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初心者家族のための「キャンプ」デビューBOOK

【プロが指南!初心者のためのキャンプ入門】子どもは何歳から?お金はどのくらいかかる?

2021.04.07

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昨年秋から始めました! 辻元 舞さんのキャンプデビュー 奮闘記

「もともとアウトドア派ではなかったのですが、仕事でお疲れぎみの夫が『たき火がしたい』と言い出したのがきっかけ。

たき火できる場所を探したところキャンプ場ばかりで、休日は子どもと公園に行くことが多かったので『キャンプなら子どもも自然の中で遊べるし一石二鳥!』とデビューを思い立ちました」(辻元舞さん)

辻元舞さん 浅野雄太 藤本フウゴ キャンプデビュー奮闘記

辻元舞さん わが家はこうしてデビューしました!

昨年6月~
夫が「たき火がしたい」と言い出し、キャンプグッズを買い始めたものの…

「モノ選びにこだわる夫がキャンプ道具の候補をセレクト、その中から私が機能や使いやすさをチェックして購入。

振り返れば『もっとコンパクトで軽量なものを選んでもよかったかも…』と後悔したものもちらほら。」(辻元舞さん)

  • 最初に買ったものテント
  • 寝袋
  • テーブル
  • 3段ラック
  • ツーバーナー
  • ランタン
  • クーラーボックス
  • フライパンセット
  • シェラカップ
  • ハンマー&ナタ
  • ストーブ
  • テーブル
  • たき火台
  • ケトル
  • ポータブル電源
  • 電気毛布
  • グランドシート
  • アルミマット
  • 家族4人分のあったか肌着

最初から揃えすぎでは?とも思ったけれど…(汗)



昨年11月~
公園でテントの試し張り

辻元舞さん キャンプデビュー奮闘記 公園でテントの試し張り

「子どもたちを見ながら設営できるか心配だったので、テントが張れる公園で夫と試し張りを2回しました。

子どもを見ている係も必要だと思い、1人でも立てられるよう確認。私がリードしつつ、設営は無事成功!」(辻元舞さん)

camp 1回目
渋滞から片付けまで、ハプニング続出!
ドッタバタ&ヘトヘトで放心状態に…

辻元舞さん キャンプデビュー奮闘記 シャボン玉液を頭にかぶってた!(汗) 燃え盛る炎が全然消えなくて眠いのに眠れない…

「渋滞で予定より3時間遅れの到着で、テントが設営できた頃には夕方に。夕食のすき焼きはおいしくできたものの、お湯が出ない洗い場で油汚れが落ちず、片付けに苦戦。

ポータブル電源の充電が切れ、電気毛布が途中で使えなくなりました。ハプニング続きで、たき火をやる頃にはへとへとでした(笑)」(辻元舞さん)

camp 2回目
友人家族と合同キャンプ。初回の反省を生かし、余裕ができて楽しめた!

辻元舞さん キャンプデビュー奮闘記 次男がハンマーを気に入り離さない…危ない〜!

「2回目は仲よし家族と一緒にキャンプ。大人の目と手が多い分、子どもは遊びに、大人は準備に集中できました。

テントロープにライトをつけたことで子どもが転ばなくなったのも改善点。夕飯はBBQとあさり汁、焼き芋など。たき火でゆっくり大人時間も過ごせて『また来たい!』と思えました。」(辻元舞さん)

キャンプのプロがアドバイス!

教えてくださったのは?
アウトドアプロデューサー 長谷部雅一さん

アウトドアプロデューサー長谷部雅一さん

アウトドア関連の企画監修や執筆を行う。著書『いちばんやさしいキャンプ入門』(新星出版社)は初心者に最適。

最初から無理せず手を抜くのがポイント

「初心者は予定を詰め込みすぎて、ハードルを上げがち。『手ぶらで行ってみよう』という気楽な気持ちで始めるのが、続けるコツです」(長谷部雅一さん)

キャンプデビューのおすすめ4ステップ

step 01
日帰りキャンプや、イベント・教室、およばれキャンプでプレデビュー

手ぶらで行ってグッズはレンタル、教室で設営を学ぶ、およばれで参加など、お試し感覚でスタート。

step 02
家族で作戦会議して、キャンプ場を決める。最初はコテージ泊グランピングも◎

キャンプで「何をやりたいか」「いつ」「どこを予約するか」決定。初回はテント泊にしないのも手です。

※キャンプ場選びのポイントは2021年LEE5月号別冊 P.54を参照

step 03
最低限必要な道具を揃える。レンタルや家にあるものでの代用もおすすめ

普段使いもできるチェアなどは購入してOK。鍋や皿は家にあるものを代用したり、レンタルも活用。

※道具の揃え方のポイントは2021年LEE5月号別冊 P.10を参照

step 04
設営の練習、当日のスケジュールをシミュレーションしてみる

テントやタープ、たき火台はテスト設営を。大まかなタイムスケジュールを立てておくと安心です。

デビューで気になるQ&A

Q.子どもは何歳からキャンプに行ける?

A.言葉が理解できる3歳頃からがおすすめ。動き出す前の乳児だと連れていきやすい場合も。

Q.お金はどのくらいかかる?

A.下は一例で、コテージ泊、グッズレンタルの場合は3万円より高め。予算と手間のバランスで選択を。

4人家族・テント泊の場合

キャンプ道具一式を揃える
最低10万円

キャンプ場使用料・有料道路・ガソリン代・飲食費・嗜好品
1回のキャンプで約3万円(コテージ泊の場合は金額UP)

Q.インドア派の夫を乗り気にさせるには?

A.夫が「行ってみたい」と思える提案が大切。また初回に素敵なひとときを作ってあげると「またキャンプしたい!」となるはず。

詳しい内容は
LEE 2021年5月号別冊
初心者家族のための「キャンプ」デビューBOOK
に掲載されています。


次回は「話題のギア『メスティン』を使うメリットとごはんの炊き方」をご紹介。詳しい内容は2021年LEE5月号(4/7発売)に掲載中です。

撮影/須藤敬一 ヘア&メイク/TOMIE(nude.) スタイリスト/河野亜紀(物) 徳永千夏(服) モデル/辻元 舞 浅野雄太(GIG MANAGEMENT) 藤本フウゴ 取材・文/武田由紀子

※商品価格は消費税込みの総額表示(2021年4/7発売LEE5月号現在)です。

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