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アギレラ、宇多田ヒカル、吉井和哉、Suchmos……今月注目の音楽をナビゲート!

2018.07.24

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『リベレーション』 
クリスティーナ・アギレラ

抑圧されてきたすべての人に贈る力強いメッセージ!

ポップス界の女王、約6年ぶりのアルバムのタイトルは"解放"。まずジャケットのノーメイクを思わせる写真から、彼女がすべてをさらけだす意気込みが! そして、収録曲の中でも『フォール・イン・ライン feat.デミ・ロヴァート』の力強さと言ったら! 歌詞で繰り返される「同調なんてしない」という言葉に勇気づけられる人は多いはず。#MeToo運動など今まで抑圧されてきた女性たちが声を上げ始めた2018年にふさわしい曲。

(ソニー・ミュージック)

『初恋』
宇多田ヒカル

ドラマや映画の主題歌、CMソングなど主役級の楽曲が全12曲中7曲。そんな中、子ども向けソングのようなかわいらしい世界に彼女らしい核心を突いた言葉がはさみこまれた『パクチーの唄』が異彩を放つ。ジャケット写真のナチュラルな表情が物語る自然体の彼女の「今」が感じられる作品。

(エピックレコード)

『SOUNDTRACK ~Beginning&The End~』
吉井和哉

ソロデビュー15周年! アニバーサリーアルバムは最新ソロライブである2015年12月武道館公演のライブ音源からソロデビュー曲『TALI』やファン人気の高い『血潮』など12曲、そして新曲『Island』を加えた全13曲を収録。吉井さんの楽曲を振り返りつつ、自分が歩んだ15年を重ね合わせて聴きたい。

(日本コロムビア)

『THE ASHTRAY』
Suchmos

昨年ブレイクし、シティポップというジャンルの認知を広げたSuchmos。7曲入りの今作は、ブラックミュージックの要素も感じる『FRUITS』、スイートなラブソング『FUNNY GOLD』などバラエティ豊富。全曲に通じる洗練されていてセクシーで、どこか切ない雰囲気がたまらない!

(キューンミュージック)

取材・文/古川はる香

 

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