こんにちは。
ライター川口ゆかりです。
ひと足先にLEEwebの私服連載でもご紹介しましたが、先週末に今シーズン初のキャンプへ行ってきました。場所は茨城県つくば市にある『フォンテーヌの森』。ここに行きたい!というよりは、メインイベントだった”いちご狩り農園に近いキャンプ場”という理由で決めたのですが、子どもの遊び場は整っているし、手つかずの自然がたくさん残っていて、結果オーライ!
でしたが・・・
春の朝夕は冬並みに寒い!
とはいえ、まだ3月。寒いんですよ、キャンプするには。春の日差しを受けて暖かいと感じた昼でも、朝夕の冷え込みは氷点下。コップのなかに残っていた飲み物が凍ってしまったほど。
そこで今回は、地獄のキャンプにならないように心がけたい!春キャンプの寒さ対策についてご紹介していきます。これからキャンプを始める方、春休みにキャンプのご予定がある方はぜひチェックしてください。
1.標高の高いキャンプ場はなるべく避ける
日中は20度くらいの暖かさでも、朝夕はぐっと冷え込みますので、できる限り標高が低い場所を予約するのがベターです。標高が高いキャンプ場では、ゴールデンウィーク頃でも日陰には雪が残っているところがあり、厳しめ。都内から行くのであれば、千葉あたりにあるキャンプ場がおすすめですよ。
2.電源サイトを予約する
「寒すぎて眠れなかった」「結局、車で暖房をつけて寝た」なんて経験はありませんか? いくら春になったとはいえ、一般的な寝袋では朝夕の冷え込みには耐えられない場合がほとんどです。やはり、秋から春先のキャンプ欠かせないのが電源付きサイト。最大のメリットは自宅で利用している電化製品が使えること。
通常のサイトより少し割高だけれど、そこをケチらず、春先は必ず電源サイトを予約しましょう。電源さえあれば、セラミックファンヒーターや電気毛布、ホットカーペット(ミニサイズ)を使って、至福の眠りにつくことができます。もちろん、寝るときはスイッチを消すけれど、あったか電化製品のおかげで寝袋だけではなく、テント全体が暖かい空間に包まれる。イメージは、こたつのなかでぬくぬくと眠りにつく、あの感じ。本当に一度試したらやめられなくなるほど最高ですよ!*ただし、電源サイトの場合は使用できる消費電力が決まっているので、必ずキャンプ場にご確認くださいね。
3.電源サイトでない場合は石油ストーブの出番
電源サイトが予約できなかったけれど、行きたい!そんな時に役立つのが石油ストーブ。灯油を満タンにして、眠るまで大きめのテント+リビングシェル全体を暖めて眠る。今回の私たちはまさにこのパターンでした。酸素不足にならないように換気といっしょに併用したのが、一酸化炭素警報機。テントのなかの一環化炭素を感知し、アラームで危険を知らせてくれる優れもの。眠るまでの間でしたが、とっても役に立ちました。これがなかったらどんだけ寒かったことか。私のようにアナログ派におすすめは、湯たんぽ。お湯を沸かすだけでできちゃうので、お持ちの方はぜひご用意を。
4.重ね着+焚き火+ブランケットの三段階で防寒対策を!
焚き火でじんわりと暖を取るのも、この時期ならではの楽しみの一つですが、想像以上に寒い。そんなわけで防寒用の服装は、寒さ対策の基本のき! 服装はスキー場レベルの重ね着を心がけましょう。
極暖のヒートテックにフリース、ダウン、暖パン、スノーブーツ、マフラー、ニット帽くらいでちょうどいい感じ。私は、以前こちらでもご紹介しました『ナンガ』のダウンパンツを暖パンの上から重ねばきしていました。
日中はトレーナーで走り回っていた子どもたちも夜になった途端に寒い寒いと騒いでいました。”春に3日の晴れなし”という言葉があるように、春は天気が変わりやすい季節です。雨の予報がなくても、山間部では急に雨が降ることも。レインウェアや長靴などの雨具も忘れないようにしてくださいね。厚手のブランケットで下半身を冷やさないのも重要ポイント。
ちなみに焚き火の薪は、子どもたちと競争して集めました。ゲームやスマホがなくても、意外と夢中になって遊べますよ!こうした自然に触れることが出来るのもアウトドアの良さですよね。
5.キャンプ飯は体が温まる汁物を!
この時期は、あたたかい汁物がおすすめ。先日のキャンプでは、1つに大人用の辛いチゲ鍋をつくり、もう1つには子どもも食べられる豚汁、と汁物を2つ用意しました。うどんの麺を投入すれば体の芯からあたたまる、アツアツの煮込みうどんが出来上がり。シチューやポトフ、お好みのものでOKですので、汁物をぜひ。
いかがでしたか?これから始まる春休み。
万全な装備で楽しい春キャンプをお過ごし下さいね!
この連載コラムの新着記事
-
サステナブルな「Öffen(オッフェン)」のシューズを3足ご褒美買いしました!/高橋夏果
2024.12.17
-
南米から2年ぶりに帰国後びっくりした3つのこと/世界中の人が旅したい「日本」のすごさって?
2024.12.08
-
無印良品の「蒸篭(せいろ)」が最高におすすめ!実際に作った料理から洗い方まで徹底解説
2024.12.04
-
【神戸】2泊3日の家族旅行へ行ってきました!ネイチャーライブ六甲、神戸須磨シーワールド…おすすめスポットをご紹介【2024年】
2024.11.17
-
【40代ママライターが試して実感】汗冷え・ムレ・におい…冬の汗悩みは、あったかインナー「ファイヤーアセドロン」で解消!
2024.11.08
川口ゆかり Yukari Kawaguchi
ライター
1977年生まれ。LEEでは私服コーデや収納企画など、登場するたび話題に。2児の母としてトレンドをプチプラと賢くMIXしたスタイルが大好評。