高温多湿の日本の夏こそ、伸びかけの髪も素敵にアレンジできたら気分が上がるもの。

LEE世代の髪のプロ＆おしゃれにも定評のあるヘアスタイリストさんに、簡単にマスターできるセルフアレンジを見せていただきました！

ヘア小物を使った簡単２アレンジ！
『サイドシニヨン』と『洗練ポニーテール』

「まとめ髪を楽しみたい夏こそ、ヘア小物を賢く利用して。まずは帽子。トップの髪を指で引き出すのが苦手な人も、かぶるだけです（笑）。

シニヨンと耳まわりの崩しは必要ですが、ここは簡単！　2つ目のカチューシャアレンジも後れ毛の出し具合と毛束をくるりんぱするワザで、ぐっと大人の洗練された印象に」

教えてくれたのは…

BEFORE

肩下5㎝くらいの長さがあればできるスタイル。直毛の場合は、クリップで留めて寝るといいニュアンスになる

01. 崩しテク不要のとっておき
帽子でも涼しく！サイドシニヨン

1. 前髪ともみあげの髪を残し、片側に寄せてゴムでまとめる

2. 毛先を通しきらず、おだんごを作る

3. 毛先をおだんごの上にのせてゴムの中に毛先を入れる。

おだんごから指先で少しずつ髪を引き出して崩す

4. こなれるためにはここが重要！おだんごと逆側の耳まわりの髪を指先でつまんで引き出す

5. 前髪やもみあげの髪にヘアクリームをつけてツヤを出す。

左右のこめかみに毛先を集めるようにし、前髪をクシできれいに整えてから帽子をかぶって完成

AFTER

02. 洗練されたクール美人に
くるりんぱで洗練ポニーテール

カチューシャは後れ毛が多すぎると幼く見えがち。顔まわりはすっきりさせるのが成功のコツ。

1. 全体にヘアクリームをなじませ、もみあげの後れ毛を残し、低めの位置でひとつ結びをする

2. 結び目のすぐ上の髪を指先で少しずつ引き出す

3. まとめた毛束の下側の髪をひとすじ取り、結び目にぐるりと巻きつけてゴムの下側でピンで留める。

下から上向きに留めるとゆるみにくい

4. ポニーテールの中間をシリコンゴムで結ぶ

5. ゴムとゴムの間の髪を2つに割り、毛先をその隙間に入れてくるりんぱにする

6. くるりんぱした部分から髪を引き出して崩す

7. 毛先の部分はまとめてアイロンをかけることでやわらかい印象に

8. カチューシャをつけて完成！

AFTER

他にも、人気ヘアスタイリストのセルフアレンジ大公開中！

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次回は、「透け感前髪のツイストおだんご」をご紹介。
詳しい内容はLEE8月号に掲載中です。

取材・文／伊熊奈美

※商品の価格は本体価格（税抜き：2020年7/7発売LEE8月号現在）で表示しています。