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おうちで手軽に「免疫飯」!コロナやインフルに負けない体を作る重要食材3選 【シェアダインのテイクアウト】

  • HT子

2020.11.14

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これ、ある平日のわが家の夕食なんです

メインはサーモン、鶏むね……色とりどりの野菜に海藻もたっぷり。思わずビールも飲みたくなっちゃう豪華な食卓……実はこれ、全部テイクアウトした料理をお皿に盛りつけなおしただけなんです。

平日の夕食からこんな充実した食卓……感動です。温かい汁物が欲しかったので、簡単に青菜ときのこのスープだけ作りました(茅乃舎の野菜だし、便利でおすすめ!)

 

受験生を抱える母の私。食事もバランスよく健康管理に気をつけないと……と思いつつ、仕事に追われると、朝はパンだけ、昼は学校でお弁当を買ってもらい、夕食はささっと食べられるごはんや麺に、何かをかける的なワンプレートディッシュの日々。

しかも、いよいよ冬到来ということで、新型コロナウイルスに加えてインフルエンザの流行が来たらどうしよう……とさらに気がかりが増えてます。そんななか、出張シェフの作り置きサービス「シェアダイン」さんが、予防医学の専門家・白澤卓ニ医師とコラボして、“コロナ・インフルエンザに負けない「免疫飯」の作り置きテイクアウト”を実施する!ということで、これぞ私のための企画では!と一も二もなく飛びついて、お二人のインスタライブを取材。お話を伺ってきました。

左)シェアダイン共同代表井出有希さん。 右)白澤卓ニ医師/医学博士。日本ファンクショナルダイエット協会 代表理事

今回のテイクアウトサービスが実施されるのは、東京都文京区小石川の「キュイジーヌ・トワリコ」さん。白澤医師監修の免疫力アップメニュー、主菜4品から3品、副菜4品から3品の計6品を選んで事前オーダーのうえ、店舗で受け取るというもの。大人2〜3名で2食分はたっぷりいただけます。

こちらが今回、私が自宅に持ち帰らせていただいた6品。一見しただけで様々な食材がふんだんにつかわれていることがわかります。

 

白澤先生が、今回の「免疫飯」のなかで使用したこだわり食材その1/「菊芋」で水溶性食物繊維を補給!

左が調理前の菊芋。右が今回のテイクアウトメニュー「海藻と菊芋バルサミコマリネ」。ソースに使われたバルサミコ酢には、ポリフェノールの一種、アントシアニンが豊富で毛細血管を強化し、血行をよくしてくれます

左が菊芋。芋といいつつ芋ではなくキク科の植物で、菊によく似た花をつけ地中の塊茎が左の「芋」のような見た目なので菊芋と言うのだそう。主成分は腸内環境を整え、腸管免疫を高めてくれる「イヌリン」。「イヌリン」はごぼうやにんにく、玉ねぎによく含まれている水溶性食物繊維ですが、なんと生の菊芋には13~20%ものイヌリンが含まれているんだとか。

今回は、生の菊芋をスライスして海藻やツナと合わせ、バルサミコソースといただきます。食感はシャクシャクとしていてくわいのよう。クセのない味で食べやすい!

「食物繊維は消化されないから無意味と思ってる人もいるかもしれませんが、腸内細菌が食物繊維を分解することにやって我々が作れない免疫物質を作ってくれることが分かっています。だから、腸内細菌の餌になる、水溶性の食物繊維を豊富に含んでいる食材をしっかり選んでいくことが大切なんです」(白澤先生)

●その2/ビタミンDを多く含む「サーモン」

こちらが鮭のカルトッチョ。できればレンチンはやめましょう、という白澤先生のアドバイスにより、包んだ紙ごとフライパンに置き、蓋をして温めなおしてみました。

ビタミンDを多く含む食品の代表格がサーモン。「紫外線を浴びてビタミンDを補給するのが難しい冬は食材に頼ってください」と白澤先生。ちなみにインスタライブでは、ビタミンDを多く含む食品として、ほかにまがれい、さんまといった魚類、きくらげ、干しシイタケなどのきのこ類が紹介されました。



その3/カラフルで食物繊維が多い野菜類 「レインボーフーズ」

今回のメニューをみて思うのは、とにかく野菜の種類が豊富なうえに色とりどりの野菜が使われていること。

お皿に2品を取り分けてみただけでこれだけの野菜が!素晴らしい……

「鮭のカルトッチョ(紙包み焼き)」には、緑のアスパラ、黄色いパプリカ、白い玉ねぎ、黒いオリーブ。「グリルブロッコリーとベーコンのサラダには緑のブロッコリーと春菊、赤いミニトマトが入っていました。

