【映画を観て、ミャンマーを知る】藤元明緒監督が全国でミャンマー支援イベントを開催!【新作短編『白骨街道 ACT1』デビュー作『僕の帰る場所』同時上映】
2022.04.04
『映画を観て、ミャンマーを知る Vol.2』
先日、第3回大島渚賞を受賞したことで話題となった藤元明緒監督。
昨年公開の『海辺の彼女たち』では、新藤兼人賞金賞、TAMA 映画賞最優秀新進監督賞など多数の映画賞を受賞。
LEEweb内の連載「金原由佳さんのエンパワメント映画館」の初回でも、インタビュー記事を掲載させていただきました。
その藤元監督による新作短編『白骨街道 ACT1』の劇場初公開が決定!
2022年4月16日(土)~22日(金)、全国18館の劇場で開催されるミャンマー支援企画『映画を観て、ミャンマーを知る Vol.2』の上映作品として、デビュー作『僕の帰る場所』(2017/日本=ミャンマー)とともに同時上映されます。
昨年のチャリティー上映に続く、ミャンマー支援企画第2弾
国軍によるクーデターから1年、いまだ市民弾圧が続くなかで混迷を極めるミャンマー。昨年のチャリティー上映に続き、ミャンマー支援の一環として今回のイベントが企画されました。
ミャンマーにて撮影を行った新作短編『白骨街道 ACT1』と、日本=ミャンマー合作のデビュー作『僕の帰る場所』を同時上映。配給収益の一部と、設置した募金箱への協力金はミャンマー市民を支援する活動に寄付されます。
4月、ミャンマー歴の「新年」にあわせて開催される今回の支援イベント。ぜひお近くの劇場に足を運んでみてはいかがでしょうか。
『白骨街道 ACT1』
構成・監督・編集:藤元明緒
撮影:岸建太朗、録音:弥栄裕樹、プロデューサー:渡邉一孝、キタガワユウキ
日本、ミャンマー/2020年/16分/日本語・英語字幕 © E.x.N K.K.
ミャンマー北西部のチン州。少数民族ゾミ族の一団が、日本兵の遺骨を発掘するため、かつて第二次世界大戦の戦場だった場所に向かう。鍬を振るう若者たちの手によって地表から立ちのぼるのは、かつての争いの記憶。彼らの仕事を通じて見つめる私たちの“戦後”。
『僕の帰る場所』
脚本・監督・編集:藤元明緒
日本、ミャンマー/2017年/98分/日本語・英語字幕 © E.x.N K.K.
難民申請中の在日ミャンマー人家族の実話を基に描くヒューマン・ドラマ。日本で先の見えない生活を余儀なくされる一家の不安と、日本育ちの幼い兄弟のアイデンティティに揺れる葛藤を切なくも心温まるタッチで綴る。東京国際映画祭〈アジアの未来〉部門にてグランプリ受賞作。
『映画を観て、ミャンマーを知る Vol.2』開催概要
■上映作品:『白骨街道 ACT1』『僕の帰る場所』同時上映(1回のプログラムで2作品連続して流れます)
■開催期間:2022年4月16日(土)~22日(金)
■開催劇場:全18館
<東京>ポレポレ東中野 <神奈川>シネマ・ジャック&ベティ、あつぎのえいがかんkiki <群馬>シネマテークたかさき* <北海道>シアターキノ* <宮城>フォーラム仙台* <新潟>シネ・ウインド <福井>メトロ劇場 <富山>ほとり座* <石川>シネモンド <長野>上田映劇 <愛知>名古屋シネマテーク <大阪>シネ・ヌーヴォ <兵庫> 元町映画館 <広島>横川シネマ* <山口>山口情報芸術センター、萩ツインシネマ* <佐賀>シアター・シエマ*
*下記の劇場については、スケジュールが一部異なります。詳細は以下および各劇場の公式サイトをご参照ください。
<富山>ほとり座4/16(土)・4/17(日) <広島>横川シネマ4/15(金)〜4/21(木) <山口>萩ツインシネマ4/16(土)〜4/29(金) <群馬>シネマテークたかさき4/15(金)〜4/21(木) <宮城>フォーラム仙台4/15(金)〜4/21(木) <佐賀>シアター・シエマ4/15(金)〜4/21(木) <北海道>シアターキノ4/22(金)
企画・配給:株式会社E.x.N 協力:藤元組FSC
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