【2022春・大人のデニム選びの極意3カ条】30・40代こそ更新を!人気エディター磯部安伽さんが指南
2022.02.25
この春、デニムが人気再燃! 形も色も多種多様に揃う中、大人の女性にうれしい"進化系"も続々出てきています。「最近買い替えてないな…」という人こそ、新しい一本を手にして、毎日カジュアルに刺激を加えて!
教えてくれたのは?
エディター 磯部安伽さん
雑誌やカタログ等で活躍。著書『ファッションエディター磯部安伽のスマートクローゼット』(KADOKAWA)にも、デニムスタイルが満載。
●Instagram:yasukoisobe
ファッションエディター歴20年! 数々の雑誌のファッションページを手がけてきた磯部さんは、自他ともに認める無類のデニム好き。そんな彼女が、「大人の女性にはデニムが必要!」と断言する理由とは?
デニムを諦めないで! 丁寧に付き合えば必ず恩返ししてくれます
「『若い頃はデニムを好んではいていたのに、最近はなぜか似合わなくなり遠のいてしまった』という、LEE世代の声を耳にすることがあります。もちろんデニムをはかなくたっておしゃれはできますし、無理して買う必要はないと思いつつも…『デニムを諦めるのは、もったいなさすぎる!』というのが、正直な私の意見です。
私は仕事柄、いち早くトレンドに触れ、年齢問わずたくさんのおしゃれな人にお会いします。そんな日常をもう20年も送る中で、ひとつの結論にたどり着きました。それは、〝デニム上手はおしゃれ上手”。これ、間違いないです!
デニムほどトレンドを反映する服はありません。そしてデニムほど、自分の体を物語る服もありません。つまりデニムをはき続けている人は、時代の流れと自分の体の変化に敏感であるということ。おしゃれを手に入れるためには、このふたつの要素は不可欠ですし、逆に言えば、デニムさえはいていればおしゃれになれるというわけです。
これって、すごいと思いませんか? 私が、『デニムを諦めるのはもったいない』と思う理由は、そこにあるのです!
真のデニム好きほど古着にたどり着くものですが、やっぱり私は、「デニムは更新こそが大切」だと信じています。
デニムが似合わないと思っている人に聞くと、もう何年も買い替えていないなんてことがよくあります。でも、同じように見えてもディテールは変化していますし、何より自分自身の体が変わっていますよね。だから、今の自分の気分と体にフィットする一本を全力で探すこと。これが大人には必要な努力だと思うんです。
そう、実はデニムって意外と『手がかかる服』(笑)。でも諦めないで付き合った分、決して裏切らない。今もそしてその先も、私たちのおしゃれを力強く支えてくれる存在になるはずです」(磯部安伽さん)
Isobe’s
デニム探しの極意3カ条
1_まずは、デニムが似合わないという思い込みを捨てる
2_最旬デニムが揃うお店に行って、試着をしまくる
3_一度サボると勘が鈍ります。プチプラでもよいので必ず更新!
他にも「『ボーダー』と『デニム』で毎日コーデを更新」を公開中!
次回は、「今、大人にちょうどいい『フレアデニム』」をご紹介。
撮影/渡辺謙太郎(モデル) 魚地武大(TENT)(物) ヘア/左右田実樹 メイク/AIKO ONO スタイリスト/高橋美帆 モデル/竹内友梨 取材・文/磯部安伽
※商品価格は消費税込みの総額表示(2022年2/7発売LEE3月号現在)です。
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