 

「いろいろな食物繊維が入った野菜を摂ることが大切ですが、わかりやすいのは、色を基準にして選ぶことです。緑、黄、白、赤、紫、茶、黒の7色の食材“レインボーフーズ”を選ぶことで、健康に役立つ“フィトケミカル”を効率よく摂ることができます」(白澤先生)

 

テイクアウトや出張シェフの作り置きサービスを上手に利用

免疫力アップにはバランスのよい食事が欠かせないことと、効率よく摂れる食材を教えていただけた今回の取材。特別なことをする必要はなく、やっぱり毎日の食事が大切なんですよね……。「テイクアウトに採用された食材で、とくに免疫力のために重要な食材はメニュー名につけてあります」(シェアダイン管理栄養士塚本さん)ということで、主菜4品+副菜4品のメニュー名を全部チェックしてみました。

販売価格:6800円(税込み) ※事前予約・モバイル決済/各日先着10セット

主菜(左列上から)

かじきごまみそグリエ」

牛肉と秋ナストマト煮」

鶏むねのロースト~アップルジンジャーソース~」

「鮭のカルトッチョ」

副菜(下段左から)

かぼちゃナッツのサラダ」

グリルブロッコリーとベーコンのサラダ ごまドレッシング」

海藻菊芋バルサミコマリネ」

厚揚げきのこしょうがあんかけ」

重要食材は太字、さらに野菜類は色分けしてみたのですが、どうでしょう。ぜひみなさんもまったく同じレシピとはいかなくても、日々の食材やメニュー選びに役立ててみてください。

加えて、白澤先生が強調されていたのは、食材選びはもちろん、調味料も発酵調味料を積極的に使ったり、いい油を選ぶことが大事だということ。またいい食品を取ること以上に、加工食品や糖質のなど摂りすぎてはいけないものを摂りすぎないことが重要、という言葉も心に残りました。

「加工食品が多いと腸内環境が悪くなります。添加物、乳化剤、防腐剤は、腸内の多様性を失う原因になります。また糖質は摂りすぎに気を付け、質ののいい糖質をカロリーに捉われず適度に摂ること。糖質の半分は、食物繊維も豊富な芋類から摂ることをおすすめします」(白澤先生)

私も時間のないとき(いつもですけれど……泣)は、今回のようなテイクアウトサービスやシェアダインさんの出張シェフによる「作り置きサービス」の力を借りたりしながら、免疫力アップできる食事を積極的に摂って、娘と一緒に無事、喜びの春を迎えたいと思います。

白澤先生が持っているのは、翻訳を手掛けられた「SUPER IMMUNITY 感染する人、しない人 病気を寄せ付けない『超免疫力』をつける食事術」。「テイクアウト用ノベルティバッグにもこだわりました!」と井出さん

「免疫飯」のテイクアウトサービスを試してみたい方は…

今回の料理を担当した、キュイジーヌトワリコの南谷シェフ。シェアダインのホームシェフとしても活躍中とのことで、自分で作るのはたいへんそう…という方はぜひ彼を指名してお料理を作っていただいてみては。「料理を教えることも大好きなので任せてください」とうれしいお言葉も

今回のテイクアウトサービスの実施日はあと2日。11月18日(水)、25日(水)の17時から19時に、キュイジーヌトワリコさんに受け取りに行ける方は、ぜひシェアダインのこちらのページから予約してみてください! また、こちらのレシピのいくつかは今後、シェアダインさんのウェブサイトやインスタでも紹介されるということなので、ぜひチェックしてくださいね。

 

【シェアダイン】

公式ウェブサイト https://sharedine.me/

インスタ @sharedaine_official

【キュイジーヌトワリコ】

http://trois-haricots.com/

 

★「SUPER IMMUNITY 感染する人、しない人 病気を寄せ付けない『超免疫力』をつける食事術」

詳細&購入はこちら

HT子

LEEwebプロデューサー

入社以来、雑誌編集一筋四半世紀。LEEでは暮らし周りから女性の健康、生き方、子育てまで全般を担当しウェブ専任に。プライベートでは夫、大学生の息子と高校生の娘とともに生まれ育ったベッドタウン在住で、オフは地元の大型SC巡りとJリーグ観戦三昧。趣味は料理と観劇。

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