FASHION

いつもの服にはおるだけ! カジュアル派に“ばさっと”ジャケットを1枚

【秋ジャケット着回しコーデ】ジャケット選びで押さえるべき3つのポイントとは?

2020.10.04

この記事をクリップする

今シーズン、おしゃれ感度の引き上げを狙うなら、テーラードジャケットに頼るのが得策。

豊富なバリエから肩ひじ張らずに着られるものを厳選し、 今&晩秋の着回しコーデ実例付きでご紹介します。

September_9月
肩が凝らない着心地で日常コーデにすんなりマッチ

ジャケット¥36000/ジャーナル スタンダード レサージュ 銀座店(ジャーナル スタンダード レサージュ) Tシャツ¥9000/サンスペル 表参道店(サンスペル) パンツ¥26000/ティッカ ネックレス¥22700/シップス エニィ 渋谷店(パールインターナショナル) ストール¥15000/エッセンス オブ アナイ(シトラス) バッグ¥35000/ジャーナル スタンダード 表参道(へリュー) サンダル¥44000/フラッパーズ(ネブローニ)

軽く柔らかな素材やゆとりのあるアームホールが、見た目を裏切る着心地を実現。ネイビーのダブルブレストに金ボタンが、大人にちょうどいい華やかさをもたらします。

今の時期なら白Tとカーゴパンツの上から"ばさっと"肩がけするのがおすすめ。

November_11月
タートル+レーススカートで
晩秋の甘辛ミックスにトライ

ジャケット/上と同じ ニット¥41000/マスターピースショールーム(サイ) スカート¥24000/ルシファーリサーチ(サラマリカ) ピアス¥4500/シップス エニィ 渋谷店(ランドシヌール) リング(細)¥14800・(太)¥19000/ロン インク ストール¥22000/Whim Gazette青山店(チェザーレ ガッティ) バッグ¥15500/セム インターナショナル(バグマティ)

甘口フェミニンな白いレーススカートとも好相性なネイビーのダブルジャケット。感度高めの甘辛ミックスコーデが、思いのほか簡単に仕上がるのもうれしいところ。

11月になって秋が深まったら、軽アウター感覚で。インに少し厚手のタートルニットを合わせ、足元はボリュームのあるブーツでフィニッシュ。



カジュアル派スタイリスト石上美津江さんと考察
ジャケット選びで押さえるべきポイント3

ジャケット/上と同じ

POINT_01 すとんとストレートなボックスシルエット

カジュアルな着こなしに合わせるなら、ゆとりを感じさせる直線的なシルエットがマスト。ウエストをシェイプした女性らしい形は避けるべし。

POINT_02 新しいバランスに導く長め丈

ほぼお尻が隠れる長め丈を選ぶことが、今どきバランスへの近道。ボトムを選ばずに着回せるうえ、縦長ラインの効果でスタイルUPも望めます。

POINT_03 肩がけもサマになるダブルブレスト

シングルに比べてマニッシュな印象が強い分、カジュアルやフェミニンとのテイストミックスが簡単&おしゃれに決まるのが魅力です。

ジャケットが苦手だった石上さんも今季は大注目!

「トレンドが"クラシック"に回帰するなか、カジュアル派は何を選べばいいか悩み続け、ようやくたどり着いた結論がジャケットでした。

堅苦しいイメージが強くて、ずっと敬遠してきましたが、肩がけスタイルが浸透した今なら、気負わずカーディガン感覚ではおれる気がするんです。

いつものデニムやカーゴ、チノパン、ワンピースとも相性抜群なので、LEE世代も気軽に流行を取り入れられるはず。特に今回セレクトしたネイビーやブラウン系、茶系チェックのダブルブレストは、合わせやすさも鮮度も文句なしです。

ただ、これまで多かったルーズシルエットは影を潜めてきたので、今シーズンはあまり肩の落ちていない、ジャストめのフィット感のものを選ぶのがおすすめ!」

PROFILE

石上美津江 (いしがみ・みつえ)
兵庫県出身。『LEE』『MORE』など女性誌を中心に大活躍中のスタイリスト。トラッドをベースにした甘めカジュアルの達人。

パリコレや最愛ブランドにも続々、登場!

世界が注目するジャケットルック。
下右からセリーヌの2020年春夏コレクション、チェックジャケットをカジュアルに着こなすのは、次世代セレブのカイア・ガーバー。LEEでおなじみのシンゾーンからも、今季はジャケットスタイルの提案が。

CELINE セリーヌ

©AFLO

セリーヌが発表したのは’70年代のムード漂うフレアデニムとのコーディネート。

Kaia Gerber カイア・ガーバー

©AFLO

今すぐまねしたくなる、カイアのチェックジャケット+太めデニムの組み合わせ。

SHINZONE

ブリティッシュ・モダン・ガールをテーマにしたシンゾーンの秋冬も見逃せない!


次回は、「長く使いたい定番ネイビーは信頼ブランドで」をご紹介。詳しい内容はLEE10月号に掲載中です。

撮影/金谷章平(モデル) 佐藤寿樹(物) ヘア&メイク/森野友香子(Perle Management) スタイリスト/石上美津江 モデル/田中美保 取材・文/葛畑祥子
※商品の価格は本体価格(税抜き:2020年9/7発売LEE 10月号現在)で表示しています。詳しくはLEE 10月号をご覧下さい。

この記事へのコメント( 0 )

※ コメントにはメンバー登録が必要です。

LEE公式SNSをフォローする

閉じる

閉じる