ブログでの更年期の報告に共感が集まる松居さん。症状の現れ始めから現在までの経過や、乗り切るコツを聞きました。
Interview
タレント 松居直美さん
PROFILE
1968年生まれ。14歳でデビュー後、バラエティ番組などで人気を博す。トーク番組『はやく起きた朝は…』(フジテレビ系)などに出演中。愛猫との日常などを綴ったブログとインスタグラムも好評。
公式ブログ: ameblo.jp/naomi-matsui/
Instagram: naomimatsui.official
公式サイト:http://www.goldenmusic.co.jp/naomi_matsui.html
こんな生活習慣で更年期とうまく付き合ってます
松居さんはブログでもリアルな更年期対策を投稿。
バレエのレッスンはもう10年にも。近所の教室に通いつつ、自宅にもバーを作って体を動かすことを習慣に。筋肉がついたおかげで、2013年には富士登山も達成!
食事では豆類をしっかり。ほかにも亜鉛など、更年期に大切な栄養素を積極的に摂取。
倦怠感や冷えに襲われて…「更年期の入口ですね」にビックリ!
「最初に不調を感じたのは46歳のとき。何をしてもだるくて、いちいち『はぁ~……』ってため息が出ちゃう。当時は息子が18歳になり、小学校からの不登校の大変な状況が一段落した頃。だから『たまっていた疲れが出たのかな? 私が怠けているだけかな?』とスルーしようとしていたんです。でも友達に何気なく相談したら婦人科の受診をすすめられて、結果『更年期にさしかかっていますね』と……。
『え~! 聞いてないよ!』ってとても驚いて。病気ではないとわかって心が少し軽くなり、体は多少動けるようにはなりましたが、同時にすさまじい冷えも感じるようになって。寝ていて明け方4時とかに、ゾワ~って寒気で目が覚めるんです。何かにとりつかれたのか!?と本気で怖くなるほどで、腹巻をして足首なども冷やさないよう気をつけるようにしましたが、体温調節機能が乱れるのも、更年期のひとつの症状だと知りました。
ほかにも、地方の仕事に行く際に『あれ持ったかな? あれは大丈夫かな?』と心配が止まらなくなったり、肌の乾燥がひどくてボロボロになったり、というのは今も継続してある症状です。
私は過去に病気をした関係でホルモン補充療法は選べないので、今は主に食事や運動、睡眠などの生活習慣を整えることに力を注いでいます。実は更年期障害が出る前からずっとバレエのレッスンを続けていて、しがらみも何もないところで無心に体を動かすのはリフレッシュになるし、筋肉がつくことで心も強くなるな、って感じています。
翌日の仕事に気がかりがあると夜中に何度も目が覚めることがあるのですが、そんなときは日中にバレエを2レッスン入れて、クタクタになるまで追い込む(笑)。あとは日々の食事で、たんぱく質をしっかりとったり、体が欲しがるものを素直に食べたり。
もうね、更年期の不調も長いので慣れるしかない。『これが不調のMAXだ』って思っても、それを上回る大波がくることがある。だからその可能性を覚悟しつつ、でも『前より不調は増えていても、筋肉もちゃんと増えているんだから大丈夫!』って自分に言い聞かせています。無理もしないし隠すこともしません。息子には『お母さん、今日調子悪いから』って伝えて、息子も『あぁ、更年期ね』って、アッサリしたもんです(笑)。
これから更年期を迎える人には、私にとってバレエがそうであるように、自分が元気でいられること、楽しいと感じられることを見つけておくのをおすすめします。自分の気持ちを大事に、自分をいたわることがダメージをできるだけ少なくするコツかな、って思います」(松居直美さん)
【特集】備えあればうれいナシ!「更年期」徹底予習
詳しい内容は2022年LEE6月号(5/7発売)に掲載中です。
撮影/露木聡子 ヘア&メイク/児玉 女衣花 取材・原文/遊佐信子
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