naoshima_gelato
02.
【宮ノ浦エリア】ミカヅキショウテン
続いて、旅には欠かせない、お気に入りのコーヒースタンドを3軒ピックアップ。まず1軒目は、宮浦港からすぐの「ミカヅキショウテン」です!
宮浦港から歩いて約5分の場所にあるスペシャルティコーヒーを提供するコーヒースタンド。朝からオープンしているため、早めのフェリーで来た時にも、開いているのが嬉しいです。
来ると必ずオーダーするのが、カフェラテ。まろやかな味わいがとっても好み。良い1日の始まりは、丁寧に入れていただいた美味しいカフェラテに限ります…!
コーヒー豆は、私が大好きな岡山県瀬戸内市の「キノシタショウテン」が「ミカヅキショウテン」のためにオリジナルでブレンドしているものを使用。
他にも、岡山「フラワーズベイクライン」の焼き菓子や、オリジナルグッズも揃います。大人はもちろんコーヒーを、子どもたちは焼き菓子やオーガニックのジュースをいただきました。
そばのベンチで食べていると、道ゆくおばあちゃんに声をかけられたり、島の猫が通り過ぎたり…そんな景色に心が和むひとときも魅力的です。
●Instagram:mikazukishoten
●公式サイト:https://mikazukishoten.jp
03.
【本村エリア】ヒフミヨ珈琲舎
お次は、本村エリアで「家プロジェクト」散策途中に立ち寄りやすいコーヒースタンドを2軒ご紹介。
はじめは、「家プロジェクト 南寺」真向かいにある山小屋のような小さなコーヒースタンド「ヒフミヨ珈琲舎」。
焼杉板の町並みに馴染む外観。店内には小さなイートインスペースもあります。
コーヒー豆は岡山のロースター「CAFE RICO」の豆を使用。訪れた時は暑かったので、アイスアメリカーノと、子どものおやつに「ピーナッツバターとチョコチップ」(右)、「2種のベリーとクリームチーズ」(左)のマフィンを。
人気のボリューム満点なマフィンは全てお店で手作り。季節によって並ぶ種類が変わるそう。どのマフィンも素材の組み合わせが秀逸!
コーヒーの他に、豊島のレモンを使ったレモンソーダも。散策の途中、一休みしたくなったら是非立ち寄ってみて。
●Instagram:hifumiyo_coffee_naoshima
04.
【本村エリア】おかしとコーヒー
家プロジェクト「The Naoshima Plan『水』」のすぐ裏にある、「おかしとコーヒー」。小さな店舗の窓から手渡される美味しいコーヒーはもちろん、カウンター横のショーケースに並ぶ数々の自家製の焼き菓子が、どれも絶品!
お店はカウンターだけですが、すぐ隣にはベンチが設置された広場があるため、テイクアウトしたものをそのままいただけます。
7月下旬から9月末までは大人気、夏季限定のかき氷が。写真は2年前のものになりますが、暑い日に食べたエスプレッソ&ミルクのかき氷が忘れられません…
お菓子はお土産にしやすいものも多く、前回は友人のギフトにしました。多めに買っておいて、子どものおやつにバッグに忍ばせるのもおすすめです。
●Instagram:okashi.to.coffee
直島、ランチはどこで食べる?
旅の楽しみのひとつが地元のごはんです。次は、我が家がお気に入りのランチスポットを紹介します。
05.
【宮ノ浦エリア】木の崎うどん
直島にはランチが出来るカフェも沢山あるのですが、「うどんが食べたい!」という方も多いはず。私も、県外から訪れる友人たちに必ず「うどんどこで食べられる?」と聞かれます。
そこで今回は、私が好きな直島のうどん屋をご紹介!
フェリーを降りてすぐ見えるセルフうどんのお店、「木の崎うどん」。端正に立ったエッジとコシのある手打ち麺、スタンダードなメニューはもちろん、名物の「アホうどん」を是非食べてほしい!
