子どものプリントや作品、 仕事の書類・・・次々とやってくる、けれど捨てられない〝紙〞の整理収納、どうしてますか?
リビングも個室も、家族の共有スペースだから書類は一人一人の棚に収まるようにしているという、整理収納アドバイザーの岡本さん。
家族の〝紙〞を上手にコントロールし、心地よく暮らす収納アイデアをうかがいました!
暮らし上手さんの紙収納01
それぞれの収納場所から紙類を持ち出し、一人一人が好みの空間で作業
整理収納アドバイザー 岡本あつみさん
ルームスタイリストやマクラメの講師としても活躍。17歳、14歳、8歳の3姉妹と夫の5人家族。7年前に築約40年のマンションをリノベーション。DIYもして暮らしをアップデート。
フリーアドレスで誰もが好きな場所で仕事や勉強を
「うちは娘が3人、そして夫と私の5人家族。家の間取りの関係で、物理的に子どもたちに個室を設けられないということもあって、必然的に家庭内フリーアドレスになっています」(整理収納アドバイザー 岡本あつみさん)
リビングには家族共有の壁面本棚や、家族の写真をまとめた専用の棚が。そして、子どもの勉強道具などは、1人ずつの専用棚ユニットに収められています。
「ダイニングテーブルや書斎机、ワークルームにある机は誰のものでもなく、空いている席に書類や勉強道具を持って広げ、作業が終わったら棚に戻すのがわが家のスタイル。棚の容量が限られている分、紙があふれたら、各人がそれぞれ見直さざるを得ないので、意外とうまく回っています」(整理収納アドバイザー 岡本あつみさん)
また、学校からのお知らせや、郵便受けに届いたハガキや封書は、キッチンまわりに集約。
「調理の合間に確認したり、処分したり。娘たちの学校の連絡事項は、生活感を出しすぎないように冷蔵庫の側面にバインダーで貼り付けています。こまめに確認するものは、毎日使う冷蔵庫にあるとやっぱり便利ですね!」(整理収納アドバイザー 岡本あつみさん)
リビングの隅にある書斎机は、幼少期に岡本さんのお姉さんが使っていたもの。
「棚に収めたIKEAのファイルボックスには私の書類を入れていますが、机は家族共有で、誰が使ってもいいことに」(整理収納アドバイザー 岡本あつみさん)
リビング横のワークルームにDIYで棚ユニットを3セット
ステイホーム期間中に、IKEAの棚をDIYで設置。子ども3人分のオープン棚と引き出し、バッグなどを入れる箱を揃えました。
「勉強道具や筆記具、描いた絵などの作品も各々の棚に。学校のロッカー感覚です」(整理収納アドバイザー 岡本あつみさん)
郵便で届いた封書やDM類学校の書類はまずキッチンへ
リビングから死角になる冷蔵庫の側面にはバインダーが娘たちのために3つ。
「子どもたちがお知らせをはさんだりと、各人で管理しています」(整理収納アドバイザー 岡本あつみさん)
キッチンの作業台にある100円ショップのトレーは郵便物などの一時置き。保管が必要な学校関連などの書類は、無印良品のファイルボックスへ
家族写真はアルバムにして家族で眺めて思い出を共有
紙焼きした写真は、無印良品の黒いアルバムケースにまとめて。ケースが廃番になってからは、しまうまプリントのフォトブックに。
「スマホの写真データがたまったタイミングで写真を見直しながら1冊に。コロナ禍で写真を家族揃って見る機会も増えました」(整理収納アドバイザー 岡本あつみさん)
長期保存したい子どもの作品などは寝室で保管
見返す頻度は低いけれど、長く保管したい紙類は寝室の奥にまとめて。
「子どもの作品や作文などは1人1箱分、IKEAの収納ボックスに収めています。取り扱い説明書や保険関連の書類は、項目ごとに100円ショップのケースや無印良品のファイルボックスにまとめています」(整理収納アドバイザー 岡本あつみさん)
撮影/砂原 文 取材・原文/田中理恵
▼「インテリア」関連記事はコチラも
日常生活と自然の共存を満喫/三重の『VISON』と『くるみの木 暮らしの参考室』【石井佳苗さんのインテリアハンティング】
この記事へのコメント( 0 )
※ コメントにはメンバー登録が必要です。