LEE8月号の「毎日麺カレンダー」、もうチェックしていただけましたか？　夏休みといえば、毎日のごはんをどうするかが悩みのタネ。LEE8月号では麺好き4人の料理家がとっておきの裏ワザを大公開。人気の夏野菜7種類をたっぷり使った麺が31品！　意外な組み合わせや驚きの味つけなど、すぐに作りたくなるアイデアばかりです。

今日のLEEコーナーでも、各曜日からピックアップしてご紹介。
本日は、金曜日の「ピーマン」、土曜日の「枝豆」から、重信初江さんの「ピーマンとコンビーフのケチャップ焼きそば」と「枝豆、ちくわ、紅しょうがのミニかき揚げそうめん」をお届けします。

★LEE公式インスタグラムでは、「みなさんに作っていただくにはまずは編集部が作らないと！」ということで、毎日１品ずつ、編集部員の麺カレンダーを更新中。そちらも合わせて楽しんでいただければ幸いです！

ピーマンの日

ピーマンはビタミンCやβ-カロテンが豊富で、栄養バランスをとるのに便利。きれいな緑で彩りもばっちりです。

香り立つカレー風味と甘いケチャップ味が食欲をそそる
ピーマンとコンビーフのケチャップ焼きそば

「ピーマンはやわらかく炒めるとクセがなくなるので、子どもにもおすすめ。中華蒸し麺はレンチンして軽くほぐしておくのがコツ。具の炒め具合を調整しやすくなって、失敗しにくくなります」（重信初江さん）

材料・2人分
中華蒸し麺……2玉
コンビーフ……1缶（100g）
ピーマン……4〜5個
玉ねぎ……1/2個
カレー粉……小さじ1

A
・マトケチャップ……大さじ２
・しょうゆ……小さじ１
・塩、こしょう……各少々

サラダ油……大さじ1/2

作り方
１　ピーマンは縦半分に切って種を取り、横に5mm幅に切る。玉ねぎも同じ幅で縦に薄切りにする。麺は電子レンジ（600W）で袋のまま2〜3分、ほぐれるまで加熱する。
２　フライパンにサラダ油を熱して玉ねぎを中火で2分ほど炒め、コンビーフを大きくちぎりながら加える。ピーマンも加えて強めの中火で1分ほど炒め、しんなりしたら（１）の麺を広げて加える。
３　カレー粉を振り入れて香りが立つまで炒め、Aを加えて全体になじむまで1分ほど炒め合わせる。

ピーマンは縦半分に切った後、横に細く切ると火が通りやすくなる。炒めてしんなりさせると、麺とよくなじむ

枝豆の日

枝豆は大豆の未熟果なので、たんぱく質、ビタミン、カリウムなど、さまざまな栄養がいっぱい！　なんにでも合わせやすいので、麺の具にはとても便利です。

プチプチの枝豆の食感と紅しょうがの香りがいい
枝豆、ちくわ、紅しょうがのミニかき揚げそうめん

「かき揚げに紅しょうがを入れるので、別に薬味を用意しなくていいのがラクチン！　フライパンで揚げ焼きするとき、菜箸で数カ所穴をあけると、油が通ってカリッと香ばしく仕上がります。ぶっかけスタイルにしてもOK」（重信初江さん）

材料・2人分
そうめん……4束（200g）
ちくわ……2本
枝豆（塩ゆでしてさやから出したもの）……150g
紅しょうが……15g
天ぷら粉……大さじ1

A
・天ぷら粉、水……各1/4カップ

サラダ油……適量

B
・冷水……300mL
・めんつゆ（3倍濃縮タイプ）……100mL

作り方
１　ちくわは7〜8mm厚さの輪切りにし、紅しょうがは水気をキッチンペーパーなどで押さえる。Aを混ぜておく。
２　ボウルにちくわ、紅しょうが、枝豆、天ぷら粉を入れ、全体に混ぜて粉を薄くまぶしつける。Aを加え、さっくりと混ぜる。
３　フライパンにサラダ油を１cm深さに入れて中温にし、（２）を６等分してスプーンなどで入れる。１分ほどしたら上下を返し、菜箸で数カ所穴をあけて油を通し、さらに１〜２分からりと揚げる。
４　そうめんはたっぷりの熱湯で袋の表示どおりゆで、冷水で洗って水気をきり、器に盛る。混ぜ合わせたBに、そうめんとミニかき揚げをつけていただく。

衣をつける前に粉をまぶしておくと、衣がはがれにくくなる。全体にまんべんなくまぶし、時間をおかずに衣をつける

次回は、今井 亮さんのレシピ「焼きトウモロコシのパスタ」と「野菜たっぷり即席麺３種」をお届けします。
その他のレシピも2019年LEE8月号（7/5発売）に多数掲載中！

撮影／鈴木泰介　スタイリスト／朴 玲愛　取材・原文／海出正子　撮影協力／UTUWA