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【子どもの誕生日やイベントの飾りつけ】バースデープランナーに聞くコツ

  • 藤本こずみ

2021.03.03

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子どもの誕生日やイベントに特別感のある写真を

子どもたちの誕生日に、記念撮影をするためフォトスタジオへ。その際の準備やリクエストのポイントをまとめた前回に続き、今回は、バースデープランナーさんに教えていただいた、子どもの誕生日やイベントの飾りつけのコツをご紹介したいと思います。

スタジオのセットにテンションアップ!

わが家がバースデーフォトをお願いしたのは、兵庫県西宮市の家族フォトスタジオ・KaLaMa No Mori。スタジオに入ると、大きなケーキなどの可愛いセットが出迎えてくれて、ワクワクします。

こちらのスタジオでセットを手がけられているのが、バースデープランナーの伊佐治かおりさん。ウェディングプランナーとして多数のパーティーを演出した後、出産・育児を経てバースデープランナーとして活動を始められたそう。撮影後、伊佐治さんに、スタジオのセットのポイントや、家で飾りつけをする際のコツをうかがいました。

「スタジオのセットは、スタッフさんやカメラマンさんと相談しながら、スタジオの雰囲気に合う、存在感のあるものを作っています。写真映えすることが前提なので、実際にカメラマンさんに撮ってもらいながら、色やサイズを調整していくことも。こちらのスタジオでは、オリジナルの飾りを作ってお持ち帰りいただくこともできるオプションもあり、その場合は、事前にお子さんのお名前や好きなモチーフをお聞きして、他で簡単には買えないようなガーランドやオブジェなどを制作するようにしています」

今や飾りつけの定番ともいえるガーランドも、名前やモチーフが入ると特別感が増しますね。

バースデー用だけでなく、季節のイベント用のセットも作られているそうで、キュートなものやシックなもの、おしゃれなものやユーモアたっぷりのものなど、そのテイストは様々。つい先日、わが家も参加したバレンタインイベントの時は、こんな雰囲気でした!

こんな風に、大掛かりで非日常感のあるセットの中で写真を撮れるのは、スタジオ撮影の醍醐味ですよね。

家で飾りつけをする際のコツとは?

今回は、伊佐治さんに、家で誕生日やイベントの飾りつけをする際のアドバイスもいただきました。

「まずは、最初に色やモチーフを決めてから飾りを考えていくのがポイント。お子さんの好きなものや自分が可愛いと思ったものをどんどん取り入れていくと、まとまりがなくなってしまうので、“ピンク”“星”など、テーマを絞るのがおすすめです。

ご家庭で飾りを作る時に使いやすいアイテムは、ペーパー類。画用紙をじゃばら折りにして作るペーパーファンは、色や大きさを少しずつ変えて複数作ると、ぐっと華やかになりますよ。最近は、マスキングテープも種類豊富で手に入りやすいので、いろいろな柄やサイズのものがあると便利です。

また、飾りつけの際、意外に意識が向きにくいのが、構図。部屋全体を飾る場合は特に考えなくてもいいのですが、飾りをバックに写真を撮りたい場合は、あらかじめお子さんの立ち位置・座り位置を決めてから、写真に映る範囲をデコレーションするとスムーズだと思います。たとえば、『HAPPY BIRTHDAY』のガーランドの前で写真を撮る時は、文字を一列で入れようとすると、お子さんの顔が小さくなりがち。『HAPPY』と『BIRTHDAY』の間で区切って二列にすると、きれいに入ることが多いんです。当日、写真を撮るアングルやシチュエーションをイメージしながら、試してみてくださいね」

ちなみに、今年のわが家の誕生日パーティー当日の飾りつけは、こんな感じ。構図のお話に、深くうなずいてしまいました(笑)。子どもたちは、いつまで飾りつけを喜んでくれるかな? 来年からは、二人の名前や好きなモチーフも取り入れながら、もっとデコレーションを楽しんでいきたいと思います。

 

もうすぐ新生活シーズン。お子さんの卒入園・卒入学を控えている方は(わが家もです!)、その記念写真を撮ってみるのもいいかもしれませんよね。

 

取材協力・一部写真提供/KaLaMa No Mori

藤本こずみ Kozumi Fujimoto

ライター

1979年、兵庫県生まれ。雑誌やWEBで、インタビュー、ライフスタイル、占いなどの記事を執筆。趣味は、テレビドラマ鑑賞&リラクゼーションスポット巡り。夫、長男、長女との4人暮らし。兵庫・東京の二拠点生活に挑戦中。

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