無印良品で必ずチェックするコーナーはどこですか? 冷凍食品やレトルト食品コーナーは、年々売場が広がっている? と感じて、気づくと買い物カゴがいっぱいに。料理のレパートリー不足を助けてくれる商品が多く、日々の食卓を豊かにしてくれます。そんな無印良品が新たな試みとして2022年1月14日にオープンした、MUJIcom 東池袋をレポートします。
MUJIcom 東池袋ってどんなお店?
無印良品で初の中食サービス「MUJI Kitchen」を展開する地域密着型の小型店。店内調理のお弁当や総菜など食品類の売場が広く、無印良品のレトルト食品を、その場で温めてもらい、器に盛って提供してくれる新サービス「50種のごちそうレトルトバー」にも注目です。日用消耗品や掃除用品などの生活必需品も、ラインナップの中から厳選して取り揃えています。
「MUJI Kitchen」でテイクアウトして食卓をもっと楽しく!
全国で初めてとなる「MUJI Kitchen」売場では、素材を生かしてシンプルな調理法で仕上げた惣菜がテイクアウトできます。色とりどりの野菜を使ったメニューや、メインおかずにもなる唐揚げなどの揚げ物が食欲をそそります。野菜中心の健康的な「日替わり弁当」、必要なだけ購入できる量り売り総菜(写真)や、手早く購入できるパック入り総菜も充実。仕事帰りや昼休みなど、短時間で買い物したいときも立ち寄りやすいですね。総菜を持ち帰る際は、持参した容器に入れてもらうこともでき、ごみの削減につながる取り組みにもなっています。
冷凍食品も圧巻の品ぞろえ! 買い置きしたいズボラフード
冷凍食品売場は旗艦店並みに多い品数で、話題のミールキットや量り売りコーナーと同じ唐揚げも並んでいます。普段行くスーパーとは比べ物にならないぐらい、冷凍食品のバラエティが豊富。
昼食やおやつづくりに時間が掛けられないことが続いていることから、新発売したのり巻きに注目して試しました。
冷凍のり巻きは初購入。電子レンジで数分加熱するだけで簡単に解凍できました。あらかじめ8カット済ですぐに盛り付けられるのもポイントが高い! たまご巻きは、有明海産の海苔との相性がよく素朴な味。うなぎ巻きは、タレご飯と鹿児島県産のうなぎのかば焼きが合っていて、時短かつ贅沢なランチタイムになりました。
■たまご巻き 1本(8切れ/冷凍)¥490
■うなぎ巻き 1本(8切れ/冷凍)¥590
■日替わりデリ3種盛り¥600/1セット(量り売りコーナーにて)
通りがかりに気軽に参加できるシェアと環境に配慮した活動
“地域とつながる”取り組みや”環境に配慮した”取り組みに、自然と参加したくなるのも大きな特長です。家庭で余剰となった食品や調味料などを店舗で受け付け、NPO法人と連携して子ども食堂や必要な家庭に提供する”フードドライブ”。無料給水機コーヒーチケット(1杯分)を購入し、メッセージを添えて掲示板に貼り付けると、次にMUJIcom 東池袋を訪れる誰かにコーヒーを1杯プレゼントすることができる”つながるコーヒー”。マイボトルを持参するか、誰でも無料で飲料水を給水機から無料で給水できるサービスも。
無印良品の新しい取り組みが多くみられたMUJIcom 東池袋。家の最寄り駅や職場の近くに出店してくれたらどんなにいいだろうと思えたお店でした。今後の出店に期待! 中食を上手につかって、ときにはズボラにおうちごはんを楽しみたいですね。
※MUJIcom 東池袋のくわしい情報はこちら
東京都豊島区東池袋4-26-3(株式会社良品計画 本社1F)
電話番号:03-6907-0391
営業時間:8:00~20:00/土日11:00~18:00
アクセス:池袋駅より徒歩15分、地下鉄有楽町線東池袋駅6・7番出口より徒歩3分
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石川晴美 Harumi Ishikawa
ライター・消費生活アドバイザー
1975年生まれ、湘南在住。自動車業界、消費者センター勤務を経て、ライフスタイル誌ライターに転身。主婦のお悩み解決記事を数々執筆。日々の癒しは、カフェ巡りとアジアドラマとK-POP。