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Sayaの「星がたり」

星占いって、どうして占う人によって読み方が違うの?/Sayaの「読む星占い」

  • Saya

2019.04.07

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新年度になりました。「星ごよみ」「星がたり」も一周年を迎え、おかげさまで、人気連載となったと編集担当より。みなさん、本当にありがとうございます。

「星ごよみ」は、少し体裁を変えましたが、気づいていただけましたか。これから一年、それぞれの星座の性質を描写していきますので、楽しんでいただけたら嬉しいです。周囲の人とのつきあい方など、きっとお役立ちですよ。

さて、最近、「星占いって、どうして占う人によって違うことを書いているの?」と立て続けに聞かれることがあったので、今回は、その話をしてみたいと思います。

私にとっては、人によって星の読み方が違うのは当たり前なのですが、知らない人にとっては、疑問に思う点なのかもしれませんね。確かに、西洋占星術の大元となる惑星の運行は、天文暦というものがあり、(担当注:今回のand Bakeさんのクッキーの背景になっているのが天文暦です)どんな占星術家も、基本的には太陽系の惑星の進行にもとづいて、星を読んでいます(厳密に言うと、天文暦にはいろいろ種類があります)。

惑星や星座のシンボルが並んだ天文暦を見せると、「電車の時刻表みたい」と誰もが言うのですが、とても複雑なものです。こうした星の運行を地上のある地点で、ある時間で切り取ったものが星の配置図であるホロスコープです。

天文暦を読むとき、たとえば、「3月6日に天王星がおうし座に入ります」という部分は、誰が読んでも同じ。また、「おうし座は、五感に優れ、豊かさの性質をもちます」という部分も、人によって、言葉の選び方に多少の違いがあっても、これもまた占星術を学んでいる誰もが大体、同じ概念を共有しているでしょう。

でも、これは、私が「星ごよみ」や自分のメールマガジン「週刊ホロスコープ(有料)」などにも書いてきたことなんですけど、おうし座に天王星が入ることで、「与えられた環境から離れて自立していく。与えられるだけでなく、自分から与えていくことになる」というような解釈の部分は、私が天文暦から発想して書いたものなので、オリジナルな星読みとなります。

ここで編集担当より、「どうして、オリジナルな発想ができるのか知りたい」とツッコミが入ったのですが、私の場合は、

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Saya Saya

アストロロジー・ライター

1971年生まれ。おとめ座。現在は、京都で夫とふたり暮らし。雑誌連載のほか、オンライン講座や、ホロスコープ・リーディングのセッションを行う。著書に「星を味方につける生き方、暮らし方」(集英社)など多数。

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