こちらが名物、香川県産のにんにく由来のオリーブオイルをかけた「アホうどん」。この日は暑かったので「ぶっかけうどん(冷や)」を注文しました。この2年、あれこれうどんを食べてきましたが、にんにくオイルをかけるのは初めて…!ドキドキしながら食べてみると、甘辛い出汁に旨味のあるオイルが絡まり、「これはかなりイケる…」と感動!
店主1人で運営されており、芸術祭や土日などは混み合い並ぶことも。麺切れになると終了してしまうので、早めの来店(12時半くらいまで)がおすすめだそうです。(私たちは平日12時半すぎでしたが、食べている間に、麺切れになっていました)
本村や、ベネッセハウス周辺エリアからはちょっと離れる宮ノ浦エリア。芸術祭の期間中は各エリアからのバスも増便されるので、徒歩の方はそれらを上手に利用して。
また、お昼頃宮浦港着のフェリーで来る場合は、まずここで腹ごしらえをするのもいいかもしれませんね。
●お問い合わせ:080-8636-7903
●営業時間:11:00〜14:00予定(売り切れ次第終了)
●定休日:木曜日、不定休
最後に購入したお土産を紹介します!
直島では、あちらこちらにお土産を購入できるショップがあるのですが、私がよく利用するのは、「本村ラウンジ&アーカイブ」や、「ベネッセハウスミュージアム」内のショップ「ベネッセハウスショップ」、「海の駅『なおしま』」などです。
こちらは「本村ラウンジ&アーカイブ」で購入した直島限定デザインのチケットホルダー。チケットやマップをまとめて入れておけるので、とっても便利。私はこれに全てを入れ直島を回りました。自転車移動の際にも便利そう!
こちらはベネッセアートミュージアムの中のミュージアムショップ、「ベネッセハウスショップ」と「minä perhonen(ミナペルホネン)」限定の手ぬぐい。いくらあっても困らない手ぬぐいは、見るとついつい買ってしまいます。これは可愛くて使うのがもったいない…
その他、各ミュージアムショップのオリジナルグッズなど、あれこれ購入したかったのですが、時間切れで…また次回のお楽しみに取っておきます!
本当に、どこを切り取っても満足できる直島の旅。
もちろん直島だけでなく、瀬戸内海には小豆島、豊島、犬島、女木島などなど魅力的な島もいっぱい。是非一度、ゆっくり遊びにきてくださいね!
▼前半の記事はこちら!
瀬戸内国際芸術祭2022
●夏会期:8月5日(金)〜9月4日(日)
●秋会期:9月29日(木)〜11月6日(日)
瀬戸内国際芸術祭は、春、夏、秋の3シーズンに分けて開催される3年に一度の芸術祭。会期外でも一部の作品を除いて通年公開されています。それぞれ、作品や施設によって、公開時期や閉館時刻に変動があるためご注意ください。新型コロナウイルス感染症等の影響により変更になる場合があります。
また、期間中には、全島共通の作品鑑賞パスポート(対象外や別途入館料が必要の施設もあり)や、期間限定のツアー、イベント等の開催も。最新の情報を公式サイトでご確認ください。
●瀬戸内国際芸術祭2022公式サイト
https://setouchi-artfest.jp
●瀬戸内国際芸術祭2022公式アプリ
https://setouchi-artfest.jp/app/
●ベネッセアートサイト直島公式サイト
https://benesse-artsite.jp
●ベネッセアートサイト直島公式Instagram
benesse_artsite
※お土産の掲載商品は全て私物のため販売を終了している可能性がございます。ご了承ください。
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高木綾子 Ayako Takagi
ライター/LEEキャラクター
1981年生まれ。百貨店バイヤー、ヴィンテージショップなどファッション業界を10年経験。その後、LEEキャラクターになったことをきっかけに同世代の女性に役立つ情報を伝える仕事に興味を持ち、ライターの道へ。夫の仕事の関係で2020年より東京から香川へ移住し、ファッションや子育てのほか、四国地方についても執筆。2児の女の子ママ。