FOOD

楽チン炊き込みごはん・華やか混ぜごはん

味も見た目も格上げ!ワタナベマキさんの「華やか混ぜごはん」

2016.12.01

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「混ぜごはんは見た目が華やかだし、前もって作っておけるのでおもてなしにはぴったり!」

そう話すワタナベマキさんの混ぜごはんレシピは、味はもちろん、彩り鮮やかな素材の組み合わせが目を引き、とっても華やか!

秋の炊き込みごはん・混ぜごはん特集、最終回は「サケ、半熟卵、三つ葉の混ぜごはん」、「牛ステーキのスパイシーライス」、2つのレシピを、混ぜごはんをおいしく仕上げるコツとともにお届けします。

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ワタナベマキさん
混ぜごはんをおいしく仕上げるコツ

1.ごはんはいつもよりかために炊く
いつもの水加減にした後、2合に対して大さじ2 の水を減らす。具から出る水分を考えて、かために炊く。

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2.具の味つけは濃いめにするとちょうどいい
具は後で白いごはんと混ぜるので、ややしっかりめの味つけでOK。味のメリハリもついていい。

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3.均一にならないようざっくり混ぜる
具をごはんに混ぜるときは、大まかにざっくり混ぜるのがコツ。具がゴロゴロあるほうがごちそう感もある。

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4.葉物は後で加えるとフレッシュな感じに
葉物を先に混ぜてしまうと、しんなりして歯ざわりも色も悪くなる。別に用意しておいて、仕上げに加えて。

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「塩ザケじゃなくて生ザケで作ると、ふっくらしてやさしい味に。細かく崩さないで、ゴロンと大きくすると食べごたえがあります」

材料・4人分

  • 生ザケ……2切れ
  • 三つ葉……1束
  • 卵(常温に戻す)…… 4個
  • 塩……小さじ1/3
  • A しょうゆ、酢、みりん……各大さじ2
  • ごはん(炊きたて)…… 2合分
  • 白いりごま…大さじ2

作り方

  1. サケは塩を振って10分ほどおき、出てきた水分をふき取る。三つ葉はざく切りにする。
  2. Aを小鍋に入れてひと煮立ちさせ、バットなどに入れる。
  3. 沸騰した湯に卵を入れ、8分ゆでて冷水にとり、殻をむく。4等分に切る。
  4. サケを魚焼きグリルで約8~10分焼き、熱いうちに②に漬けてよくなじませる。
  5. 温かいごはんに④を漬け汁ごと加え、サケをほぐしながら混ぜる(骨がある場合は取り除く)。
  6. 全体がなじんだら、③と三つ葉、ごまを順に加え、さっと混ぜる。

 

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「食卓に出すと歓声が上がるステーキ肉のごちそうです。にんにくもきいたガッツリ味。ワインにもよく合いますよ」

材料・4人分

    牛ロース肉(ステーキ用)……300g

  • A
    • カレー粉……小さじ1
    • しょうゆ……小さじ2
    • 白ワイン……大さじ2
  • クミンシード……大さじ3
  • トレビス…… 5枚
  • にんにくのスライス…… 1かけ分
  • ごはん(炊きたて)…… 2合分
  • ベビーリーフ…… 1カップ
  • 塩、粗びき黒こしょう……各少々
  • オリーブオイル……小さじ1

作り方

  1. 牛肉は常温に戻し、Aを加えてよくもみ込み、クミンシードをまぶす。
  2. トレビスは食べやすい大きさにちぎり、水に5分つけて軽く苦味を取り、水気をよくきる。
  3. フライパンにオリーブオイルとにんにくを入れ、弱めの中火にかける。香りが立ち、にんにくが色づくまで炒め、にんにくをいったん取り出す。
  4. 中火にして①を入れ、両面焼き目がつくまで焼く。取り出して粗熱が取れたら、食べやすい大きさに切り分ける。
  5. ボウルにごはんを入れ、③のにんにく、④を加えてさっと混ぜ、②、ベビーリーフを加えて和える。塩、粗びき黒こしょうで味を調える。

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ステーキ肉の両面にカレー粉などをもみ込んだ後、肉全体にクミンシードをまんべんなくまぶしつけるのがポイント


「混ぜごはんは、たんぱく質も野菜も入って具だくさんなので、スープか副菜をもう1品つければ、2品で完結するのが便利。冷めてもおいしいし、時間がたつと味がなじんでくるので、おもてなしにも作り置きにもおすすめです」(ワタナベさん)

撮影/福尾美雪 スタイリスト/朴 玲愛 取材・原文/海出正子 撮影協力/UTUWA
詳しくは2016年11/7発売のLEE12月号に掲載 [最新号] 試し読み・定期購読はこちら

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