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花粉、ダニ・・・アレルギーから家族を守る!

ふとんのダニ・花粉対策! “寝具”はこまめな乾燥&洗濯がカギ

2020.01.09

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住まいのアレルゲンの中で、一年を通して要注意なダニ。その発生源、第一位は寝具!

出典:白井秀治

触れる機会が多いこともそうですが、寝具は、体から出る水分や体温で、ダニにとってはいい環境に。花粉もつきやすいので、アレルゲン対策にはこまめな洗濯も必要です。

住生活ジャーナリスト藤原千秋さんに、寝具のお手入れのポイントを教えてもらいました!

寝具のアレルゲン対策
こまめな乾燥&洗濯がカギ

寝具のアレルゲン対策01
日々のお手入れは乾燥機+掃除機のダブル使い!

「ふとん乾燥機をこまめに使って、湿気を残さないようにしましょう。乾燥機をかけた後、仕上げに掃除機をかけ、表面の花粉やダニの死骸などを吸い取ります。奥に潜り込んでいるダニまでは吸えませんが、アレルゲンをかなり取り除くことができます」(藤原千秋さん)

× NG! 天日干しとふとん叩きは、表面にアレルゲンが付着!

「天日干しは花粉が付着するので×。ふとん叩きで叩くと表面に浮いてくることがあるので×。もし叩く場合はその後掃除機で吸って」(藤原千秋さん)

藤原千秋さんのおすすめ

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「ホースが長いからベッドでも使える!」(藤原さん)

寝具のアレルゲン対策02
ベッドパッドやシーツの洗濯はこまめに

「シーツやベッドパッドにつく睡眠中の皮脂は、ダニを誘引する要因。毎日洗濯するのがベストですが、それが難しい場合は首まわりなど特に汚れやすい部分にタオルを敷き、それだけ洗濯するのも手。洗濯の際は皮脂をしっかり落とせる洗剤や、ダニよけ効果のある洗剤を使って」(藤原千秋さん)

藤原千秋さんのおすすめ

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「いつもの洗濯でラクにダニ対策」(藤原さん)


寝具のアレルゲン対策03
年に一度はふとんの丸洗いをすると安心

「特に通年で使用する敷きぶとんは、体から出る汚れ、ダニ、花粉などがたくさんついている可能性が。一年に一度丸洗いすると◎。アレルギーが心配な方は、洗濯代と同程度のお金で買えるふとんも多いので、シーズンごとにふとんを買い替えるというのもひとつの選択肢です」(藤原千秋さん)

CHECK! 冬ぶとんはしまう前に丸洗いを
「特に羽毛ぶとんを使っている人は要注意。羽毛はダニのエサになることもあるんです。翌冬出したらアレルギーに……とならないよう、シーズン終了後はしまう前にきれいに丸洗いを」(藤原千秋さん)


撮影/齊藤晴香 イラストレーション/松元まり子 取材・原文/遊佐信子
※商品の価格は本体価格(税抜き:2020年1/7発売LEE2月号現在)で表示しています。詳しくはLEE2月号をご覧下さい。

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