竹下玲奈さんの“笑顔の素”は?「娘にかっこ悪い自分をさらけ出すうちに、仕事での表現の幅も広がった」
2020.03.01 更新日:2020.12.02
連載第3回は、本誌ファッションページでも大人気の竹下玲奈さん。モデルとして着実にキャリアを積み重ねてきたように見えますが、実はさまざまな心の葛藤があったそう……彼女の笑顔の秘密を聞くことができました。
「娘にかっこ悪い自分をさらけ出すうちに、仕事での表現の幅も広がった。今は仕事が一番楽しい!」
● 竹下玲奈 Rena Takeshita
鹿児島県出身。モデルとして『LEE』のファッションページのほか、多くの女性誌で活躍中。自身がディレクションするアパレルブランド 「Socienty Finch」は初夏に新作を発売予定。7歳の女の子のママ。インスタグラムはこちら(@renatakeshita)。
トップス¥18000/ショールーム セッション(アール ジュビリー)
「眠る前のリラックスタイムに娘と一緒に香りを楽しんでぐっすり!」
「このアロマバーナーはずっと愛用していて、今使っているのは3代目。フォルムや、オイルを垂らすときの陶器ならではの感覚がすごく好き。オイルはサンタ・マリア・ノヴェッラのサンダーロをよく使っていて、家族にも『いい香りだね』と言われます」
20代で辞めたいと思った仕事。今は羽を広げて楽しんでいます
モデルとして、ファッションページで活躍中の竹下玲奈さん。はじけるような笑顔と、いるだけで周りがパッと華やぐ存在感とおしゃれさ。読者はもちろん、LEEスタッフにもファンが多数。そんな玲奈さんの毎日に欠かせないのが“香り”を楽しむ時間だそう。
「香りは昔から好きで、ハーブ系のナチュラルなものがお気に入り。ちょっと元気がないときは甘い香り、調子がいいときは爽やかなものなど、気分によって使い分けています。こめかみにつけたり、髪の毛に揉み込むと遠くから香って、ふっと力が抜けて笑顔になれるんです。小学1年生の娘も香りにはこだわりがあるみたいで、キャンドルなど部屋に置くものは一緒に選ぶことも」
香り以外にも、毎朝じっくりいれて飲むというコーヒーや、20代から楽しんでいたサーフィンなど、趣味の幅が広いことでも知られています。最近好きなことを尋ねると、「今は……仕事が趣味みたい。モデルの仕事が、一番楽しいんです!」と意外な答えが。
「でも実は20代前半で、モデルの仕事は向いてない、辞めたいと思ったことがあったんです。当時はギャル系のファッションが流行っていて、モデルは24インチのパンツをはけることがマスト。私は当時、今よりも6㎏ぐらい太っていて、スカートを破いてしまって怒られたり……。ストレスでやせるどころか太ってしまうし、自信のなさから仕事もどんどん減っていきました。その後、最後の賭けで集英社の『MORE』や『non-no』に挨拶に行ったら、撮影に呼んでもらえるようになって。それでも、まだ悩むこともあったけど、30代になって、そういうものを取っ払う強さを持てるようになってどんどん楽しく! 今は本当に、羽を広げて伸び伸びと仕事ができています」
ここまで仕事を楽しめるようになったのは、経験を積み重ねたことと、もうひとつきっかけが。
「子どもを産んだことが大きいと思います。子どもって全力で接さないといけないですよね。かっこつけていられないし、かといってふざけすぎてもダメだし。娘に対していろいろな自分をさらけ出したときに、私こんなこともできるじゃん、恥ずかしいことなんてないじゃん!と思うように。そこから、撮影現場でのコミュニケーションの取り方の幅が広がった気がします。頑張ってまじめに、だけじゃなくて、もう少しふざけてもいいのかなとか。最近は、変顔が過ぎて止められることもあるほど(笑)、はしゃいじゃってます!」
産後には、自身のブランド「ソシエンティ フィンチ」を立ち上げ、新たなチャレンジも。
「一からしっかりデザインして、商品を発送するときには手書きのメッセージもつけて。裏方の仕事は勉強になることがたくさんあって、また新鮮です。毎日忙しいけれど、それを娘にも理解してもらいたいと思うので、『ママは仕事が楽しくて、大好きなんだよ〜』とたくさん話すようにしています。母親だからと私がやりたいことを我慢してふさぎ込むよりも、娘にとってもいいんじゃないかなと。心から笑顔でいるために、仕事をずっと続けていきたいです」
小1の壁に戸惑いつつも……カラオケでストレス発散!
昨年からは娘さんが小学生に。いわゆる“小1の壁”にぶつかり、戸惑うこともあったそう。
「娘が、学校生活がうまくいかなくて悩んでいるときは、私までつらくて。励ましてあげられない自分に落ち込んだことも。娘が大きくなってくると、彼女のタイミングや感情の起伏もあって、それを受け止めすぎて精神的に打撃を受けることもありますね」
しんどいときは、近所に住む仲よしの妹さんとストレス発散!
「仕事が早く終わって、娘のお迎えまでに時間があるときに妹とお茶したり、1時間だけカラオケに行くことも。演歌に、あいみょん、レディー・ガガなど、上手い下手は関係なく何でも歌います。うぁー!って大きな声を出すのって気持ちいい! 上手に気分転換して、できるだけいつもハッピーに、前向きな自分でいたいですね」
撮影/菊地 史(impress+) ヘア&メイク/桑野泰成(ilumini.) スタイリスト/福田麻琴 取材・文/野々山 幸(TAPE)
LEE3月号『教えて! 笑顔の素』から。詳しくは2019年2/7発売LEE3月号に掲載しています。
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