近年、加速する猫人気。加えて今年2022年2月22日は、日付に2(ニャー)が6つも並ぶ、今世紀最大の「猫の日」が!
そんな猫愛が止まらない日を記念して、LEEwebでもあらためて、猫と一緒に暮らすことの魅力を追求!
猫に寄り添って快適なインテリアと、コミュニケーションのかたちを探ってみたら、自然と人間にとっても心地いい暮らしにたどり着いたようで――
猫と子どもと暮らすインテリアの実状をうかがいました!
猫と家族と暮らすインテリア
猫たちの存在は、家族の関係をとても風通しよくしてくれています
お話を伺ったのは…
フードスタイリスト つがねゆきこさん
書籍・広告・雑誌などのフードスタイリングを中心に活躍。自身で立ち上げたフォトグッズなどのブランド「&MERCI」も人気。7年前に新築した戸建てに、夫、長男7歳、長女4歳と暮らす。
Instagram:yukiko_tsugane
白猫"おもち"、茶トラの"こむぎ"。おもちはつがねさんに、こむぎは長男の陽向くんにべったり。
育児と仕事で大変なとき、2匹の存在に助けられました
つがねさんが保護猫のおもちとこむぎを迎え入れたのは、なんと、長男の陽向くんが1歳になった頃。
「言いだしてくれたのは、夫。育児に追われて元気がなくなっていく私を見て、『ずっと飼いたかったんだし、猫を迎えたら?』と」
実家では、常に猫がいる生活だったつがねさん。独立後、その存在がそばにない数年間は、なんだか物足りない日々だったそう。
「初めての子育ても大変、仕事もすぐ再開……。そこで思いついたのは、兄弟猫を引き取ること。私が構ってあげられないときにもさみしくないだろうし、2匹がころころと遊んでいる様子は、きっとかわいいだろうなあ、と思って」
さらに妹のなつめちゃんが生まれ、つがねさんは仲よし兄弟猫にますます助けられることに。
「子育てで何が大変かといえば、子どもたちの視線が常に母である私へ向いていること。それが、猫たちがいることでやわらぐから不思議。親子間の空気に、心地よく抜けを作ってくれるんです」
実は、2匹を迎え入れる前から、なんとなく“猫と暮らすこと”をイメージして家作りをしていたつがねさん。当初は1階の階段下スペースを猫用にと考えていました。
「でも1階は来客を迎えることも多く、やはり猫のトイレやごはんのにおいが気になって……それらは今は2階へ。また、爪研ぎのクセなども猫それぞれ。最近は爪研ぎを気にせず使えるおしゃれなソファがあるので、愛用しています」
ちなみに、ちょっと気をつけているのは植物。
毒性はなくても、2匹がついじゃれてしまいそうな形状のものは、高い場所に吊るす工夫をしています。しかしそれもまた、インテリアのアクセントになっているから一石二鳥。
「猫にいたずらされそうだったり、危険だったりするものは、子どもにとっても危ないケースが多いんです。そして、猫にとって安全なものは、私たちにとっても心地よかったりする。わが家の心地いい空間作りに、猫の感性はとても役立ってくれていると思います」
猫が心地よさそうにくつろぐ空間は家族にとっても心地いい
お茶の時間に家族が集まると、こむぎとおもちも自然に参加。
「家具の脚で爪研ぎすることもありますが、それもまた味わいです。今使っているテーブルはスチールの脚なので、興味を抱かないみたい」(フードスタイリスト つがねゆきこさん)
ツル状の植物にはじゃれついてしまうから、吊るして飾ることに。植物は神奈川県川崎市の「ソルソファーム」で購入。
「家に入れる植物は、猫に安全かを必ず確かめて」(フードスタイリスト つがねゆきこさん)
インテリアのアクセントになって猫たちも心地いいお気に入り
ハンモックでくつろげる「I LOVE PETS」のキャットタワー。突っ張り式なので、2匹が勢いよく登ってもぐらつきなし。
仕事柄、テーブルまわりのコーディネートにはこだわってしまうつがねさん。ごはん皿はヴィンテージのアイスクリームカップ。
「2匹で並んでごはんを食べている姿が、なんともいえずキュートなんです」(フードスタイリスト つがねゆきこさん)
「ラタンの家具に猫が座っている姿を想像したら、もう絶対かわいいと思って!」と、ネットで探したのがこちら。軽いから、日の当たる暖かい場所などへ気軽に移動できるのも便利
赤ちゃんのときからずっと一緒。言葉でなく、心で通じ合う関係です
お絵描き中のなつめちゃんを観察するこむぎ。
陽向くんのすることに興味津々のおもち。2人のお気に入りのソファは「NOYES」のもの。爪が引っかかりにくい布地を使ったペットと暮らす家向けの商品なので、猫が爪研ぎをしたくならないのだとか。
「ソファにお気に入りの布をかけると模様替え気分も楽しめるし、汚れたり毛がついても洗濯しやすいんです」(フードスタイリスト つがねゆきこさん)
撮影/砂原 文 取材・原文/福山雅美
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